FXをするなら資金移動の簡単な同一業者を選ぶのもおすすめ
実際に国内でCFDのサービスを提供している証券会社を見てみますと、かなりFX業者と重なる会社があることがわかります。証券会社にとってもFXとCFDは商品のスキームとして似ていますので扱いやすいといったメリットはあるのかもしれません。
一方、取引をするトレーダーにとってもこうしたFXで取引をしている会社でCFDも取引するのには大きなメリットがあります。それは資金管理上のメリットです。
限られた資金をもっとも効率のいい投資に常に振り向けていくということでいいますと、いちいちFXの口座から資金を出金してCFDを行っている証券会社に移動するというのはリアルタイム性をきわめて欠く売買になってしまいます。
FX業者の場合には入金はリアルタイムが殆どですが出金はひどいところになると2日以上かかるところもざらにありますから、資金移動をしながら売買するというのは猛烈に非効率はやり方になってしまいす。そういう意味ではFXの取引口座をもっている会社でCFDもやってみるというのはかなり効率の高い選択ということになります。
また取引プラットフォームもFXと同様のものを使っているところが多くなっていますので、まったく違和感なく売買ができるのも大きなメリットといえます。やはり間違った取引をしてしまったりするのは利用するプラットフォームが異なっていることに起因することが多いだけに、取引ツールがFXと同様なものになっているのはかなり安心感があるといえます。
海外ではMT4でFXを含めたあらゆる商品を売買できるようになっていますので、本当は国内業者でもツールだけではなく垣根をはずせてもらえるといいのですが、残念ながらそこまでの緩和措置にはなっていないのが現状です。
ただ、操作性という点でいいますと、FXを提供している会社のツールはFX利用でかなり洗練されていますから、使いやすいのは確実で、間違いのない選択といえます。
まずCFDをはじめるということであれば、こうした慣れた業者を利用して初めて見て、その後に業者を改めて選択してみるというのもひとつの方法です。ありがたいことに殆どのCFDを扱う業者は口座を開設しても口座管理手数料を取ることはありませんので、複数開設して比較してもることも可能になるのです。
これはユーザーにとってはなによりの情報ということができそうです。まずは身近なアカウントでCDFも利用てきる会社で一度取引をしてみて、その後さらに使い勝手のいい業者に切り替えてみるというのが間違いのない利用法となりそうです。