AGAに「完治」はあるのか?治療前に知っておくべきこと

AGAに完治はあるの?

AGA治療すれば、どのくらいで完治するんですか?

そもそもAGAに完治はあるのですか?

AGA治療って薬漬けになるんですよね?

マグネシウム秀

この手の質問も多いですね。

AGAに完治は「ないことはないが、ほぼない」ないですよ!

そして、AGA治療ではAGAは完治しません。

は?

っと思った方は、ぜひ読み進めてみてください。

Contents

AGA治療を完治させる方法

AGAの原因は、ずばり男性ホルモン(テストステロン)です。

もう少し正確には、テストステロン(男性ホルモン)がある酵素と反応して生成される「ジヒドロテストステロン」がAGAの原因です。

詳しくはこちら>>STEP1:AGAとは何か?を知る

根本原因であるテストステロンが生成されなければAGAは発症しませんので、AGAを根本から改善(完治)させる方法は、ズバリ「睾丸摘出」です。

マグネシウム秀

要はキンタマをとっちゃうわけですね。

いっちょあがりです。

95%以上のテストステロンは睾丸で生成されていますので、AGAは根本から解決してしまいます。

とはいえ、AGA克服を目的に睾丸を摘出する人はまずいないと思います。

何らかの別の理由によって睾丸を摘出した結果として、AGAが完治するというわけです。

AGAは進行性。AGA治療では完治はない。

ではAGA治療ではどうなのでしょうか?

ずばり、AGA治療ではAGAは完治しません。

AGAは進行性の脱毛です。ほっておくと抜け毛は進行し、毛量はどんどん減っていきます。

AGA治療は、治療薬であるフィナステリド・デュタステリドを使って脱毛の進行を遅らせ、毛量を維持・改善することです。

もちろん治療薬は一度飲んだらおしまいではなく、継続して飲み続けることが前提となります。

僕自身、AGA治療により毛量はかなり増えました。

初診から半年の経過

これも治療の効果であり、完治したわけではありません。

実際に僕は、2021年現在も治療を継続し、増えた毛量をずっと維持しています。

つまり、治療を継続しているからこそ、フサフサの毛量を維持できているのです。

AGA治療をやめるとどうなるのか?

AGA治療をやめる(=薬を飲まなくなる)とどうなるのでしょうか?

もちろん再び抜け毛が増え、毛量が減ります。

しかも「治療前の毛量に戻る」わけではありません。

「AGA治療をしなかった場合の、実年齢の毛量」に戻ることになります。

マグネシウム秀

33歳の自分がAGA治療をやめると、23歳のときの毛量に戻るわけではありません。

治療をしなかった場合の33歳の僕の毛量になっていくのです。

ですので、毛量が欲しいのであれば、AGA治療はずっとずっと継続する必要があります。

そういう意味で「AGA治療は薬漬け」と言われることが多いのです。

「完治」の考え方を変えよう

ここまで「AGAを治療しても完治はしない」という、何か悲観的な情報をお伝えしました。

しかし、果たして本当にそうでしょうか?

マグネシウム秀

実際のところ僕は、半年で髪が増え、その後10年間フサフサを維持できています。

完治はしなくても治療を継続すれば「フサフサの人生」は手に入るのです。

また「AGA治療を長期継続すること」についてはどうでしょうか?

マグネシウム秀

個人的にもう治療11年目ですが、はっきり言って「治療している」という感覚すらありません。

寝る前にサプリ飲んで寝るくらいの感覚です。

AGA治療は何か大変な努力が必要であったり、安全性が低かったり、注意すべき点がたくさんあるわけではありません。

実際のところ、治療している感覚なんて全くないほど簡単なのです。

ですので、AGA治療を長期継続することも、難しいことは一切ありません。

確かに「完治」しているわけではないのかもしれませんが、AGA治療によって自分が欲しい毛量をずっと維持することは可能なのです。

AGA治療は「薬漬け」という点について

AGA治療を長期継続するということは、AGA治療薬を長期服用し続けるということです。

それを「薬漬け」と否定し、治療を始められない人はたくさんいます。

確かに、薬を飲み続けるってマイナスのイメージや不健康なイメージがあることはわかります。

マグネシウム秀

ところが、実際のところ、AGA治療を長期成功させる鍵は「より健康的な体づくり」にあります。

皮肉なことに、薬に頼りすぎた治療では長期成功しないことが多いのです。

できる限り少ない薬の量で毛量を維持できるようにすることが、AGA治療を長期成功させる鍵です。

そのためには「AGA以外の抜け毛の原因」を潰していくことが大切です。

具体的には、睡眠不足や偏った食生活、ストレス過多など、AGA以外の原因で抜け毛が増えないように日常生活を改善していくことが大切です。

マグネシウム秀

むしろ薬が安定してくると、日常生活の改善以外にやることなんてなくなります

AGA治療を何年も継続すると、最終的に行き着く先は「より健康的な身体づくり」になることがわかります。

ですのでAGA治療は「薬漬けで不健康」というイメージがあるかも知れませんが、むしろAGA治療を成功させるためには、健康的な身体を継続して維持することが大切なのです。

参考:STEP6:減薬こそがAGA治療成功の鍵

まとめ〜AGAの完治とは〜

  • 睾丸摘出でAGAは完治する
  • AGA治療でAGA治療は完治しない
  • 治療の継続でフサフサの人生は手に入る
  • 治療の継続は難しいことではない
  • 薬漬け=不健康というイメージは間違い
  • より健康的な体づくりこそ長期成功の鍵

AGA治療で「はい!薄毛は完治しました〜!」ということはありません。

フサフサを維持するのにも治療の継続が必要ですし、ランニングコストはかかります。

それにより、1度きりの人生を、薄毛を克服した人生にすることは可能なのです。

髪のある人生を歩むもよし。諦めるのもよし。

正しい情報・知識のもと、納得する自己判断をすることが大切です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。