デートのスーツスタイル、ワイシャツの色柄やサイズの選び方について
2019/02/07
デートで好感度を上げるスーツスタイルの要、ワイシャツについて解説します。
ポイントとしては、顔を小さく見せる効果のある青のワイシャツをチョイスすること。そして、ワイドな襟を選ぶことによってセクシーなVゾーンを演出できます。ワイシャツ選びのNGポイントも踏まえながら、詳しく解説していきます。
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ワイシャツ選びのよくある落とし穴
・装飾の入ったワイシャツを選ぶのはアウト
・ボタンダウンシャツは本来ノーネクタイ用
ワイシャツ選び、ひいてはスーツスタイルの大原則は、シンプルなアイテム同士の組み合わせです。カッコいいスーツスタイルとは、突き詰めると「単色のスーツ+単色のワイシャツ+単色のネクタイ」であるということが100年以上も前に確立されているのです。

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よって、装飾の入ったワイシャツやつま先の尖った革靴のように、ひとつのアイテムだけで個性を主張しようとするのはナンセンスです。
最近ではだいぶ減ってたようにも思えますが、一時期日本で「ドレスシャツ」と称して襟を二重にしたものや、奇抜な装飾を施したものが広まりました。
本来「ドレスシャツ」とは、スーツに合わせるワイシャツ全般のことを指します。これらのようなワイシャツは日本だけで独自に広まってしまった文化であり、いわばチャック付きのトレーナーