ポリリンジェルEXは本当にホワイトニング効果があるのか?

1カ月実際に使ってみて感じた効果についてご紹介します。

こんにちは。ホームホワイトニング管理人のyukiです。

以前、購入直後のレビューを書いたポリリンジェルEXですが、あれからずっと使い続けていよいよ1ヶ月が経過しました。

購入直後の感想から変化はあったのか、しつこく残っていた茶渋はどうなったのか、1ヵ月後の感想を改めてご紹介します。これから購入してみるか迷っている方は、一度参考までにご覧ください。

※ポリリンジェルEX購入直後のレビューはこちらです。
→→『歯の着色汚れに効果的なポリリンジェルEXの評判と実際の体験レビュー』へ

ポリリンジェルEXとは?効果と特徴

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まず、購入したポリリンジェルEXについておさらいします。

一言で説明すると、歯の着色汚れ対策に特化したジェルタイプの歯磨き剤です。

通販でしか購入できませんが、今のところ午前中であれば即日発送してくれるため、数日待たずに手に入れられます。

着色汚れに効く理由は、まずジェルタイプゆえに歯の表面を傷つける研磨剤が配合されていないこと。

市販のホワイトニング歯磨き粉は研磨剤が多く配合されているものが主流なため、着色汚れとともに歯の表面を削ってしまいます。

ジェルタイプは研磨剤が配合されていないため、歯の表面を削る心配がありません。泡も立ちにくく、口から泡が垂れないことから、長時間しっかりと磨けます。正しい歯磨きは15分程度磨く必要があるため、泡が立ちにくいものは使い勝手が良いのです。

そしてポリリンジェルEX独特のメリットは、配合成分がきちんと着色汚れ除去に向いたものを選んでいること

着色汚れを除去するための主力となる成分はポリリン酸ですが、実はこのポリリン酸、鎖状になっており、長さによって効果が変わるという性質を持っています。

歯の着色汚れに最適なのは、短鎖ポリリン酸もしくはその長さに人工的に調節した分割ポリリン酸です。

ポリリンジェルEXには、この分割ポリリン酸のみが配合されています。

しかも商品の開発自体にポリリン酸の特徴(長さによって効果が変わることなど)を発見した専門家が携わっており、公式サイトではポリリン酸の働きについて詳しく解説されています。

着色汚れを吸着して落とすだけではなく、歯をコーティングしてくれるため、今後の着色汚れもつきにくくしてくれます。

ポリリンジェルEX公式サイトはこちら

実際に1ヶ月ポリリンジェルEXを使ってみた結果 着色汚れに効果あり!

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そんなポリリンジェルEXを実際に使い続けてから1ヶ月、効果はあったのかどうかについてですが、以前書いたとおりコーティング効果は使い始めてすぐに現れました。

磨いた後に歯を鏡で見てみると、光沢が出ていました。

ただ、残念ながら歯と歯の間にできている濃い目のしつこい茶渋だけは落としきれていませんでした。

あれから1ヶ月使い続けてみましたが、この茶渋を完全に落としきることはできず、今も残っています。

ただ、茶渋や歯の黄ばみは薄くなってはきています!

また、歯全体のくすみがなくなっていることから、濃い茶渋は難しいながらも、着色汚れを落とす効果はあることが分かりました。

ヤニ落とし用歯磨き粉のように研磨剤が多めに入った歯磨き粉でこそぎ落とせば落ちそうですが、それでは歯が傷付いてしまいます。

しつこく残った汚れはより日数をかけて少しずつ薄めていくしかないようです。

この経験から、濃い着色汚れがなく、全体的に歯がくすんでいる、という軽度の着色汚れの方には効果的だと思います。

今のところ着色汚れはないけれど、予防したいという方にもおすすめです。

私もコーティング効果はこの1ヶ月でしっかり実感しているので、今後の予防に使いたいという場合にこそぴったりの歯磨きではないでしょうか。

※濃い茶渋汚れも1カ月では落ちなかったものの薄くなってきており、着色汚れを落とす効果を実感しました。

ポリリンジェルEXの安全性をちょっと実験~歯に優しいのか?~

せっかくなので通販雑誌などでよく見かける実験を私もしてみました。

成分表を見るところ安全性は大丈夫なような印象がありますが、実際に歯に優しいものなのか試してみました。

ジェルタイプ歯磨きなので、研磨剤が入っていないことは間違いありません。

では、もう一つの歯を傷つける要因である成分の性質についてはどうでしょうか。市販品のように、汚れを分解させるために、酸性の成分が配合されているのでは、と気になりました。

