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知識の無い人がデートで自然にワインを注文する方法

      2016/08/29

photo credit: Duda Arraes via photopin cc

ディナーデートにおいて、ワインは非常に重要な役割を果たします。一般的なアルコール許容量の男女であれば、ボトルを1本空けるだけで充分良い具合に酔う事が出来ます。さらに、自分のペースでビールやカクテルの杯数を重ねるより、ボトルを空けてしまう方がむしろコスパも良い場合もあります。
デートでこの便利なアイテムを使わない手はありません。ただ、よほどのワイン通でもない限り、数あるラインナップの中からどのワインを選べば良いか分からないかと思います。そんな人のために、今日はデートでのワイン戦略メソッドを書こうかと思います。

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最低限知っておくべき知識

料理の種類でワインの色を選ぼう

photo credit: Renée S. Suen via photopin cc

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僕は元来ワイン通でも何でもない(そもそもアルコール自体弱いので普段好き好んで飲まない)ので、ワインの味の良し悪しなんて分かりません。バカみたいな表現になりますが、赤ワインは赤ワインの味がして、白ワインは白ワインの味がするぐらいの感覚レベルです。でもこれは僕だけに限らず、実際はほとんどの人がそうなんだと思っています。デート相手の女性はもちろん、正月特番の「芸能人の格付けチェック」みたいな番組を見てても、一流芸能人が平気で最高級ワインとテーブルワインを間違えます。なので、デート相手が資格を持った一流ソムリエでもない限り、店の雰囲気と料理の味が良ければ、実際のところ何を選んでもワインの味でセンスを疑われる事はまずありません。
ただ、ワインの色の選択だけは把握しておく必要があって、例えば牛ステーキを食べている時に白ワインなんて選んでしまうと恥をかきます。この「色の選択」ですが、非常に簡単で、

牛、豚などの肉類 = 赤ワイン

カルパッチョなど魚類 = 白ワイン

のように、シンプルに【料理の色=ワインの色】とだけ覚えておけばOKです。
その他の鳥肉とかパスタとかはどっちを選んでも良くて、要は料理に合うとか合わないとかややこしい事は考えずに、最低限の一般常識から外れて恥をかかないようにだけ注意しておきましょう。

ワインの注ぎ方

photo credit: shahin ghaffari via photopin cc

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ワインの注ぎ方ですが、ソムリエがやるような細かい作法にまで気を配る必要はありません。覚えておくコツは一つだけで、注ぎ終わる瞬間に雫が落ちないように注ぎ口をクルッとひねりながらボトルを立てる事です。これだけで充分ワイン慣れしていない女性からはスマートな感じに見られます。ちなみに、相手に注いでもらう時はグラスは持たずにテーブルに置いたままにしましょう。

ベストなワインの選び方

無理にワイン通ぶらない

photo credit: saigneurdeguerre via photopin cc

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ワインと聞くと、ついドヤ顔で通ぶって語り始めたりとかしがちなんですが。別にそんなソムリエぶったところで彼女のポイントは上がりません。そんなどうでも良い見栄で下手に自分にプレッシャーをかけて高いワインを注文するのはアホです。それならいっそのことメニューを眺めながら、「おれワインの味は好きだけど、銘柄とかよく分かんないんだよなぁ。」みたいな感じで、あらかじめこだわりが無い事を伝えとく方が自然に選べると思います。どうせ女性側もこだわりなんて無いんだし。

選択権を委ねるのはギャンブル、ワインは自分で選ぼう

photo credit: Fotografik33 via photopin cc

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一番楽な選び方って、お店の人におすすめを聞いたり、相手の女性に直感で選んでもらったりする事なんですが、これには大きな危険が潜んでいます。例えばメニューに1本2000円のワインと6000円のワインが並んでいて、相手の女性に「おれワインなら何でも良いし、適当に選んでよ。」とメニューを渡したとして、そのメニューの6000円の方の説明書きに[ほのかなバニラの香り]とか書いてたら、「これおいしそー!」とか言って空気も読まず平気で高い方をチョイスします。店員に委ねた場合も、「お客様がご注文されてる料理であれば…」とかゴタクを並べながらこれまた平気で6000円の方を推してくるし、最悪の場合店の奥からメニューに載ってないワインを悪魔の笑みを浮かべながら持ってきて薦めてくる場合もあります。しかも値段を告げずに。一度そうなると、「何でも良いや」と言ってしまっている手前なかなか「いやそのワインはなんかちょっと…」とは言えません。もちろん、運良く手頃なワインにありつける可能性もありますが、余計なギャンブルは出来るだけ避けて、選択権は必ず自分が持つようにしましょう。

