CFD初心者の始め方

CFDをはじめるならまずは株式指数CFDからスタート 

初心者の方がCFDの売買をスタートするのであれば、もっとも情報を得やすい商品からスタートするのがお勧めとなります。

 

一番わかりやすいのは日経225もしくは日経225の先物等の株価指数先物です。

 

株価インデックス指数取引は、全体の動きになりますから毎日の上げや下げのリズムをつかんでおくとそれなりに取れる可能性が高くなります。また前日のNY株価が大幅に続伸したり、大きく下落したりしますとつられることになりますし、実は先物はNY市場でもっともよく動くことが知られていますので、主戦場は東京市場よりNY市場であったりするのです。

 

またよほど大変なことが起きたとしてもせいぜい1日1000円動けば波乱相場ですから、証拠金の管理も為替よりは株価指数CFDのほうが楽であるということができます。

 

またNYダウやS&Pの株価指数を売買することももちろんできますが、円建てとドル建てでは価格が異なりますし、為替の影響を受けることになりますから、日経225よりは売買が難しくなります。

 

ブルームバーグTVなどのリアルメディアを英語で視聴しながら売買するぐらいの意欲をもっていないとなかなか難しいのが外国株式のインデックス売買ということになります。

 

CFDの場合には、デイトレというよりはもう少し長いレンジで売買ができるのが利益を増やしていくためには重要になります。

 

したがって、できるだけ下押ししたり高値をつけたところで売りを入れるなどFXに比べると少し長期戦の構えで売買することが重要になってくるのです。万単位の利益を上げようと思うとそれなりの枚数を購入することにもなりますから、より一層分析をしてうまいエントリーポイントで市場に参入することが重要となるのは言うまでもありません。

 

どのようなテクニカルチャートを利用するのかも大きな課題になってきます。一般的にFXと株式では同じエンベロープを利用して売買したとしても、FXが13日移動平均がワークするのに対して株式では18日移動平均線で日経平均やNYダウならプラスマイナス3%が比較的ワークするなど、こまかなチャート設定は異なるものになってきますので、このあたりもしっかり学習してうまく見極められるチャートを自分でセットすることが重要になってくるのです。

 

現物の株式よりも少ない原資で売買ができるのは非常に魅力的ですが、いざ株式売買をしてみようということになると、やはり相場に対する知見とチャートなどを使った売買方針をしっかり立てることが重要になるのです。したがってそれなりの準備も並行して進めておきませんとなかなか利益を上げることができないのです。

 

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