NOCアウトソーシング&コンサルティング(以下NOCと言う)は、東京都八王子市に本社をおくアウトソーシング業界最大手の企業です。1,000人を超えるスタッフをかかえ、既に創業30年を経過した実績と信頼の企業です。NOCはサービスの品質を持続させるためにスタッフがプロフェッショナルチームで構成されています。

数多くのプロジェクトを管理していたプロジェクトマネージャー、スーパーバイザー、サービスに特化した現場のリーダー、事務のエキスパートなど受注した業務内容に応じて最適なレベルの人材をあて、最適な時間配分で遂行し常に低コスト、高品質のバランスのとれたサービスを提供しています。

100の工数を持っている仕事を100の工数で行うのではなく、ここにコンサルティングやシステム設計を導入して改善策をお客様に提供して100の業務をもっと少ない工数、コストで行えるよう、本当の意味のアウトソーシングを提供しています。

NOCのサービスの内容

NOCの基本的なスタンスは、30年の蓄積された実績をもとに業務のコスト削減、業務の効率化の勘所を熟知していることにより、お客様の業務を徹底的に棚卸して、見える化などのサービスを行い、問題点を明確に浮き上がらせることです。またRPAやITを導入してコア業務に専念できる体制を提供できることです。

サービスの内容は多岐にわたっており、経理、総務、人事、営業などのバックオフィス業務のサービス。そしてNOAが得意とする高次元のRPAやITを含むコンサルティングです。

経理部門では、お客様のルーティン業務を含む各種経理業務の代行業務。総務部門では、受付、管理(備品管理、セキュリティーカード管理など)、業務サービスでは書類電子化サポートや請求書、経費精算業務など。

人事では給与計算、採用支援、企業型DC導入支援などのサービス。営業部門では間接業務支援、受発注管理、マニュアル作成支援など。そしてコンサルティング部門では20年以上にわたり700社以上の案件をコンサルティングした実績をもとに、業務の見える化サービスを含めたRPAで、管理部門の効率化では卓越した高レベルのサービスを提供しています。

RPA導入を進める

NOCは、早くからRPA、AIの導入を実践した先駆者です。コンサルティング部門が充実してきたのもRPAやAIをベースにしたアウトソーシングを展開したからです。

時代は確実に人材不足や効率化、生産性向上の対策を探っています。そのためこうした高度なシステム導入の機運が高まっています。日本の企業は、人事、総務、経理といった管理部門は社内のスタッフが行うものという風潮があります。

これでは益々管理部門のコストが上昇するばかりです。RPAやAIはこうした管理部門の改善業務に相性がよく、大変適したシステムです。RPAとはロボットプロセスオートメーションと言い、単純な間接業務を自動化するテクノロジーです。

NOCのRPAツールはNTTが開発したロボットシステムです。AI(人工知能)は、今まで人間でないと難しいと言われたものを正しく判断することを可能とします。現在RPAは定型化された業務を自動化していく仕組みでここにAIが介在することで、イレギュラー対応や、次なる改善へと繋がるソフトウエアーに進化していくことになるでしょう。

つまりRPAとAIは共存体制にあるということです。RPAは人間が持つ思考能力はありません。イレギュラーを絶対挟まない定型化された業務であることが条件です。

しかし、今後大きく成長すると思われるRPAやAIですが、導入には慎重な体制が必要です。徹底した業務の現状分析や社内で行うべき業務とロボットに任せる業務の仕訳、費用対効果の徹底分析など時間をかけて明らかにしていかねばなりません。ロボット導入により、管理部門スタッフの職がなくなるような現行スタッフにリスクを与えるような進め方はナンセンンスです。

RPAシステムの運用を考えている企業はぜひともNOCのコンサルティングを受けて欲しいものです。RPA導入に適した企業なのか、をまず判断した上で、その導入のプロセスをコンサルティングしていきます。

NOCの評判

NOCのお客様からの評判も多く届けられています。

その中の1つは、資本金5,000万円、従業員50名ほどの飲食、物販中心の事業を営む企業ですが、業務の軽減、規模拡大に伴う経理業務の負担軽減、業務の見直し、改善項目の洗い出しなどのコンサルティングをNOCに依頼し、最初に経理担当者から具体的なヒアリングを行い、不必要な業務の提案から、推進案の適用への落とし込みを行いました。

結果は、経理業務のボリュームや業務内容の可視化により必要でない業務の廃止や業務の適正化に成功しました。NOCのノウハウをフルに投入してもらい、思った以上の効果が出て満足しています。

また、社内からの評判も厳しい内容となっています。

業界最前線のレベルの高いテクノロジーを駆逐して業務を進めている会社にしては極めて保守的な企業風土となっており、変化を好む人には物足りなさを感じるかもしれません。

ただ、雰囲気はフランクで働きやすいという声もあり、仕事はチームで進めて行くため自分を客観的に見ることができるという評価もあります。

NOCの料金について

NOCは料金を開示しておりません。逐一見積し、各費用と技術料などを加算して見積する方法ですが、定価表なるものはありません。このぐらいで計算すると見積に近くなりますよ、というアバウトな料金があります。

料金は基本的に常駐か社外か、納期、品質、発生頻度、処理量、そしてどんなシステムを使用するかによって大きく異なるため、一物一件ごとに見積せざるを得ないと言っています。

マンパワーによる見積は、かなり大雑把ですが、スタッフ2名の稼働費+技術料+マネジメント費で約80万円/月になります。これがNOCにマンパワーで頼む場合の上限です。

社外として依頼した場合は、給与計算なら月額1,500円/名くらいでしょうか。経理(デタ入力、仕訳、経費精算他)業務の場合は100,000円/月が相場でしょうか。

そしてこれらに初期費用が必要ですが、開示されていません。あくまで予想ですが、人的なアウトソーシングであれば専門スタッフ1名あたり425,000円/月以下が相場のようです。

RPAやAIを導入したコンサルティングなどの料金は、かなり複雑な見積積算がされるため非公開となっています。参考になる情報もありません。

まとめ

経理事務や総務、営業の補助業務などのアウトソーシングは業者も多く、価格競争の時代に入っています。

しかし、そうした管理業務の代行業務もIT化が進み、RPAやAIの導入が進み、これを営業戦略の柱に据えて業績を向上させているサービス会社もあります。

このNOCも最先端のテクノロジーを駆逐して業務の拡大を図っていますが、今まさに開発途上にある分野です。ここまでをサービス範囲にしているアウトソーシング会社はまだ少なく、色々な企業が進出してくるまでにはAIもフルに取り入れたプログラム開発が行われ一歩も2歩も先を行くアウトソーシングサービス会社となるでしょう。

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