原産国で選ぶ

photo credit: Double--M via photopin cc

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自分でワインを選ぶとして、では知識が無い中でどのようにして自然な流れで手頃なワインを選ぶかなんですが、ここでおすすめの方法が【原産国で決める】という選び方です。大体のメニューには銘柄の隣に国旗が載ってあるか、説明書きに原産国が載ってあります。そこで、自分が注文したい価格帯が2000円とか3000円なら、その価格帯のラインナップから3つ程チョイスして相手の女性に「フランスかスペインかチリならどこに行ってみたい?」と聞けば良いんです。あとは相手が言った国のワインを注文すればOKです。
これなら思わぬ予算オーバーをする事もないし、「二人で選んだワイン」を美味しく頂く事が出来ます。しかも、そのやり取りから旅行の話題など話を広げてトークを盛り上げる事まで出来るという、一石二鳥にも三鳥にもなる超おすすめな手法です。

その他、押さえておきたいワインデートメソッド

店のチョイス

photo credit: Stuck in Customs via photopin cc

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普通の居酒屋とかで、「ワインでも飲む?」なんて提案しても少し不自然だし、そもそもボトルワインを扱っていない店が多いです。当然言うまでもなく、グラスワインでは何の意味もありません。なので、基本的に落としたい女性とのデートではイタリアンかフレンチをチョイスしましょう。別に高級な店に行く必要は無く、カジュアルイタリアンとかビストロとかなら、コスパ的にも一般的な居酒屋と大差ありません。それで、イタリアンやフレンチだったらワインを飲むのは自然な流れなので、ファーストドリンクはとりあえずビールとかを飲んで、おかわりのタイミングで「せっかくだしワインでも飲む?」とか「ワイン好き?」みたいな感じで注文する流れに持って行きましょう。

ワインが飲めない場合の秘策、スパークリング

photo credit: ecstaticist via photopin cc

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世の中にはワインが苦手な女性もいます。カクテルの様な甘い飲み物を好む女性は特にワインとは縁が無く、そういう女性にいくら料理に合うからって強引に赤ワインや白ワインを薦めたところで、当然嫌われるか、そうでなくてもボトルの中身をほとんど自分で飲み干す羽目になります。そこで切り札として使えるのがスパークリングワインです。スパークリングワインは料理も人も選びません。どの料理のタイミングで飲んでいても不自然ではないし、赤・白ワインのような特有のクセも無いので、炭酸さえ飲めればどんな人でも飲めます。なので、赤ワインも白ワインも苦手な女性が相手の場合はスパークリングワインを薦めるようにしましょう。
一つ付け加えておくと、デートでワインを飲ませる目的は丁度良い具合のアルコールを飲む事で男性はアグレッシブに、女性は性欲が高まるので、その効果を利用してアプローチの成功率を高めることにあります。当たり前の事ですが、いくらスパークリングワインが飲みやすいからと言って相手のアルコール許容量を超えるぐらいがぶがぶ飲ませて泥酔状態にさせるのは男の美学に反するのでやめましょう。そもそもそんなやり方はもはやデートではありませんよね。

自宅に用意しておく

photo credit: jenny downing via photopin cc

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女性を自宅に招く事を想定して、あらかじめ何本かワインを用意しておくのも良いかと思います。デート前にあらかじめワインを備えておけば、普通に居酒屋で食事した後に「家でワインでも飲もうよ。」と言って誘うパターンにも持っていく事ができますし、昼間に映画やドライブデートした後に「おいしいワインがあるから飲もうぜ。」みたいな感じの流れに持っていく事も出来ます。

まとめ

・肉料理=赤ワイン、魚料理=白ワインは覚えておく
・ワインを注ぐ時は、最後にボトルを軽くひねる
・メニューの選択権は自分で保持した上で原産国から相手に選ばせる事により自然な流れでお手頃ワインを注文。余計な出費を抑える。
・ワインが自然に飲める環境はイタリアンやフレンチレストラン、もしくは自宅
・赤や白が苦手な女性でも飲めてしまう泡は最強

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