スマート経理とはどんな会社、サービスの内容や評判は、料金などを詳しく見ていきましょう。

スマート経理は、大阪に本社をおく株式会社M & Tコンサルティングが運営する経理業務代行サービスの会社です。

多くの税理士が運営母体となっており、中小企業のあらゆる経理業務を引き受けて、企業の経営効率化に貢献していこうという新しい形態のサービス会社です。

スマート経理のサービスの内容

スマート経理のサービスは、中小企業の経理業務を丸ごと代行できるサービスを主にしています。もちろん、企業によっては、どうしても外部に任されないような特別な業務がある場合が多いです。

その場合は、経理業務をトータルで見直しして、任せられる業務を選別し、その部分だけを任せるようにします。スマート経理には2つの特徴と3つのメリットがあります。

特徴の1つは、記帳代行だけでなく、あらゆる経理業務がサポートできることです。

記帳代行だけでも行いますが、経理業務は基本的に、請求業務をはじめ支払い、給料計算、経費精算、会計入力、総勘定元帳作成、試算表作成、資金繰り、融資相談、資産管理、財務管理など多岐にわたります。

2つ目はクラウド型のサービスを使用しているため仕事のやりとりがし易く、リアルタイムに状況が確認できます。メールや電話でいちいち問合せは不要です。このスピードが特徴となっています。

スマート経理のメリット

続いてスマート経理のメリットについて診ていきましょう。

①採用コスト不要

1つ目は経理事務担当者採用のコストが不要ということです。

経理担当者のスキルが低く、事務が遅れ気味、経理担当者の定着が悪く、代わりの担当者を見つけるのが大変、新規に採用しても教育するのに時間がかかる、求人サイトに依頼しても時間や費用がその都度必要など経理事務担当者採用には時間もお金もかかりますが、スマート経理に業務代行を依頼すれば、これらの費用は一切不要で、なおかつスピーディーに代行業務がスタートできます。

②本業に集中できる

2つ目はアウトソーシングで本業に集中できることです。

普通経理業務と言えば、どこの会社でもバックヤードで裏方的な要素があると言われています。

ここにはできるだけ人材は最小限にして、できればなしにして、本業に人材を投入したいと考えます。そしてここで削減した人材や時間は、会社にとって新たな付加価値獲得のために費やすことも可能です。

経営効率化のための有力な武器となります。3つ目はスマート経理によって出された財務状況はリアルタイムでスマートフォンやPCで見て確認できることです。売上は、利益は、資産表はどうなっているか、など画面ですぐに確認できます。

スマート経理の評判、口コミ

色々な評判が寄せられています。もっとも高評価となっているのは、コストが安くなったという評判です。

経理業務は意外と費用がかかります。専任の経理担当者が必要ですから、会社の規模に応じて担当者を増やしていかなければなりません。この求人費用や教育費、人件費はばかになりません。中小企業で経理担当者の経理スキルが低いと大変です。

大体給料日だけは間に合わせるが後の業務は慢性的に遅れ気味というところもあるようです。これでは経営に必要な会計データがタイムリーに出ないため、本来得ていたであろう利益や売り上げが確保されない、という事態が発生します。

これがスマート経理に業務を任せることで解決できた、という評判です。正社員や派遣社員を雇う半分以下のコストで経理のプロが対応してくれて助かった。という評判もありました。

他にもスマート経理のスタッフは全員簿記2級以上のスキルの持ち主のため、安心して経理事務を任せることができます。という投稿もありました。

スマート経理の料金体系は?

基本的に2つのタイプ、スタンダードタイプとエキスパートタイプがあり、スタンダードタイプは費用目安として150,000円/月です。

エキスパートタイプは費用目安で300,000円/月です。経理業務は請求業務、支払い業務、給料計算、経費精算、会計入力などがあり、ここまでの業務委任はスタンダードタイプに相当します。

そしてこれに資金繰り業務、融資相談、資産管理などを任せる場合はエキスパートプランに相当します。但し、これはあくまで目安です。企業によって何を、どこまで任せるかによって実際の費用は異なってきますから、事前打ち合わせにより見積算出して決定することになります。

まとめ

スマート経理に経理事務を任せるということは、自分の財布の中味を他人に見せることになります。

これを嫌がる企業も当然あるわけで、強固な守秘義務履行がこれをカバーしていますが、普及には多少時間がかかるでしょう。そしてデメリットとして経理業務をスマート経理に任せると自社内の経理ノウハウが育たないということになり、今は仕方ないが、やがては自社の経理担当も育てていきたいのであれば、長期的計画的に人材の教育が必要です。

しかし、スマート経理という経理代行サービスは中小企業にとってはとても使い勝手の良い外注先と思われます。人材供給が厳しくなっている昨今、経営効率化のツールとして十分価値のあるサービスです。