「MS-Japan」の評判、特徴について解説

MS-Japanとは

株式会社MS-Japanは管理部門と各士業に特化した転職エージェントです。管理部門とは経理、財務、人事、総務、法務、経営企画などを言い、各士業とは弁護士、公認会計士、税理士、社労士、金融、コンサルタントなどの職業を言います。会社自体の概要を少し記載しておきます。

MS-Japanは創業1990年4月、本社を東京都千代田区に置き資本金580百万円、従業員146名、年間売上高38億2千万円(2019年3月期)、当期純利益11億円で過去最高益を計上している無借金経営の優良会社です。

次期も売上高46億4千万円を予定しておりその高い収益性は業界でも抜きん出ています。

会社の事業目的は企業の管理部門及び会計、法律事務所に特化した人材紹介事業、経営管理、情報のコミュニケーションプラットフォームとMANEGYの運営、となっています。

経理関連の転職サイトとして、登録を検討している方にMS-Japanの評判や特徴などをお伝えします。(MANEGYマネジーとはマネジメント+エナジーでマネジー、マネジメントのエネルギーとなるように、という思いをこめた造語)

MS-Japanの特徴

MS-Japanは管理部門と士業に特化した転職エージェントですが、国内だけでなく海外にも対応しており、それらを含めて5,000件の紹介求人を有しています。

また求人全体の9割以上が非公開求人となっており高い信頼性を誇っています。

実績としては過去25年間でおよそ20,000人以上の方々の転職をサポートしてきました。これは業界では断トツの成績です。一般企業や士業の方々から大きな信頼を寄せていただいている理由の1つにキャリアアドバイザーの存在があります。

キャリアアドバイザーは一気通貫で求職者との面談から企業に就職が完了するまでの数多くの工程を1人で行うスペシャリストです。キャリアアドバイザーは業界を熟知した高い専門性を持ち、求職者の方々のキャリアや希望に応じたベストな転職のサポートを行っており、これらのサポートは完全無料です。

さらに求職者のカウンセリングを通じてスキルや人間性を把握して将来的なキャリアプランの提案も行います。またキャリアアドバイザーは求職者に対して書類作成や面接に関するアドバイス、面接の日程調整などにも参画し積極的に対応してくれるようです。第2新卒から20代後半、30代、40代以上と幅広く対応できるノウハウも持っています。

MS-Japanの評判

成長を続けるMS-Japanですが、求職者から見た感想をWeb上でいくつか拾ってみました。良い評判、辛口の評判、両方が混在しています。

① 経理に特化したノウハウをもとに紹介してくれるということで登録して担当者と面談したが、経理関係の知識がほとんどなく、こちらから質問したら、意味が分からないのかその場でPCを開いてグーグルの答えを述べる始末。とてもしっかりした知識を持っているとは思えなかった。仕方なく途中で担当者を替えてもらった。途中で替わった担当者も忙しくてスケジュールをお互いに決めても全く守られなかった。

② いくつかMS-Japan以外にも応募したが、丁寧な対応が功を奏し、結果的にMS-Japanのおかげで転職できました。

③ 最初から電話で面談するということで、長々と電話でこちらの希望や思いをお話しし、担当者の質問も電話で丁寧に行い、献身的な対応で感謝しています。ですが電話面談は信頼関係構築には大いに問題がある。

④ MS-JapanのHPについて、使いにくい、スピードが遅い、時間がかかる、文字が小さい、面倒くさい⑤ 資格を活かして専門家として企業に勤めたい方はおすすめの転職サイトです。

⑥ 管理体制不備、応募していないのに履歴書などが送られ、面接通知がきて発覚、システムエラーと言っていた。こちらから連絡してから気づくようではダメでしょう。窓口と案件紹介者が情報の共有をしていないミスです。

他にも多くの口コミがWeb上にあります。上記のような辛口の意見も多くありました。MS-Japanの特徴であるキャリアアドバイザーに対する意見が少なからずあります。これらの意見は伸び盛りの会社に一般的によく見られる事柄ですが、放置しないですぐに修復して行動に反映させていくエネルギーがあればやがて好感されると思われます。

次はMS-Japanの社員または元社員の方々からの評判をいくつか挙げておきましょう。社内の雰囲気や会社の制度などの意見です。

① 年収は他と比べて平均的に高く633万円くらいで満足度は高いようです。

② 実力主義か年功序列かという質問に関しては圧倒的に実力主義と感じています。

③ 平均勤務時間は実際には9時間から11時間、平均有給消化率は40~60%で仕事が忙しくて余裕がない様子です。

④ 出産、育児支援制度があり、社内では好感度が高いです。

⑤ 会社の強さ、将来性、安定性に対しては社員自体が満足しており自信を持っている姿がみえます。

⑥ 同業他社と差別化ができており独自性もあると考えているようです。

⑦ シェアトップクラスの事業、製品、サービス、技術があり、社員が共有、共感している理念、ビジョンがある、とみんなが思っている。

⑧ 仕事は自分のやり方で進められ自由度が高く、若い社員でも困難な仕事に挑戦できるチャンスがある。

⑨ 中途社員が活躍できる場はいっぱいあり、20代でも管理職に就ける。女性の管理職は今のところいません。

他にも多くの評判や意見があります。仕事に対して挑戦的で活気がある雰囲気が伝わってくるような内容ですが、かなりオープンで仕事のしやすい環境のようです。

まとめ

MS-Japanの特徴や評判について、色々な情報から上記のような内容の意見が掘り出せました。創業して30年近くになりますが、無借金経営で一度も赤字になった決算がなく、毎年増収増益という超優良会社です。

転職先として選択するには申し分のない相手です。付加価値の高い、質の高い仕事をしている会社ですから、スキルがそのレベルに達していないと苦労することになります。

経理関係はこの会社の屋台骨ですから、経理の基本的な知識は必須でしょう。会社の概要、特徴、評判などをまとめましたので転職の登録に際して参考になればさいわいです。

(出典:https://www.jmsc.co.jp/)