AGA治療薬の「減薬」と「増薬」について

AGA治療薬の減薬と増薬

「減薬」こそが長期的にAGA治療を成功させる鍵。

マグネシウム秀

いつもこのように主張している僕の元に、すごくいい質問が届きました。

秀さんこんにちは。

AGA治療の理想型が「まず満足のいく毛量まで増やし、減薬しながらその毛量を維持すること」だという主張、すごく納得できました。

一方で、ミノタブの副作用リスクを考えると、最初は少なめからチャレンジし、効果が今ひとつなら少しずつ「増薬」しようかと考えています。

減薬とは真逆の「増薬」になってしまい、AGA治療の理想型とは異なってしまいますが、何か問題がありますでしょうか?

素晴らしい質問ですね〜。

LINE相談で質問してくださる方は、理解が深くて助かります。

今回はこの質問に答えていきたいと思います。

Contents

満足のいく毛量を手に入れる段階での増薬はOK

では、質問の回答をそのまま載せておきます。

AGA治療の理想型は、その通りです!

「まず満足のいく量まで増やし、減薬しながらその毛量を維持」です。

ですので、満足のいく毛量まで増やせないのであれば、その過程で増薬してもいいんじゃないでしょうか。

特に、個人輸入で治療する方はとにかく保守的に少なめからスタートすることに賛成です。

AGA治療は常に、自分の満足の行く毛量を維持できる薬の最少量を探す作業です。

僕だって今後、今の服用量で毛量が減っていたら、増薬を検討しますよ。

と言う感じです。

けっこう上級者向けかもしれませんね。

フサフサになってから増薬をする必要は全くありませんが、もっと毛量が欲しい!でも届かない!という段階では増薬を検討してもいいと思います。

5mg飲まないと毛量安定できない人が、3mgから挑戦を始めた。

もちろん結果が出ないから、5mgに上げたらうまくいった。

よくあることです。

毛量を増やす段階での増薬はOK。

減薬はあくまで、満足のいく毛量を手に入れた「後」の話です。

髪が増えるまでは減薬にこだわりすぎるな

よくブログを読んでくださる方からは、こんな質問も来ました。

秀さんこんにちは。

湘南美容クリニックではDクリニックのように減薬の話が出てきません。

秀さんが最初に減薬した時のように、毎日飲むよう指示されている薬を、自己判断で2日に1回にしてみようと思いますが、どう思われますか?

マグネシウム秀

いや、そりゃダメですね

こちらも全く同じです。

減薬はあくまで、満足のいく毛量を手に入れた「後」の話です。

おそらく、まだ減薬をする段階に至っていないのだと思います。

それに、もし毛量が満足いく状態になって減薬にチャレンジしたい場合、お医者さんと相談して決めるのが普通です。

医者の指示通り薬を飲まないのはあり得ないし、そんなの医者も管理不能。お手上げです。

指示した薬を飲んでいない状態の血液検査等も、なんの意味もなくなってしまいます。

保守的に少なめからスタートするのはむしろ正解

将来の減薬を見越して、最初から大量に薬を飲むのは間違いです。

特に、個人輸入で治療をスタートする方は、保守的に少なめからスタートするのが正解です。

ですので、個人輸入でミノタブを購入するのなら、最初は2.5mgからで全然OKです。

2.5mgからスタートしたら、将来減薬できないやん!!とか思う必要はありません。

2.5mgでうまくいったら飲む頻度を下げれば大丈夫です。

2.5mgでうまくいかなかったら、5mgに増やしてもいいでしょう。その後毛量が安定したら、5mgを3日に2回にするなど、少しずつ減薬をしていくのです。

AGA治療は自分の満足いく毛量を維持できる薬の最少量を探す作業。

アプローチは違えど、この原則から全くはずれていません。

まとめ

減薬には

  • コストダウン
  • 副作用リスク低下
  • 耐性へのリスク低下

という大きなメリットがあります。

長期的にAGA治療を成功させるには、減薬はかかせません。

ですが、それは「満足のいく毛量が安定した後」の段階です。

もっと髪が欲しい!まだまだ足りない!という段階では、減薬する必要はありませんし、増薬の余地もあります。

まずは満足のいく毛量を手に入れること。

そうすれば、心にかなり余裕を持った状態で、AGA治療の次のステージに進めます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。