フルスペックのCFDを試すのならお勧めはIG証券【上級者用CFD口座】
CFDで本格的な売買を行うのならばお勧めとなるのがIG証券です。
国内でCFDを扱う競合他社と決定的に異なるのがその扱い商品を多さということになります。
まず個別株式は圧倒的な数を誇ります。
また株式指数取引には先物も含まれており、その充実度は目を見張るものがあります。
コモディティのCFDはそれほど大きくは変わらないもののエネルギー系はWTIもあれば北海ブレントもあるというラインナップで他社とはやはり異なる部分が多くなります。
特に商品一覧を見ますと海外株式に一定以上の知見と売買リテラシーがあれば、かなり楽しむことのできる口座であるということになります。
もちろん相場というのは見続けていかなくては詳しくなりませんから、いきなり取引をするかどうかは別としても口座を開設して継続的にお目当ての銘柄を見続けていくということが重要になりそうです。
ロンドンに上場しUKの顧客を対象とした商品が多いのがIGの特徴
IG証券はもともとロンドンに上場しており、世界的に見ても非常にCFDをよく売買するUKのユーザーを対象として商品を提供しているため、驚くほどバリエーションが多くなっているのです。
とくに個別株式はUKをはじめユーロゾーン各国の主要株式銘柄がラインナップされていますから、その領域で取引をされようとする国内ユーザーにはもっとも適した会社ということができます。
VW社(フォルクスワーゲン)といった話題の会社もトレードできますので、外国株を取引したい人には最適です。
ただ一方で株式指数取引に使うだけであれば、若干オーバースペックといった印象が免れません。また使ってみるとわかりますがあまりツールが洗練されていないのも気になるところです。慣れれば問題はないのかも知れませんが、けっこうユーザーインターフェースが複雑な印象を与えることは事実です。
これは国内の非常にわかりやすく簡潔な取引を実現してくれる業者とはかなり印象の異なるもので、もちろん好みの問題もあるかとは思いますが、使ってみてあまりいい気分はしないのが実情です。
国内の業者は最近とくに取引ツールのレベルが上がっていることもあって、相対比較するとそれほど使いやすさを感じないというのが正直なところです。ただ、商品的にはこの会社で口座を持たない限り国内で取引できない銘柄が非常に多くありますので、そのあたりをよく考えて利用することが重要になりそうです。
ある程度CFDに慣れている人が使うのがベストか
最初からIG証券で勝負するというのもたしかにひとつの方法ではありますが、結構ハードルが高いというのは偽らざる感想だと思います。
特にドルやユーロベースなどでの取引になりますと為替の変動もなんらかの形でヘッジしていないと結構利益を失うことになりかねず、そのあたりかた考えていくとなるとなかなか大変です。ヘッジファンドなどはそうやって売買をしているわけですからむずかしいというわけではないですが、色々なことに気が回る必要があるということになりそうです。
高いレベルに挑戦されたい方にはお勧めの口座ではありますが、CFDで何を目指すか次第ではないでしょうか。