ミノタブ10mgは危険ですか?

ミノタブ10mgは危険?

ミノタブの10mgはリスク高いですかね?

2.5mg、5mg、10mgのうち、一番コスパ良さそうですが?

マグネシウム秀

これもよくある質問です。

ミノタブを飲む人は、当然迷いますよね。

基本的にミノタブはリスクのある薬です。

大切なことは副作用リスクをしっかり理解した上で服用することです。

自分も、副作用のリスクを理解した上で、処方されるミノキシジルをずっと継続して服用しています。

もうかれこれ12年飲んでますね。

また、自己判断で10mg飲むのは全くおすすめできません。

今回は、ミノキシジルの効果と副作用と、副作用を避ける方法について書きます。

Contents

ミノキシジル服用の効果

まずは、ミノキシジルの服用方法と効果について見ていきましょう。

  • 発毛効果のある唯一の薬
  • 飲んでも効く
  • 塗っても効く
  • 7:3で「飲む」方が効果が高い。
  • ミノキシジルの服用をやめると再び髪は抜ける

以下で1つずつ、わかりやすく説明していきます。

全て、医師から直接話を聞いた内容をもとに書いています。

マグネシウム秀

ちなみに全ての育毛剤にミノキシジルは入っていません。

ミノキシジルが入っているものは発毛剤と言います。

ミノキシジルは発毛効果のある唯一の薬

発毛の効果がある薬はこの世に「ミノキシジル」と「ビマトプロスト」の2つだけです。

そのうち「ビマトプロスト」は、現在のところまつ毛にしか使えません。

つまり、現時点において新しい髪を生やす効果がある薬は「ミノキシジル」だけです。

AGA治療の薬にはミノキシジルの他に「フィナステリド」と「デュタステリド」がありますが、どちらも「抜け毛を減らす」効果のある薬です。

「ミノキシジル」で新しい髪を生やし、「フィナステリド」or「デュタステリド」で今ある髪を守る。これが現在のAGA対策の定石です。

なお、ミノキシジルは男女両方に効果がありますが、フィナステリドやデュタステリドは男性にしか効果がありません。

ミノキシジルは飲んでもよし、塗ってもよし

ミノキシジルは頭皮に直接塗ることも、飲むこともできます。

塗る方を「外用薬」といい、飲む方を「内服薬」といいます。両方ともに発毛効果があります。

ここで大事なことが2つ。

  1. 内服薬と外用薬では7:3の割合で内服薬(飲む方)の効果が高い
  2. ミノキシジルの内服薬は副作用が怖い

これはお医者さんに直接聞いた話です。

つまり、ミノキシジルは「塗る」よりも「飲む」方が効果が高い反面、「飲む」方が副作用のリスクも高いのです。

まあ、イメージ通りですよね^ – ^

実際のところ、安全性の観点から厚生労働省は「ミノキシジルの内服薬」を承認していません。

ミノキシジルの外用薬であるリアップは薬局でも買えるのに、内服薬が薬局に売っていない理由はそのためです。

ミノキシジルの内服薬を手に入れるには、医師から直接処方してもらうか、海外から輸入するしかないのです。

また、海外から個人で輸入している方は、リスクを理解した上で「何mg飲むか」を慎重に考えることが必要です。

マグネシウム秀

参考に、今自分が飲んでいるミノキシジルの量は、週に16mgです。

多い方ではないですが、これでもかなりの効果が出ています。

ミノキシジルの服用をやめると増えた髪は再び髪は抜ける

ミノキシジルの服用で髪は生えます。

発毛効果がある薬なので当然です。

ただし、ミノキシジルの服用をやめると基本的にまた毛量が減ります。

意外と知られていませんが、これは紛れもない事実です。

ミノキで強制的に髪を生やして毛量アップしたところで、薬をやめるともとのバランスに戻るのです。

AGA対策は、短期的に髪を生やすことよりも、生えた髪を長期間に渡って維持することの方が大きなテーマです。

「髪のある人生」を再び手に入れるには、長期に渡って何年も薬を飲み続ける決意とプランが必要です。

ミノキシジルの副作用

次にミノキシジルの副作用について見ていきましょう。

もともとミノキシジルは降圧剤(高血圧の人の血圧を下げる薬)として開発されました。

