AGA治療を始める前に遺伝子検査はした方がいいですか?
遺伝子検査ってどんなことをするのですか?
遺伝子検査って、複数の種類があるのですか?
マグネシウム秀
今回は、AGA治療に関連する「遺伝子検査」について紹介していきます。
Contents
AGA治療に関連する遺伝子検査
AGA治療は、治療薬を服用することでAGA(男性型脱毛症)を改善する治療方法です。
マグネシウム秀
ところがAGA治療は、すべての薄毛に対して効果があるわけではありません。
その名の通り、AGAにしか効果がありません。
「AGAではない薄毛」には効果がないのです(皮膚炎を原因とする薄毛、アレルギーによる薄毛、円形脱毛症等)。
つまり、まずは自分の薄毛の原因がなんなのか(AGAなのかどうか)を知ることが大切です。
そこで、AGA治療に関しては遺伝子検査をすることで、自分の体質をしることができ、どの薬を利用すると効果的かまでわかることがあります。
AGAに関する遺伝子検査は大きく以下のとおりです。
- AGAリスク遺伝子検査
- アンドロゲンレセプター遺伝子検査
- ミネラル検査
その他、薬を服用するにあたっては定期的な血液検査が当然必要ですが、この記事では通常の血液検査については割愛します。
それでは、3つの検査について紹介していきます。
AGAリスク遺伝子検査
AGAリスク遺伝子検査の目的は大きく2つ。
- 今後AGAになる可能性やリスクを調べること
- フィナとデュタどちらを使うべきか調べること
です。
AGAの発症に関連する遺伝子の発現強度を調べて、男性型脱毛症との関係をみる検査で、これからAGA治療を始める方にはもってこいの検査です。
スタートダッシュが肝心ですからね。
生え際と頭頂部から髪の毛を抜き、検査してもらいます。
今後AGAを発症するリスクを始め、5αリダクターゼのⅠ型かⅡ型のどちらがよりAGAに影響力をもっているかを知ることができ、それによりAGA治療薬に「デュタステリド」を使うか、「フィナステリド」を使うかを選別できるわけです。
また、まだAGAが症状としてそこまで現れていない方も、この検査により今後AGAになるリスクを知ることができます。
アンドロゲンレセプター遺伝子検査
アンドロゲンレセプターはAGAの真の原因とも言われています。
AGAが発症するかどうかは、結局は体質が物を言います。
ジヒドロテストステロンの生成が多い方、もしくは、ジヒドロテストステロンの生成が少なくても、ジヒドロテストステロンに対する感受性が高い方がAGAを発症します。
アンドロゲンレセプター遺伝子検査はその「感受性」の方を調べることで、AGAになりやすい体質かどうかがわかります。
検査の方法は血液採取です。
検査は非常に細かい解析が必要となるため結果が出るまで1ヶ月ほどかかります。
ミネラル検査
薄毛はAGAだけではありません。
AGA治療薬を服用してもなかなか効果が出ない方は、AGA以外にも抜ける原因があることが多いです。
ミネラル検査では、脱毛の原因の1つであるミネラルのバランスを調べます。
食生活や生活習慣は、髪の毛の成長と深く関係しています。
この検査は体内のミネラルバランスを調べることで、身体の健康状態を客観的に評価することができます。
検査の方法はAGAリスク遺伝子検査と同様、髪の毛を提出するだけです。
ミネラル検査には、微量金属を測定する高度な技術が必要ですが、ミネラルの分析は病気を発症する兆候を調べる指標になります。
まとめ
AGA治療に関係する検査にも、複数の種類があることがわかりますね。
- AGAリスク遺伝子検査
- アンドロゲンレセプター遺伝子検査
- ミネラル検査
検査は絶対に必要なわけではありませんが、AGA治療を効果的に進めるのに利用する方が多いそうです。
AGAリスク遺伝子検査とアンドロゲンレセプター遺伝子検査は、これからAGA治療を始めるかたが最初に検査するのがおすすめです。
また、フィナステリドとデュタステリドのどちらを使うか決めきれていない方は、AGAリスク遺伝子検査で数値として出してもらうのが良いでしょう。
ミネラル検査は女性に特におすすめです。また、AGA治療薬を服用しているにも関わらず抜け毛が減らない方にも、他の抜け毛の原因を知るために利用することがおすすめです。
この3つの検査はすべて、自分が12年通っているDクリニックで実施可能なので、今通院していない方は無料カウンセリング等でぜひ話を聞いてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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