タバコの煙はガンの原因に!?喫煙の様々な悪影響について

嗜好の一つとして喫煙があります。最近では公共の場では禁煙が叫ばれて喫煙ができないところや分煙が進んできています。皆さんは喫煙をされていますか?

喫煙といえばたばこです。私の父はたばことお酒が大好きでたばこに関していえば一日の本数が40本吸っていました。食事中も喫煙していたので一緒に食事をするのが嫌でした。

さらにたばこは有害物質や発がん物質もたくさん含まれています。

ニコチン、ヒ素、カドミウム、ベンゼン、ホルマリン、トルエン、アンモニア、シアン化水素、フェノール、タール、ベンゾピレン、ニッケル、ポロニウム210、ジメチルニトロサミンなどが含まれています。

わかっているだけでもたばこの煙の中には4000種類の化学物質がその中の200種類以上は有害物質です。さらに発がん物質はこれもわかっているだけでも50種類以上含まれています。

ちなみに私は受動喫煙しているかもしれませんが通常の喫煙はしたことがありません。体にとって悪いものばかりなのに喫煙する気はなくなってしまいます。

ニコチンによる依存について

よくたばこは止められないということを耳にします。それはたばこの中のニコチンという物質による身体的依存とたばこを吸うという心理的依存があります。

身体的依存は禁煙すると2日ほどで体の中からニコチンが抜けてしまうんです。たばこがなかなか止められないのは習慣による心理的依存によるものなのです。

たばこはストレス解消?

お酒の席でたばこが吸いたくなり吸ってしまうのはなぜでしょうか?

仕事や日常生活で落ち着かなくないときやイライラしたりしたときにたばこが吸いたくなるのはなぜでしょうか?まだたばこを吸ったことがない時期にイライラしているときでもたばこを吸いたいと思ったことはないはずです。

どうしてたばこなしではいられなくなってしまうのでしょうか?その正体とは喫煙者にありがちなたばこなしでは幸せを感じにくくなっているからなんです。

脳はで説明すると脳波の中にα波という脳波があります。このの脳波は癒しの効果リラックスしているとき調子がいい心地が良いときに出る脳波でたばこを日常的に吸う方はこのα波が低下してしまい幸せを感じにくくなってしまいます。

そのかんじにくくなったものを補うのがたばことなってしまいます。そうすることによって低下してしまったα波を元に戻そうとするのでその感覚がたばこを吸うとすっきりしたとか集中力が増してきたという勘違いをおこすのです。

参考:タバコの害・危険性について【喫煙するとストレスが解消するというのは嘘】

喫煙による健康への悪影響

喫煙と関連する病気や症状もたくさんあります。一番知られているのはがんですね。

その他としては動脈硬化、心臓病、脳卒中高血圧、慢性閉塞性肺疾患、歯周病、胃潰瘍などの消化管の潰瘍、インポテンツなどここには書ききれないほどあります。

症状としては肌の老化が早くなる、においに敏感になる、肩こりが増えてくるさらにたばこを直接吸わなくてもその煙によっても健康を害してしまうことも出てきてしまいます。

たばこの煙を吸うだけで周りにいる方々はがんになる可能性が高くなってしまいます。もちろん呼吸系の病気である喘息にもなりやすくなってしまいます。

妊婦さんが喫煙なんてもってのほかですよ!ニコチンや一酸化炭素の影響で胎盤の中の血流が減少してしまい胎児への栄養補給や酸素の量が低下してしまいます。このことは受動喫煙でも同じことが起きてしまいます。

そのたまに生まれてきた赤ちゃんは低身長や低体重児が生まれてくる場合があるということがわかっています。それ以外でもまだまだあります。先天性の異常頻度も高くなります。

妊娠していなくてもたばこを吸うことによって無月経になったり月経不順になったり卵巣機能の低下を著しくすることによって不妊になり危険性もはらんでいます。

体にとって悪影響ばかりの喫煙ですがまだ吸いたいとお思いでしょうか?

関連記事:タバコの受動喫煙による害について【副流煙がなぜ体に悪い影響を与えるのか?】