グルトレのメリットデメリットを考察。本当に儲かる手法なのか?

グルトレ評判

今回は最近話題の手法である「グルトレ」を私なりに考察してみたいと思います。

グルトレとは?

「グルトレ」とは川崎ドルエモンさんが開発したイフダン注文をメインとした手法であり、正式名称は「グルグルトレイン」と言うそうです。

書式も出てます⇒底辺高校卒業生が教えるFXトレード新手法【グルグルトレイン】

この手法はかなり複雑なのですが、出来るだけ分かりやすく説明すると・・・

「まず大きな枚数(サポート)でロングかショートをして、そこから価格が巡行すれば、事前に10pips刻みぐらいでイフダンで注文した小さな枚数(子)の両建てポジション(計20個)を続々と作っていき、子のポジションが予め決めた利確幅(50pipsが標準らしいです)達すれば決済していき、満足すればサポートのポジションも全決済して終わり」

・・・分かりにくいですかね。手順にしてみましょうか。

ステップ1「枚数が大きいサポートのポジションをロングショートどちらかに建てる」

ステップ2「サポートポジションの方向に動き始めたらグルトレ起動。サポートよりも少ない枚数でイフダンで入れた20個の両建て注文をしてポジションを作りまくり、利確幅に達したポジションは順次決済」

ステップ3「満足したらサポートを含めた全ポジションを利確」

・・・これでも分かっていただける自信が無いのですが(笑)一応分かりやすく解説されたURLがあるのでそちらも載せておきます。

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グルグルトレインのやり方

ちなみにサポートの方向を外したらどうなるかですが、その場合は100pips幅でナンピンをして、止まったら子の注文が起動していくような感じ・・・だと思います。とにかくどこかでサポートの含み益ポジションが必要になるわけですね。

ちなみに損切りに関しては原則しないようです。サポートの方向をどこからどう考えても間違えた時とかはするのかもしれませんが。

グルトレに関する評価。

これもトラリピとかと一緒で、ポジションが壊滅しない限りは年利を稼ぐ事が出来ます(12パーセントくらいらしいです)が、壊滅するとそれまでの年利も何もかも終わってしまうという、一撃必殺の恐怖を含んだ手法となります。

「出過ぎた杭は打たれない」という言葉がありますが(ホンマかいな)このグルトレはいわゆるコツコツドカンのポジショニングを究極近くまで高めたもので、まあそんなドカンは資金管理をして、20円幅ぐらいまで一気に暴落暴騰する日は来ないだろうという発想でやっているのだと思います。

ですので初期資金もかなりかかります。先程貼ったURL先によれば、当時のドルエモンさんは300万円で運用していたそうです。ですので普通の人は中々やりづらいのではないかと思います。

面白い手法だが結局は

私はこの手法はかなり面白いと思いました。子のポジションをグルグル回していく発想を応用すれば、似たような色々な手法が出来上がるのではないかと思います。

ですが、あくまでも一つの手法であり、強力なトレンド相場でサポートの方向を外せば上手くいかない場合も多々出てきそうです。サポートの方向が当てられるのなら苦労しないですしね・・・

まあ、結局はちょっと良心的な情報商材と言ったところです。

そしてこの手法で一番儲けているのはグルトレの本を書いたりグルトレを自動で設定してくれるeaを売っている人です(笑)

この前も少し書きましたが、壊滅すればそれまでの利益どころか元手も壊滅するような手法に年利もクソもないというのが私の結論です。

100万円のリスクで年10万円を稼ぎたいのであれば、このような手法を使うのも一法ですが、これを後5年10年、ミスや急変動にも耐えながら堅実に運用していくのは、至難の技だと思います。

まとめ

  1. グルトレはイフダン注文を駆使した手法ですが、取り立てて斬新というわけでもないです。まあ、よくある建玉操作系手法の1種です。
  2. 堅実か?と言われれば決してそうではないと思います。根本の手法は無限ナンピンと一緒です。
  3. グルトレを使うよりもグルトレ関連の商材を売るほうがよっぽど儲かります。これは間違いないです(笑)

グルトレが決してダメな手法だとは思いませんが、聖杯とかではないのでご注意下さい。

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