皮膚科クリニック看護師の生活

一般・美容皮膚科クリニックの残業時間はどの程度?家庭との両立は可能?

一般皮膚科でいえば、はっきりいって残業は無きに等しい科が一般皮膚科といっても過言ではありません。

 

なので診療終了と同時に業務終了できる科ですので、時間の見通しがかなり立つといえます。これは他科のクリニックにもなかなかない、皮膚科クリニックで勤務する最大のメリットだといえると思います。

 

重症な患者といえば、熱傷で緊急性が高い患者であり、多くの患者は比較的軽症の患者が多い科であり緊急性を伴いません。なのでもちろん忙しいときもありますが、私が勤務するクリニックでは時間帯での予約人数を制限するシステムを導入しています。そのため、来院患者のおおよその人数把握ができ、そのことからも残業は滅多にないです。

 

皮膚科クリニックで残業が発生する場合

ただ、時には飛び込みでの来院や、診療時間終了間際での点滴終了などで残業が発生する場合があります。

 

どうしても残業ができないというのであれば、面接時に予約制を導入しているかという質問もクリニックというタイムマネジメントが重要な医療施設を理解しているな、と良い印象がつくと思います。聞いてみることをお勧めします。

 

家庭と両立したい看護師さんにおすすめの職場

上記のことから、家庭をお持ちのママさんナースにはかなりかなりお勧めの職場が皮膚科です。クリニックによって時間は異なると思いますがだいたい18時から19時までの診療時間がほとんどです。病棟で勤務していた場合、20時を過ぎることはざらでしたが、まだ未婚で子供もいませんでしたから、がんばっていました。しかし将来的には家庭を持ちたいと考えたとき、病棟での看護師は私生活が壊れるなと、私の場合は強く感じたため転職した経緯があります。

 

同じように悩んでいる方の背中をおせることになれば嬉しいです。

 

一方、美容皮膚科は残業が多い

その一方で、美容皮膚科は残業が多くあります。採用に関しても看護師自身の年齢がネックになったりと、一歩踏み出すのには少し腰が引けてしまいます。美容皮膚科の患者さんは美を求めて来院されます。

 

ですので、お肌が美しいなど特別美容皮膚科に興味があれば採用される可能性はあると思います。

 

しかし前述しましたが、美容皮膚科はサービス業の色合いが濃いので、土日勤務のクリニックが多く、ママさんナースには不向きかもしれません。この美容皮膚科業界は近年誕生した業界でもありますので、看護師の勤務条件などはどんどん改善されていく業界ではあると思われます。

 

一般皮膚科と美容皮膚科について述べましたがより医療に近い皮膚科は残業が少なく、サービス業に近い美容皮膚科は残業が多く、勤務日も不規則である考えていただければ問題ないと思います。

 

何度もこのサイトで書いていますが、やはりここでも自分が一体どのような皮膚科看護に携わりたいか、それが重要であるといえます。

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