皮膚科クリニック・医院の給料、福利厚生や賞与について
クリニック(個人医院)はどの科でも夜勤がないため給料はあまり期待できないといっていいでしょう。
TOPの記事「皮膚科クリニックの看護師になるためには」でも書きましたが、常勤手取りで21万円〜と考えたらいいと思います。
また、いわば個人経営なので賞与、福利厚生もはっきりいって病院にはかないません。
皮膚科でいえば、看護師の業務自体が少ないため1コマにつき看護師を一人しかおかないクリニックが多いです。
そのため従業員数が少ないため、自動的に健康保険は医師国保、年金は国民年金で自らが加入です。幸いにも私が勤務するクリニックでは院長の心遣いから年金は厚生年金に加入させていただいています。
厚生年金に加入できるクリニックを探そう 皮膚科の転職先の選び方
将来、年金制度がどのようになるか、もしくはなくなるかもしれません。事情が事情でありここでは断言できませんが、できれば厚生年金に加入できるクリニックを探すほうがいいと言えます。将来もらえる年金額が異なってきます。
ご存知だとは思いますが、厚生年金は折半であり、雇用主(院長)の負担となるため、面接時など聞きにくいことかもしれませんが、大切なことですのでしっかり聞いておくことが必要です。厚生年金がないため応募を見送るという看護師が多いのも現実としてあるほど重要な項目かと思います。また、雇用保険、労災保険などもしっかりとチェックしておきましょう。
内定をもらったら必ず契約書を提示してもらおう
私は経験がないのですが、よく聞く話としては、契約書を提示せず、口約束などでの就業をお願いしてくるクリニック・医院もあります。その場合はやはり後々自分が困ることになりますので、内定をもらったら契約書の提示を必ずしてもらいましょう。大切です。気持ちよく働けるよう、採用契約については注意を怠らないようにしましょう。
福利厚生・賞与について
福利厚生についてですが、私が勤務するクリニックでもこれといった福利厚生はありません。もともと医療法人の病院にいた私は心寂しい点ではありました。また、賞与についてですがこれもあまり期待しないほうが良いでしょう。
面接時や応募の問い合わせ時に聞くのが一番ですが、求人がハローワークにある場合、これら項目の有無を簡単に調べることができます。最寄のハローワークにある端末にて調べられますので、ぜひ一度行ってみることをお勧めします。
また、私は紹介会社のコーディネーターの方に詳しく聞いた経験があります。面接時に聞けないという人がほとんどだと思いますので、コーディネーターさんに聞くのも手です。
