ドライマウスになると口臭が気になってしまうところですが、それだけではありません。実は、ドライマウスは歯を白くするためにも改善すべき症状なのです。

今回は、口臭対策には無視できないドライマウスの改善方法と、歯を白くするためにドライマウスの改善が必要な理由をご紹介します。

唾液の分泌が減少するドライマウスの症状

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ドライマウスになると、唾液の自浄作用がうまくはたらかないため、口臭が出やすくなります。喫煙者でもないし、臭いのきつい食べ物を食べた覚えもないのに口臭が強いという人は、ドライマウスの可能性が高いです。

  • 朝起きると口内がネバネバする
  • 口の中がよく乾く
  • 歯磨きをしても虫歯になりやすい
  • 口内炎がよくできる
  • 水が飲みたくて夜中に起きる
  • パンなど水分の少ない食べ物が食べにくい
  • 話しにくくなることがある
  • 食べ物の味が分からなくなることがある
  • 口臭がある

このような自覚症状が最低3つ以上あるなら、ドライマウスが考えられます。ストレスが主な原因と思われがちですが、薬の副作用やアルコール・タバコの常用もドライマウスの原因となりやすいため、注意が必要です。

アルコールには液体歯磨きも含まれます。アルコール含有タイプの常用でドライマウスになる人もいるため、口が渇いてきたと思ったらノンアルコールタイプに切り替えてみてください。

ドライマウスは簡単に言えば『唾液の分泌が少なすぎて、口が渇いている状態』です。唾液は虫歯菌など口内の菌をや歯についた汚れを洗い流してくれます。その唾液が減るということは、口内に菌や唾液が残りやすいということ。

結果、菌の繁殖や汚れの腐敗が進んで、口臭を生み出してしまうのです。菌の繁殖でちょっとしたキズでも口内炎に発展しますし、口内炎自体をドライマウスの原因であるストレスが作り出しているケースも珍しくありません。

歯を白くするには、歯の表面の汚れを洗い流す必要があります。ブラッシングだけでは落としきれない狭い場所の汚れを少しでも洗い流すためには、唾液の分泌が必要不可欠。

少し遠回りに思えるかもしれませんが、ドライマウスを改善するだけで歯の汚れ以外のトラブル(虫歯・口臭・口内炎など)対策にもなります。一つのトラブルを解決するだけでこれだけの効果を得られるなら、お得だと思いませんか?

そのため、ドライマウスの症状がある人は、ドライマウスの改善から歯のホワイトニングを始めましょう。

ドライマウスを改善するには?生活習慣から改善してみよう

近年では歯科医院でも積極的にドライマウス治療を行っているところが増えてきました。そういったものを利用するのも良いのですが、治療が終わった後にまた同じ生活をして、再発させてしまってはムダになってしまいます。

まずは自宅でできるセルフケアを習慣づけして、将来の予防にもつなげましょう。

自宅でできるドライマウス対策は、唾液腺を鍛える方法などです。

  • よく噛んで食べる
  • ガムを噛む習慣をつける
  • 規則正しい生活サイクルにする
  • 栄養バランスを意識する
  • ストレスをこまめに解消する

今日からすぐにできるのは、よく噛んで食べること。現代人は柔らかい食べ物を食べる機会の方が多いので、あまり噛まずに飲み込む癖がついている人が多いです。

働いている世代の場合、仕事の関係で急いで食べることもあるでしょう。これももちろん、咀嚼数が極端に減ってしまう食べ方です。

せめて家での食事の時は意識して咀嚼数を増やすなど、自分に合ったやり方で始めてみてください。よく噛むことは脳への刺激にもなりますし、食べ物を消化しやすくします。一石二鳥どころか三鳥の効果を期待できますよ!

