豪ドルFX取引で気をつけるべきコモディティ価格について豪ドルFX取引で気をつけるべきコモディティ価格について

豪ドルFX取引で気をつけるべきコモディティ価格について

豪ドルは資源国通貨と呼ばれますが、実は石油関連の製品は大量の輸入国で、自国での生産は殆どないというなかなか微妙な国です。しかし原油価格が下落すると明らかに豪ドルにも影響が及ぶことになります。これは最近の大量消費をかなりの部分中国が担っているからであり、産出量とは関係なく豪ドルに影響が及ぶことになります。

鉄鉱石の価格など、コモディティ価格に連動する

また直近では鉄鉱石の価格が下落したのも影響を与えることとなりました。石炭や鉄鉱石は確かにオーストラリアが産地となっていますので、こうしたコモディティの金額も影響を与えることになります。さらに石炭、天然ガス、ウラン鉱などもかなりの影響がでることとなります。小麦や牛肉も主要な輸出品ではありますが、こちらは直接的には通貨には影響を与えるものとはなっていないようです。

 

金や銅の価格にも要注意

さらに気をつけたいのが金や銅の価格です。こちらも資源国通貨には少なからず影響を当てえるアイテムとなるのは間違いなく、大きな消費国の中国の影響がもろに出やすくなることが考えられるのです。

 

このようなコモディティの情報は、総合証券会社などではそれなりに情報を提供しているところがありますし、なによりこうした商品のCFDを扱っている業者であればさまざまな情報を提供してくれるところもありますので、情報をとるだけでも口座を開設してうまく利用してみるというのがお勧めになります。なかなか個別の商品の価格情報はリアルタイムで掌握するのが難しくなりますから、うまく利用できる業者使うということが重要になります。

 

CFDの情報を入手する方法

たとえばDMM.comであれば同じプラットフォームでCFDの売買ができるようになっていますし、マネックスやカブドットコム証券などもお勧めの会社ということになります。証券系で手広くやっているところはアナリストのレポートを見ることなどもできますから、お勧めになります。気をつけてみてみますと、意外な会社が情報を提供しているケースもありますので、一度チェックしてみるといいでしょう。

 

ひとたび売りになると暴落する可能性も

豪ドル円の場合かなりの部分が日本人トレーダーであり、しかもほとんどの参加者はスワップポイントも獲得したくて売買をしていますから、あまりにも多くのトレーダーが同じ方向を向いて売買することになり、しかも損きりのポイントもほぼ横並びとなることから、ひとたび売りということになると完全にオーバーシュート気味に価格を下げることになります。

 

しかも相場が傾きすぎるという独特の状況も示現してしまいますから、人よりもワンテンポ早く情報を仕入れて動いていく努力をすることが重要となるのはいうまでもありません。基本的には相場の流れについていくしかありませんが、実需ベースで売りも買いも応分の需要があって作られている相場ではないだけに一方向に動き出すと、とめどもなくなることが多いのです。できるだけ損をしないような情報の集め方といった工夫が必要になってくるのです。

 

もちろん、豪ドル米ドル、ドル円の動きもよく見ておくとどのように豪ドル円が動きはじめるかはある程度予測することが可能となります。勘や思い込みだけではなく、総合的に情報を集めることが重要となりますし、毎日必ずトレンドラインを引いてみて日々の相場の動きをチェックしつづけた上で追加情報を判断することが肝要です。通常の主要通貨とは異なり、かなりさまざまなノイズレベルに反応する通貨であることはあらかじめよく理解しておく必要があります。また中国の主要指標がいつでるのかについてもある程度は把握して、その前に無理をしてポジションをもったりしないような工夫も必要となります。このあたりも豪ドルならではの気の使い方となる部分です。

 

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