2016年11月看護師日記 ~たかが風邪されど風邪~

みなさんお元気でしょうか?ヨッシーです。

ツィッターでもつぶやきましたが先月は風邪をひいてしまいすこぶる体調が悪い月でした。実はまだ喉が少し痛くて咳が出ます。

近くの医院で「喉はそんなに腫れていないし胸の音も綺麗なんだけど今流行っているからね。」と言われ抗生物質と咳止め腫れ止めの薬を飲みました。

だいぶ良くなったのですが最初は微熱が出てしまい体が重くだるく仕事は休めないしとても辛かったです。

風邪をひいたりインフルエンザにかかってしまったことはみなさんあると思います。でも風邪と言ってもその正体はどのようなものでしょうか?この機会に知っていただけたらと思います。

風邪とはどんな病気なのだろうか?

私たちが通常風邪と呼んでいる病気の正式名称は「風邪症候群」と呼ぶのが正式な名称です。咽頭炎や気管支炎と呼ばれる呼吸をするための空気の通り道で主に上気道の急性の炎症のことなのです。

この風邪症候群の80から90%はウィルスの感染でアレルギーや細菌、寒さによるものもあるそうです。

風邪はどのようにひいてしまうのだろうか?

風邪の始まりは喉などの粘膜から感染することが多いと言われています。空気中に浮遊しているウィルスが呼吸をすることによって鼻や喉の粘膜にくっついて増殖して炎症症状を発症させてしまいます。これが風邪の多くの場合のひきかたです。

風邪の症状とは?

多くの場合は潜伏期間が5日から6日です。その潜伏期間を経過すると症状が出てきてしまいます。くしゃみや鼻水、鼻つまり喉の痛みやいがらっぽさが顕著になってきます。

鼻水も最初はお水のようにサラサラしたような鼻水ですがやがて粘り気のある鼻水へと変化してきます。そして発熱ですね。

個人的にはこの発熱がとてもとても辛いです。体はまるで鉛の服を着ているように重くなって寒気がしてしまいます。同じ症状の方はいらっしゃいますか?個人差があるので辛さも様々だと思います。

風邪の治療方法

何と言っても美味しいものを食べて寝ていることです。しかし現代のような多忙な社会ではそうはいっていられない方も多数いらっしゃるでしょう。

あくまでもこれは参考程度にとどめていただきたいのですがまず安静が大切となります。体を休めることによって抵抗力をつけておくのです。栄養をつけておくのも体に抵抗力をつけるための一つです。

次にお薬ですが市販薬はどうか?と聞かれることが多いです。市販薬と病院などで出され処方される薬の違いはご存知でしょうか?

市販薬はそのお薬に対してアレルギーがなければ誰にでも使用できるお薬です。

一方で病院などで処方されるお薬は医師が一人一人に合わせて症状や飲み合わせ、体重などを考慮して処方されるお薬なので処方された本人でしか内服はしてはいけないお薬なのです。

市販薬はこのように万人向けのお薬なので風邪の初期症状で内服すれば症状を軽減することができるでしょう。市販薬で症状が良くならなかったら医療機関の受診をしてくださいね。

お年寄りや小さなお子さんは抵抗力がなかったりお年寄りで疾患をお持ちの方は悪化の速さが予想されるのでたかが風邪だから市販薬で様子を見ることはせずに速やかに医療機関の受診をしてくださいね。もちろん風邪だなと感じたらすぐ受診することに越したことはありません。

風邪は安静や栄養補給そして薬物療法がメインとなります。

間も無く風邪やインフルエンザなどが流行する季節がやって着ます。不要な外出はできるだけ避けてマスクの着用手洗いやうがいの励行そしてできるだけ規則正しい生活が予防のカギとなります。

確実に風邪やインフルエンザにかからないようにするにはどうすれば良いでしょうか?

この方法は100%確実です。呼吸をしないことです(笑)。

というのは冗談ですが、以前の記事でも書いていますので参考にしてほしいです。

参考:2016年のインフルエンザの特徴、症状、対策について

参考:コンビニのマスクではインフルエンザは防げない?NO95マスクがおすすめ

11月はブルーインパルスの季節です。

私が住んでいる地域ではブルーインパルスの曲技飛行が披露されるのが毎年この11月の初旬です。

今年は3日の文化の日に航空自衛隊入間基地で開催されました。

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みなさんに初めてお話をいたしますが実は飛行機オタクなのです。しかも戦闘機ばかりです。

一番好きな戦闘機はもう退役してしまいましたがアメリカ海軍のF-14トムキャット戦闘機です。もう一つはまだ日本の航空自衛隊で現役で使われているF-4EJファントム戦闘機です。

自宅にはダイキャストモデル(金属やプラスチックでできた完成品)が所狭しと飾ってあるのです。

私の話はこの辺にしておいてブルーインパルスのお話を少しさせてください。

正式名称は戦技研究班と言います。現在では航空自衛隊のことを多くの国民に理解と認知度を高めるために華麗なアクロバット飛行を展示します。今では絶大な人気を誇りますので基地の中に入って直接見ることはできないくらいたくさんの方々が入場します。もちろん入場料は無料ですが売店などでグッズが売られたりしていますがそれらは有料です。

快晴でヨッシーは基地外で見ていました。一糸乱れぬ展示飛行に目を奪われて思わず歓声と拍手を送ってしまいます。

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ちょっと送電線で見づらいと思いますが見事なハートをスモークで描いています。

どこの国でも戦闘機パイロットになれるのはすごく難しくなれた人はエリートと呼んでも過言ではありません。

しかしこのブルーインパルスに入るにはその方達の中でも人物、経歴、技能、知識などが認められたパイロットしか入れません。まさにエリート中のエリートなのです。地上で整備を担当する整備員の方々も同じく優秀でなければチームには入れません。

澄み切った青空に描かれる白いスモークそして青と白の機体がつんざく轟音、人々の歓声。毎年楽しみにしています。