筋トレするとハゲるんですか?
筋トレはできるだけしない方がいいですよね?
マグネシウム秀
そもそも僕はこの手の質問が大嫌いなんです。
理由は、こういう質問をしてくる方は、肝心なことがわかっていないのに細かいことを聞いてくるからです。
その他「オナニーってハゲますか?」もよく聞かれます。うんざりです。
ただ、ぶっちゃけ筋トレとAGAの関係は「ある」で間違いありません。
今回は「筋トレ」と「AGA」について紹介していきたいと思います。
Contents
筋トレ頑張っていた時期は調子が悪かった
まずは僕自身の経験談から書きます。
僕は、がっつり筋トレをしていた時期があるんです。
3年前くらいですね。どお〜ん。
まあ、素人の遊びみたいなもんなんで、本格的な人に言わせたらただのガリガリなんでしょうが。。
とにかく、自分的には本気で筋トレに励んでいた時期でした。
そしてこの時期、髪の調子が悪かったんです。
筋トレ時期=生え際後退時期でした。
筋トレをすると「食事」にめちゃくちゃ気を使うし「プロテイン」も摂取するので、普段よりタンパク質もたくさんとるんです。
治療薬がバッチリはまっている自分にとっては「日常生活でしか髪が増減しない」ので、食生活に気を使えば少なくとも髪が減らないはずなんです。
もっと言えば増えることを期待したのに。
筋トレはやっぱダメだ。僕の髪は筋トレすると減る。と判断し、今では横っ腹まで出ています・・・(T_T)
筋トレするとテストステロン(TS)が増える
そもそも筋トレとAGAは「テストステロン(TS)」という点で深く関係しています。
もともとAGAの原因はずばり「ジヒドロテストステロン(DHT)」。
DHTはTSが変化してできるものです。
AGAになるかは、TSが多いか少ないかに関係しません。
①TSがDHTに変化しやすいか、②DHTへの感受性が高い人がAGAになります。
DHTが生成されない人や、DHTに対する感受性が低い人は、どんなに男性ホルモンが濃くてもAGAにはならないのです。
マグネシウム秀
話を筋トレに戻しましょう。
筋トレをするとテストステロン(TS)が増加します。
AGAの人のテストステロン(TS)が増えると、体質的にジヒドロテストステロン(DHT)が生成される可能性は高く、さらにそのDHTの影響をもろに受けてしまう可能性が高いのです。
根本原因となるテストステロンを増加させる筋トレは、結果的にAGAを進行させる可能性があるのです。
フサフサのボディービルダー理論
こういう話をすると「フサフサのボディービルダー」を例に出し「筋トレと薄毛は関係ない」と言う人がいます。
数学ができないのです。
なんの反論にもなっていません。
もう一度繰り返し説明しますが、どんなに男性ホルモン(TS)が多い人でも、DHTに変化しない人や、DHTへの感受性が低い人はAGAにはなりません。
それこそがフサフサのボディービルダーでしょう。
彼らはテストステロン(TS)だけがめちゃくちゃ多いのです。
そして僕のようなAGAの人間は、TSが増えるとDHTも増えるのです。そしてDHTの影響をもろに髪が受けるのです。
フィナやデュタを飲んでいるからある程度で抑えられていますが、時系列比較をすると「筋トレ時=髪の調子が悪い時期」になるわけです。
補足:そんなにめっちゃは変わらないよ
これだけ偉そうに書いて恐縮ですが「え!筋トレやめよ!」とか思う必要はないです。
そもそもTSが増えてもフィナやデュタを飲んでいればDHTは生成されにくいはずですので、ほとんど気にする必要はないと思います。
僕のように、定期的に写真撮影をしていれば、写真を見て少し変化に気づく程度です。
僕だって、写真を見るまでは「タンパク質とってるし、髪も増えてきたんじゃないかな〜」と思っていたくらいです。
筋トレをやめたら髪増えるかも!?とは思わないでください。
まとめ〜筋トレするとハゲるのか?
「筋トレしたらハゲる」は間違いです。
ですが「筋トレによりAGAが進行する可能性はある」は正解です。
- AGAの原因DHTはTSから生成される
- 筋トレをするとTSが増加
- AGAの人はTSが増えるとDHTが増え得る
- AGAの人はDHTが増えると抜け毛が増える
- 結果、TSを増やす筋トレはAGAを進行させ得る
最後になりましたが、ぜひ理論だけでなく、自分の身体をよく知ってください。
僕は自分の体で「筋トレすると生え際が後退する」と判断しました。
「筋トレしても自分は髪が減らない」と判断したのであれば、筋トレを継続します。
理論通りに行かないのがAGA治療(人生)です。
大切なことは、正しい知識を理解した上で、自分の体ではどうか?を知ることです。
パッと得た知識で、自分の治療方針を決めるのではなく、専門医や自分自身と対話し、常に納得のいくAGA治療をしていただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。