AGA治療薬は割っても問題ないですか?
割ったら効果が減るなどあるんでしょうか?
マグネシウム秀
薬を割って飲みたいという方は結構います。実際のところどうなのでしょうか?
今回は「薬を割って飲んでもいいのか?」というテーマで紹介していきます。
Contents
薬を割るのは何のため?
そもそも薬を割るのは何のためでしょうか?
割るくらいなら、違う濃度の薬を選んだら?と思うかもしれません。
薬を割る理由は大きく分けるとこの3つでしょう。
- 副作用リスクを下げるため
- コストを下げるため
- 服用頻度を上げるため
副作用リスクを下げるため
薬を割る理由の最たるものが「副作用リスクを下げる」ためです。
1錠で5mgの薬を半分に割れば、服用量は2.5mgに下げることができますね。
当然、これにより副作用リスクも半減するわけです。
自分が所有している薬や、お医者さんに処方してもらった薬を半分や1/4に割ることで、より保守的により安全に治療をすることができます。
コストを下げるため
多くの方は「コストを下げるため」に薬を割っています。
例えば10mgのミノキシジルタブレットは、5mgのミノキシジルタブレットの2倍の値段なのでしょうか?
実はそうではありません。両者にはそんなに大きな値段の差はありません。
ですので、5mgのミノタブを買うのであれば、10mgのミノタブを半分に割って5mgのミノタブにした方が、はるかにコスパが上がります。
多くの人は、わざと濃い濃度の薬を手に入れて、割って服用することでコスパを上げています。
服用頻度を上げるため
マニアックな方は、「服用頻度を上げるため」に薬を割る人もいます。
最もわかりやすい例は、1mgを1日に1回飲むのではなく、0.5mgを1日に2回飲みたい場合です。
同じ薬でも、割ることで服用頻度を上げることができるわけです。
1日の中で、できるだけ薬が効いている時間を長くしたいという意図があります。
薬を割って飲んでもいいのか?
では、本題に入ります。
薬は割って飲んでもいいのでしょうか?
ズバリ、全く問題ありません。
薬を割って飲むと効果がなくなるなんてことはありません。それはデマであり、都市伝説です。全く理論的ではありません。
半分に割ったら効果が半分の薬が2つになるだけです。
5mgのを半分に割れば2.5mgの薬が2個になるだけです。
ただし、割って飲むのが良くないパターンもあります。
綺麗に割れず粉っぽくなるフィナステリドを割るのはNG
個人輸入した薬の中には、綺麗に割れない薬もたくさんあります。
どうなるかと言うと、粉っぽく(粉々)になってしまうのです。
それを粉薬のようにして飲むのはよくありません。
特に、フィナステリドは女性や幼児が触ることすら禁止の薬です。
皮膚から吸収されてしまうからです。
その薬が粉々になっては、どうしても直接触ることになりますし、管理するのが困難です。
ですので、割って薬を飲む前提であれば、ピルカッター等で綺麗に割れる薬を選ぶ必要があります。
綺麗に割れない薬は結構多いですよ。
AGAクリニックで処方された薬を割るのはNG
よく、クリニックで処方された薬を割って飲んでいる人がいますが、全くおすすめしません。
AGAクリニックでは、処方された通りに服用し、経過を医師と共有できるからこそ意味があります。
せっかく医師に処方してもらったのに、飲み方が医者の指示と異なっては、医者もお手上げです。
AGA治療は10年、20年と続くので、その間ずっと付き合ってくれるクリニックを見つけることが成功の秘訣です。
できる限り細かく相談し、自分が納得した細かい処方をしてもらうことが大切です。
そして、納得した処方をしてもらった限り、自己流の飲み方をするのではなく、指示された通りに飲んでください。
まとめ
- 薬を割って飲むのはあり。
- リスクやコストを下げられる。
- 服用頻度を上げられる。
- 粉々になる薬は割るな。触るな。
- 医師に処方されたら割るな。
個人輸入で高めの濃度の薬を安く買って、割って飲んでいるのは賢い選択と思います。
自己流で治療している方は、いくらでもやり方があります。
色々試してみるのも手です。
ぜひ自分に合った量、頻度を早めに見つけ、AGA治療を軌道に乗せてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。