副作用が出た時はどうすればいいの?

副作用が出た場合

AGA治療の副作用が出ました?

もう治療はやめた方がいいでしょうか?

薬を減らして続けた方がいいでしょうか?

マグネシウム秀

こういった質問も多いですね。

すぐにクリニックに相談すべきですが、個人輸入で治療を進めている方も多いです。

副作用が出た場合はどうすべきなのでしょうか?

結論から述べたいところですが、対処法は生じた副作用の種類によります。

ですので今回は、場合分けして対処法を紹介していきます。

Contents

ミノタブの副作用

薬の種類によって生じる副作用が違うので、まずはミノキシジルの内服薬(通称ミノタブ)の副作用から紹介していきます。

すでにご存知のとおり、ミノタブの副作用は以下のとおりです。

1.体毛の増加
2.初期脱毛
3.むくみ
4.動悸
5.不整脈

では、副作用の種類ごとに対応策を紹介していきます。

体毛の増加が生じた場合

体毛の増加が生じるのは、基本的にミノキシジルが効いている証拠です。

ですので、副作用の観点からいうと治療をそのまま継続して問題ありません。

ただし、現実問題として体毛の増加が次の悩みになっては本末転倒です。

髪の毛量と体毛の量、両者のバランスをとったミノキシジル内服薬の量を模索することが大切です。

髪の毛量以上に体毛が気になってしまうようであれば、ミノキシジル内服薬の量を減らすことをお勧めします。

初期脱毛が生じた場合

初期脱毛が生じても、治療をやめてはいけません。

そんなのわかってるわ!と思うかもしれませんが、実際初期脱毛に耐えられずに治療を断念する方がすごく多いです。

最初のハードルですからね。

初期脱毛で治療をやめたら、治療によって髪が抜けて終わりです。こんな最悪なことありません。

初期脱毛は、ミノキシジルが効いている証であり、体に異常をきたしているわけではありません。

安心するとともに、脱毛に耐えてください。

減薬の必要もありません。

むくみ・動悸・不整脈が生じた場合

むくみや動悸、不整脈を感じたら一旦治療をストップすべきです。

ただし、治療初期は薬を飲む不安からか、過度に副作用を気にしすぎる人が多いです。

そのむくみは本当にミノキシジルによるものでしょうか?

単なる塩分の取りすぎではないでしょうか?

クリニックに通っていない方は自己判断になるので「ミノキシジルによるむくみ・動悸・不整脈」だと判断した場合、治療をストップしてください。

また、血液検査をする等、ご自身の健康状態を確認してみてください。

症状が治まった後に治療を再開するのであれば、前回より少ない薬の量(もしくはミノキシジルなし)で治療を再開してください。

フィナステリド・デュタステリド の副作用

次に、フィナステリド・デュタステリド の副作用について見ていきます。

フィナ・デュタの副作用は以下の通りです。

  • 性機能障害
  • 抑うつ
  • 肝機能障害

同じように、副作用の種類ごとに対応策を紹介していきます。

性機能障害が生じた場合

性欲低下、精子の減少、勃起力の低下など、フィナステリドの副作用の定番と化しています。

これらの副作用を感じた場合に最も大切なのが「本当に薬による副作用か?」と正しく判断することです。

なぜなら性機能は、極めてメンタルに影響されるものだからです。

薬を飲み始めると「副作用は出ないだろうか?体に異常はきたさないだろうか?」と以前よりも注意を払うことになります。

そういった「意識」こそが、性欲や勃起力などに影響を与えてしまうからです。

生じた副作用の強さ・度合いにもよりますが、こういった性機能障害が日常に支障をきたすレベルなのであれば、AGA治療を断念せざるを得ないでしょう。

抑うつが生じた場合

ごく稀ですが、抑うつもフィナステリド・デュタステリド の副作用として挙げられます。

ホルモンバランスの乱れから生じるそうですが、長年AGA治療の相談をしていますが僕は聞いたこともありません。

万が一抑うつが生じた場合、それがAGA治療の副作用であるかどうかに関わらず、いったん治療はストップせざるを得ないでしょう。

ご自身の健康ほど大切なものはありません。

心身ともに健康である状態で、AGA治療に臨んでください。

肝機能障害

肝機能障害と言っては大げさですが、薬を飲めばある程度肝臓に負担がかかります。

フィナやデュタも同じで、肝臓の数値が悪化していないかを見るために、AGAクリニックでは血液検査を定期的に実施しているわけです。

個人輸入をされている方は、その辺自己責任になりますので、定期的な血液検査で肝機能の数値を確かめてください。

もし、血液検査の結果大きな異常をきたしているのであれば、血液検査を受けた医療機関に相談できますので直接相談してください。

まとめ

AGA治療では、何かと「副作用」という面が取り上がれることが多いです。

どんな薬にも多少の副作用はあるのですから、治療薬を飲み続けるAGA治療では取り上げられて当然です。

ただし、大切なことを忘れてはいけません。

AGA治療は、極めて低い副作用リスクで確かな効果が実感できる治療だということです。

得られる莫大な効果に対し、副作用リスクが非常に少ない治療なのです。

知識がなければ、副作用は怖いです。

しかし、しっかり学びしっかり管理すれば、AGA治療における副作用はそこまで怖いものではありません。

もし副作用が生じてしまった場合も、落ち着いてあるべき対処をし、すぐに髪を諦めないでくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。