★オーストラリアドルは政策金利が高く、金利収入をローリスクで得るのに適した通貨です。外貨預金ではなく、FX口座を利用して外貨の高金利を得る方法を紹介します。
FXのほうが外貨預金よりも手数料は格段に安く、24時間いつでも決済できるため、為替差益のチャンスも逃しません。
FX口座を使った豪ドルの金利を得る方法 概要
日本の政策金利はゼロ金利政策により普通預金の利率は0.1%程度と超低金利国になっています。一方、海外では政策により金利を高く設定している国が多く存在します。
各国の政策金利を比較してみましょう。
ブラジルレアル:11%
トルコリラ:8.25%
インドルピー:8%
ロシアルーブル:7.5%
中国元:6%
南アフリカランド:5.75%
ニュージーランド:3%
オーストラリア:2.5%
アメリカ:0.25%
日本:0.1%
ブラジルレアル等、中には金利が10%を超える国も存在します。
金利が高いということはそれだけリスクが高いとも考えられます。そんな中、オーストラリアドルは国内情勢も安定していてかつ、金利の高い国であると言えます。
外貨の金利を得るには外貨預金とFXの二つの方法があります。
ですが……..
外貨預金は利率も低く、手数料も高いためお勧めはできません。
以下、外貨預金とFXの手数料と金利を比較してみましょう。
[table id=10 column_widths=”30%|35%|35%” /]
外貨預金は上記比較表の通り、FXの手数料の約50倍高くなっています。
豪ドルは現在90円程度ですので45銭ということは約0.5%の手数料かかることになります。100万円投資すると5千円の手数料がかかります。
一方、FXでは100万円投資しても50円程度の手数料で済みます。金利も1.4%と安いため半年以内に解約すると手数料で元本割れしてしまうというすごい商品です。証券会社の人は強く薦めてくるかもしれませんが、それは証券会社が儲かるからです。良くご自身の目で判断して決めるようにしてください。
【外貨預金とFXの比較ポイント】
- FXのほうが圧倒的に手数料が安い
- FXのほうが金利が高い
- FXは24時間いつでも取引ができ、為替差益を得るチャンスを逃さない
- 外貨定期預金の場合は満期まで決済できず、満期が来れば問答無用で決済されるため為替差益を得るチャンスを逃す
さて、FXをしたことが無い人はFXでも金利収入を得ることができることを知らない人は多いかと思いますが、上述の通り
★FX口座でも外貨預金と同じく金利収入を得ることができます。
また、FXはハイリスクな投資であるというイメージが強いかと思いますが、それは口座資金の25倍までレバレッジをかけて取引ができるというだけです。ハイリスクハイリターンな投資ができるというだけであってFXでも1倍の取引もできますのでリスクを低く抑えることは可能です。
すなわち、外貨預金とリスクは変わりません。
100万円FX口座に預けたのであれば100万円分の外貨を投資するだけに留めれば外貨預金と何らリスクは変わりません。むしろ、24時間いつでも取引できるFXのほうが安全と言えます。
FX口座でオーストラリアドルに投資することで高金利収入を得ることができます。日本の銀行に預けて使っていないお金があるのであれば、かなりもったいないのでFX口座を使い、外貨に投資することをおすすめします。
必要資金
JFX(FX会社)であれば1,000通貨単位から取引をすることが可能です。2014年9月現在では豪ドルが90円程度ですのでレバレッジをかけないのであれば90円×1,000通貨=90,000円程度の資金から始めることが可能です。
SBI FXトレードであれば1通貨単位から取引ができるため、初心者の人はまずはSBIFXトレードでFXの操作を練習してから始めてみてもいいかもしれません。1通貨ということは9円からでも取引ができるということになります。
利益金額
現在、1万通貨単位あたりの豪ドル/円のスワップポイントは以下のようになっています。
[table id=8 column_widths=”20%|15%|20%|20%|20%” /](数値は日々変動する可能性があります。)