というわけで、10円玉とポリリンジェルEXを用意してみました。

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10円玉の半分(右側)にポリリンジェルEXを塗り塗り。もしポリリンジェルに歯に良くない酸性の成分が配合されていれば、10円玉は綺麗な銅色になるはずです。

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汚れた10円玉の表面はすでに酸化銅となっているため、新たに酸をかけることで酸化還元反応などにより綺麗な銅色が現れるという仕組みです。よく炭酸飲料やレモン汁に10円玉をつけると綺麗になる、と言いますが、それらと同じ現象です。

30分くらい置いて、水で洗ってみました。念のため掃除用ブラシでごしごし擦ってみます。さて、どうかな?もし酸性であれば、新品の10円玉のような色の部分が出てくるはず。もしくは、多少色が銅に近くなるはず。

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結果、全然変わってない。ただポリリンジェルEXの汚れ分解効果か擦り洗いした結果か、ジェルを塗っていた部分の金属独特の汚れ(黒っぽい鉛筆の汚れのようなもの)は綺麗に落ちました。写真では分かりにくいですが…。

金属汚れが落ちた以外は、とくに色の変化もないもよう。つまり、酸性の成分は配合されていないと言えます。

市販品の歯磨き粉の中にはたとえば研磨剤の他にリンゴ酸などが配合されています。リンゴ酸は汚れを分解する一方で、その酸性で歯の表面のエナメル質を溶かす性質も持っています。そのため、歯磨きをするたびに短時間とはいえ酸を歯に塗りたくっている状態ともいえます。

歯にリンゴ酸を塗り傷付きやすくしながら、研磨剤で汚れごと歯を削っていく。あまり歯に優しい方法ではないと想像がつきますね。ポリリン酸の場合は汚れを浮かせる一方で歯の表面をコーティングする能力も持っているため、歯が溶ける心配はありません。

10円玉実験でも分かるように、歯を溶かすような強力な酸性の成分も配合されていないことが分かりました。

市販の研磨剤入りホワイトニング歯磨き粉に比べると劇的な着色汚れ落とし効果はありませんが、歯を削ったり溶かさない分、安全性は高いです。

ポリリンジェルEXを1ヶ月使ってみた後の感想まとめ

ポリリンジェルEXを1ヶ月使ってみた結果、濃くてしつこい歯と歯の間の茶渋は完全には落ちませんでしたが、薄くなってきており、着色汚れを落とす効果を感じました。使い続ければさらにホワイトニング効果を実感できそうです。

一方で全体のくすみはなく、コーティング効果のおかげか新しい目立つ汚れも見当たりません。

また、通販番組の物真似気分で行ってみた10円玉での安全性実験でも、歯を溶かすような強い酸性の成分は配合されていないことが分かりました。

この2点から、ポリリンジェルEXは以下の方に向いていると言えます。

  • これから着色汚れの予防をしたい方
  • 濃い着色汚れよりも全体のくすみや薄い汚れを除去したい方
  • とにかく歯に優しくて安全な歯磨きを使いたい方
  • 歯磨き粉特有の爽快感が苦手な方
  • 朝食前の歯磨きに使える歯磨き粉を探している方

個人的に、着色汚れが目立ってきてから慌てて使うというより、これから予防していきたい、最近歯がくすんできた気がする、というタイプの方に向いていると思いました。

ジェルタイプで研磨剤も入っておらず、成分的にも歯を溶かす心配のない商品なので、知覚過敏が心配な方など、歯に優しいものを探している方にもおすすめです。

香味もまったくないので、市販歯磨き粉のミント系の爽快感が苦手な方や、朝食前の歯磨き用に刺激や味残りのないものを探している方にもぴったりです。びっくりするぐらい味がないので、寝る前の歯磨きもミント味などが口内に残らずに済みます。

ミント系の香りがないために口臭予防の面で心配、歯磨きだけではきちんと歯垢除去できているか心配という場合は、同じポリリンシリーズの洗口剤も同時に試してみてはいかがでしょうか。

成分が同じなので、同時使いしても効果が薄まる心配がありません。

むしろ、相乗効果で磨き残しが置きやすい歯と歯の間などのケアにつながります。

☆今回試してみた歯磨きはこちら☆

ポリリンジェルEXです。歯科医院でのホワイトニング直後の『知覚過敏になりやすい状態の歯』にも優しい歯磨き粉も販売している会社なので、予防からホワイトニング後の色戻り防止まで長く付き合えます。

お値段も3,990円(税込)の単品から購入できます。

分割ポリリン酸配合の薬用ポリリンジェルEX(公式サイト)