豪ドル円のスプレッドが狭いFX会社【豪ドル円をスキャルピングに利用】
徐々に政策金利が下がりつつあり、スワップを取るためだけでは利益が出し辛くなっている豪ドル円ですが、思いのほかよく動くのも豪ドル円の特徴なので、思い切ってスキャルピングで売買してみるというのもひとつの方法となります。この場合スワップポイントは関係なくなりますので、あくまでスプレッドの狭い業者を利用するということになります。
FXTS
現状ではキャンペーン期間中ですが、0.5銭原則固定なのがFXTSとなります。この会社の場合には取引手数料はかかりませんからこのスプレッドだけで売買が可能で、100通貨単位から売買できるのが魅力となります。
マネーパートナーズ
またマネーパートナーズもキャンペーン期間限定で0.6銭原則固定を謳っていますので利用してみる価値がありそうです。
FXCM
楽天に身売りしたFXCMも0.66銭となっていますがここはいわゆるNDD方式なのでさらに狭くなる可能性もあります。ただし取引手数料は1万通貨に対して20円ほどかかりますので、どのぐらいスプレッドが狭くなるのか?またマイナススプレッドなどが豪ドル円でもでるかどうかチェックしてみるのもひとつの方法となります。
0.7銭原則固定は数社設定あり
0.7銭原則固定となりますと、GMOクリック証券、DMM, 外為ジャパン、トレーダーズ証券、外為どっとコムと選択肢が増えることになります。業者リスクを考えるのであれば大手と取引するというのも選択肢となります。
SBI FXトレード
主要通貨ペアではとにかくスプレッドが狭いのが魅力なのがSBI FXトレードです。したがってほかの通貨ペアとともに総合的に売買を考えるのであれば、この会社を選択するというのもひとつの方法になります。
スキャルピングをスマホでやる人がどれだけいるかは判りませんが、タブレットを含めてデバイスごとの使い勝手も気にしておく必要があります。大手の業者の場合サーバーはかなり増強されていますので、いまどき約定拒否というのはほとんどありませんが、スリップすることはいまだに結構あるものです。こうした約定力についても確認してみることが重要となります。これはバーチャル取引ではよくわからないものですから、やはり口座を開設してためしに使ってみないとよくわからないことになります。
豪ドル円だけの専門口座を作る
資金管理を含めて、豪ドル円だけ専門に売買する口座を作ってみるというのもひとつのアイデアになります。2015年1月のスイスフランショックのときにも身にしみてよくわかりましたが、全ての資金を一箇所に集中しておくというのはある意味で非常にリスクの高いものになりますし、常に複数の業者を利用しているからこそ、そのよさも悪さも把握することができるようになるのです。
ツールの使い勝手なども業者によってかなり違うものとなります。慣れるとどれでもいいような気になるものですが、やはりよくできているツールは売買しやすいですし、とくにスキャルピングのような取引の場合にはいかに簡単に売買できるかが大きなポイントになります。そのあたりもよく比較してみることが重要となります。
派生的な通貨を使って売買チャンスを増やす
豪ドル円とは直接的には関係ありませんが、派生的な通貨ペアとして豪ドルNZドル、豪ドル米ドル、豪ドルユーロなどが取引できますとさらに売買チャンスを増やすことができるようになることも考えられます。こうした通貨ペアは実需でそれなりのボリュームがありますので豪ドル円よりも流動性があるところが共通点となります。もちろん日本人トレーダーにとっては豪ドル円がもっとも取引しやすいものになりますが、このあたりもちょっと発想を変えますとかなり取引の幅がでてくることになるのです。
1000通貨以下で売買できるFX会社を選ぶ
さらに証拠金金額を限定して売買しはじめてみたいということですと、1000通貨単位以下での売買ができるところがお勧めとなります。冒頭にお知らせしましたマネーパートナーズは100通貨、SBI FXトレードは1通貨から売買ができますので、こうしたところをうまく使って練習しながら取引を上達させるといったことも考えてみてはいかがでしょうか?