豪ドルが現在約90円ですので1万通貨あたりのスワップが1日85円と考えると、85円×365日=31,025円となります。1万通貨は約100万円分の豪ドルを保有することになりますので利回りは31,025円÷1,000,0000円で約3%の金利収入を得ることができます。
レバレッジをかければさらに利回りは上がりますがリスクも上がります。1倍〜2倍程度に抑えておくことがおすすめです。
リスク
オーストラリアドル投資では以下のリスクが考えられます。
①オーストラリア情勢が悪化し、豪ドルがデフォルトしてしまうリスク
②急激な為替の変動により含み損が口座残高を超えてロスカット(強制決済)してしまうリスク
リスク対応コメント
①についてはもちろん考えられるリスクですが、情勢の安定しているオーストラリアが急激にデフォルトに陥る可能性は極めて低いと考えられます。
②レバレッジを大きくかけていると含み損が口座残高を超えてしまい、強制決済してしまいます。ですのでなるべくレバレッジを低くして取引をするようにしましょう。レバレッジをかけなければ為替変動リスクは外貨預金と同じです。
豪ドル/円(AUD/JPY)におすすめのFX会社
改めて各FX会社の比較表を見てみましょう。
[table id=8 column_widths=”20%|15%|20%|20%|20%” /](数値は日々変動する可能性があります。)
スプレッドの狭さ、スワップの高さから判断するとJFXが最もおすすめです。JFXは1,000通貨単位から取引ができますので、比較的少額からFXを始めることができます。
オーストラリアドル投資 手順
では、オーストラリアドル/円のFXで金利収入を得るための具体的な方法です。
- JFXで口座を開設します。
- 口座に必要資金を入金します。最低単位の1,000通貨であれば約10万円を口座に入金しておく必要があります。あなたの運用計画に合わせて金額を決めてください。
- FX口座で豪ドルを買います。できるだけ豪ドル安のときに買うといいでしょう。一気に買うのではなく、分割して投資して為替変動の様子を見ることがおすすめです。
- 放置することで日々金利が発生していきます。
- 豪ドル高になれば一部を決済して為替利益を得るのがおすすめです。また、豪ドル安になってきたら買い増します。これを繰り返して金利+為替差益を得ていきます。
FX会社は豪ドルのスワップポイントの高さに定評のあるJFXがおすすめです。また、他のFX会社が10,000通貨単位、すなわち豪ドルでいうと約100万円からしか取引ができないのに対して、JFXは1,000通貨単位から取引ができるので少額投資からでも始められ初心者の方にもおすすめできます。
また、スワップの高さ劣りますが、SBI FXトレードであれば1通貨単位から取引ができるため、100円からでも取引を始めることができます。FXをしたことが無いのでまずは100円からFXの練習をしてみたいと思っているのであればSBI FXトレードで初めてみるといいでしょう。
以上、少しずつ投資の勉強をして資産を増やし、不労所得を増やしていくようにしていきましょう。当サイトも微力ながら参考にしていただけれ幸いです。
では、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。投資は自己責任でお願いいたします。
JFX
JFXは豪ドル/円のFXに強みをもっています。スプレッドも0.9銭と業界トップクラスの安さでかつ、スワップも1日85円と他のFX会社を圧倒しています。また、1,000通貨単位から取引ができるため、少額取引ができ、初心者にもおすすめできます。豪ドルに投資したいのであればJFXを使うのがいいでしょう。
豪ドルスワップ:85円 年利約3%
SBI FXトレード
SBIFXトレードは1通貨単位から取引ができる数少ないFX会社です。少額取引が可能なため初心者には大変おすすめです。豪ドル/円のFXではJFXよりも劣るものの、他の通貨では業界トップクラスの低スプレッド、高スワップを保持していますのでメインの口座におすすめできます。
豪ドルスワップ:65円 年利約2.5%
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