フィナステリドの効果を感じません。
1mgから2mgに増量しようと思いますが、どう思いますか?
マグネシウム秀
そもそも自己判断で薬の量を増やすこと自体が恐ろしいです。
それに、フィナステリド1mgで効果が出ない人が2mgに上げて満足のいく効果が出るとは思えません。
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フィナステリドの効果が出ない理由
フィナステリドの効果が出ないからといって、安易に服用量を増やすべきではありません。
1mgで効果がでない人は2mgにしてもおそらく変わりません。
なぜなら、フィナステリドの効果が出ない理由が「服用量が少ないこと」ではない場合が多いからです。
- そもそもAGAじゃない
- 頭皮の環境がまだ整っていない
- 十分に効果が出ているが発毛量が少なく毛量が増えない
大抵この3つです。
ですので、服用量を1mgから2mgに増やしたところで効果は出ず、副作用リスクが高まるだけです。
そもそもAGAじゃない。
フィナステリドはAGA治療薬です。
ですので、AGA以外の抜け毛には効果はありません。
1mg飲もうが2mg飲もうが関係ありません。
笑い話のようですが、AGAじゃないのにAGA治療薬を服用して「効果出ないな〜」と嘆いているパターンは実際多いです。
熱がないのに解熱剤飲んでいるようなものですからね。
自分の抜け毛の原因を知らなければ、薄毛対策は始まらないわけです。
参考>>STEP2:AGAかどうかを知る
頭皮環境がまだ整っていない
土がダメならどんな肥料をまいても草木は生えません。
同じように、頭皮がダメなのに何を飲もうが塗ろうが効果は出ません。
頭皮環境は「AGA治療の土台」ですので、最重要です。
特に自分では気づかないのが「脂漏性皮膚炎」です。
脂漏性皮膚炎そのものが抜け毛の原因となりますし、頭皮が不健康な状態ですのでAGA治療はなかなか効果が出ないでしょう。
参考>>シャンプーは何を使えばいい?
効果が出ているが発毛量が少ない
フィナステリドは抜け毛を減らす効果のある薬です。
髪が減るか増えるかは「新しく生える髪の量(発毛量)と抜け毛の量」で決まるので、抜け毛が減ることで毛量が増えることは十分にあります。
ところが、抜け毛が減っても毛量自体が減っていくことは大いにあるのです。
マグネシウム秀
抜け毛の本数が100本に減ったとしても、毛量自体は減っていきますよね?
つまり、フィナステリドはもう十分に効果が出ても、毛量が減っていくことは十分にあるのです。
この場合必要なのは、フィナステリドの服用量を増やすのではなく、ミノキシジルの利用の方が正解です。
守りは成功してますが攻めきれていない状態です。
ミノキで発毛効果を得られれば毛量維持、うまくいけば毛量増加に繋がります。
そもそもフィナステリド2mgは多い
フィナステリドの服用はミノキシジルの服用に比べてリスクが低く、AGAクリニックでも特別検査をせずに処方してくれます。
マグネシウム秀
それでも多いくらいです。個人的にそれ以上は邪道というイメージです。
ですので、今0.5mgしか飲んでいない方が1mgに増やすなら「まあ別にやってみてもいいんじゃない?」くらいに答えますが、2mgに増やすとなると「やめとき!」と回答します。
マグネシウム秀
その間に毛量はババっと増えたので、そこからは半分に減らし、現在はデュタステリドを服用しています。
最後に〜薬は減らしていくのが理想〜
最後になりますが、AGA治療の理想形は、
- 満足いく毛量を手に入れる
- 減薬しながら増えた毛量を維持
- 日常生活を改善
- より少ない薬で毛量を維持
という形です。
ですので、途中から薬を増やすのは既定路線ではありません。
また、薬に頼った治療ではどこかの段階で副作用に負けたり耐性ができて薬が効かなくなります。
今、満足のいく効果が出ていない方は、まずは満足のいく毛量を手に入れる段階までお医者さんの力を借りてみてはいかがでしょうか。
AGA治療は、10年、20年、30年と続きます。
スタートでつまずくより、起動に乗ってから個人輸入に切り替えることをおすすめします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
参考>>個人輸入を始める前に絶対すべき1つのこと。できればやるべき2つのこと。