高血圧の患者さんにミノキシジルを処方していたところ、副作用で体毛が増加する人が多くいたことから、発毛剤として研究開発されたのです。

マグネシウム秀

ミノキシジルの発毛効果こそが、もともとは副作用の一種だったんですね。おもしろいですね。

今、その副作用を「本作用」としてAGA治療に利用しているわけです^ – ^

内服薬(飲み薬)の副作用

意外かもしれませんがAGAの薬の中で、もっとも副作用が恐ろしいのが「ミノキシジルの内服薬」です。副作用は以下のとおりです。

  • 体毛の増加
  • 初期脱毛
  • むくみ
  • 動悸
  • 不整脈

まあこれは、基礎中の基礎です。

特に、むくみや動悸、不整脈の副作用がでたらアウトです。一旦薬をやめるという判断にならざるを得ません。

そのままミノキシジルを長期に渡って飲み続けるというのは実質的に不可能だからです。もちろん、薬をやめると再び髪は減るでしょう。

つまり、副作用を避けながら長期にわたって服用する必要があるのです。

以下では副作用を避ける方法について書いていきます。

副作用を避ける方法① 10mgのミノキシジルタブレットを服用しない。

ミノキシジル内服の副作用を避けるには、とにかく飲む量に気をつけることです。

インターネットで個人輸入できるミノキシジルタブレットは「2.5mg」、「5mg」、「10mg」が主流ですが、とにかく10mgのミノキシジルタブレットは危険です。

患者数日本一のAGAクリニックである「Dクリニック」では、患者さんに処方する上限は1日8mgです。

これは大阪院である「Dクリニック大阪」の院長先生に直接聞いたので間違いありません。

また、クリニックでは血液検査に基づき、リスクを管理した上で8mgが上限です。

検査もせずになんとなく10mgのミノキシジルタブレットを飲むことは、懸命とはいえないでしょう。

副作用を避ける方法② 主治医を味方にする

ミノキシジル内服薬を1番安く手に入れる方法は、確かに個人輸入です。

ですが、もちろんオススメできません。

海外から輸入した薬の安全性への疑問もありますが、それよりも、個人輸入した薬を何年も、何十年も自己判断で飲み続けることが怖いです。

マグネシウム秀

自分はもうミノキシジルを12年飲んでいますが、体毛の増加以外の副作用を感じたことはありません。

常にお医者さんと相談して服用量を決めていますし、定期的な検査でミノキシジルによる影響を調べているので安心して服用できています。

髪のある人生を手に入れたければ、長い目で見て、AGAクリニックで薬を処方してもらうほうが賢明です。

外用薬(塗り薬)の副作用

補足として、ミノキシジルの外用薬の副作用にも触れておきます。

外用薬の副作用は以下の通りです。

  • 頭皮の発疹
  • かゆみ、かぶれ[/su_box]

こんなの、塗り薬全般にありますよね。

外用薬は頭皮に塗るだけですので、副作用というよりは「肌が弱い方やアレルギーのある方は注意」という程度の意識で問題ありません。

ただし、濃度の濃いものはかなり粘度が高く、乾くと髪が固まるので注意です。

外用薬は医者の処方なんて正直いりません。

リスクほとんどなし!と考えて問題ないです。

まとめ〜ミノキシジルの副作用には細心の注意を!〜

以上、ミノキシジルの効果と副作用について書きました。

この記事で伝えたかったことは以下の通りです。

  • ミノキシジルは発毛効果のある唯一の薬
  • 内服薬は外用薬より効果があるが副作用も怖い
  • ミノキシジルをやめると髪は再び抜ける
  • Dクリニックでは1日8mgが処方の上限
  • 10mgのミノキシジルタブレットは高リスク
  • 長期的なプランで考えるとAGAクリニックに通うのが賢明

人それぞれ、症状や予算に応じた AGA対策を行うことは大切ですが、AGAの薬には副作用リスクが伴います。

長期間飲み続けると考えると、余計に怖いものです。

また、自己判断で薬を個人輸入される場合でも、10mgミノキシジルタブレットはおすすめできません。

飲む量を十分に考え、安全なAGA対策を行ってください。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

参考:若ハゲを改善させる方法をSTEP方式でご紹介