食べ方を変えるのはストレスを溜めそう、という人は、ガムを噛む習慣をつける方法がおすすめです。ミント系なら、一時的ながら口臭対策にもなりますし、最近は無糖のものもあるので、虫歯の心配もありません。

可能な限り生活サイクルや食事内容も改善しましょう。ストレスが溜まりやすい環境にいる人は、趣味やスポーツで適度にガス抜きすると全身の健康にもつながります。

もっと手軽にドライマウスを予防できる方法

習慣を改善するだけでは不安だという場合や、もっと手軽な方法が良いという場合は、アイテムを使ってのケアがおすすめです。ドライマウス用の歯磨き粉なども販売されているので、普段の生活で使用するアイテムを変更するだけでケアできます。

<歯磨き粉で対策>

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>>『モイスト クリーンブレス プラスアクア』詳細ページへ

ドライマウス対策効果ありの専用歯磨き粉です。ポイントはモリンガが配合されていること。ダイエットやアンチエイジングの効果が近年では注目されていますし、漢方やハーブとしても昔から知られている植物です。

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このモリンガには抗炎症作用があって、これがドライマウス対策にうってつけです。というのも、ドライマウスの原因の一つが口内の炎症にあるため。とくにアルコール含有のマウスウォッシュや液体歯磨きを使用している人は、炎症しがちです。

心当たりのある人は、こちらのモリンガで口内の炎症からケアしましょう。マウスウォッシュをノンアルコールのものに交換して併用するともっと安心です。

※管理人が実際に試してみました!レビューはこちらです。⇒⇒
⇒⇒『口臭予防に効くと評判の『モイスト クリーンブレス プラスアクア』に関するレビュー』へ

<液体歯磨き・マウスウォッシュで対策>

>>[ GUM(ガム)・デンタルリンス (ノンアルコールタイプ) ]』詳細ページへ

液体歯磨きやマウスウォッシュは口臭予防に即効性を期待できるもの。爽快感を感じられるものが多いですが、ドライマウスの人はアルコール含有タイプの使用を止めましょう。ノンアルコールタイプへの切り替えをおすすめします。

市販されている液体歯磨きでも、ノンアルコールのタイプがたくさんあります。とくにこちらのGUMシリーズは、歯周病予防アイテムとして歯科医がブログで紹介することもあるほど。

ノンアルコールのものならドライマウスにもなりにくく、さらに歯周病予防など他のトラブル対策も同時にできます。歯磨き粉にもこだわると、さらに効果大。ドライマウス用の歯磨き粉でうるおいケアを、マウスウォッシュで口臭対策を行いましょう。

※液体歯磨きとマウスウォッシュの違いについては、こちらの記事を参考にしてください。⇒⇒
⇒⇒『液体歯磨きで歯を白くできる?~歯に傷をつけない歯磨き方法~』へ

<マッサージで対策>

自分で指を口内に入れ、奥歯に近い頬を内側から撫でてマッサージします。外側には口内に入れていない方の手を添えて、外側からも力を加えるように抑えましょう。口内を撫でる時は、少し強めにするのがポイントです。

自分の口内とはいえ、指を入れるのは嫌だな、という場合は、手術用の薄手のゴム手袋が通販で購入できます。使い捨てなので清潔にケアできる上、薄手なのでマッサージの力加減がはかりやすいです。

>> 使い捨てプラスチック手袋 Mサイズ詳細ページへ

こういうアイテム。

<もっと手軽に対策>
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>>『ころころ歯ぶらし』詳細ページへ

普段の行動を極力変えずにケアしたい!という人は、いっそ歯ブラシの切り替えをしてみては?当サイトでも何度かご紹介しているこちらの『ころころ歯ぶらし』は、歯磨き粉なしで使用すると唾液の分泌を実感できます。

使ってみたレポートにも詳しく記載しています。詳細はこちらの記事をご覧ください。⇒⇒
⇒⇒ころころ歯ぶらしは1ヶ月で交換すべき?~2ヶ月後のブラシの状態~』へ

ドライマウス対策おすすめアイテムはこれ!

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>>『モイスト クリーンブレス プラスアクア』詳細ページへ

いろんなアイテムや方法を紹介していましたが、個人的におすすめはモリンガ配合の歯磨き粉、モイスト クリーンブレス プラスアクアです。口内の炎症を抑えてくれるので、口内炎ができた時のケアにも使えます。

自分はアルコール入りのマウスウォッシュなんて使用しないから大丈夫、と思っている人も、ストレスで頬の内側や舌をうっかり噛んでしまうことはありませんか?

なかなか薬を塗れる場所ではない口内には、こういった成分の入った歯磨き粉は重宝しますよ。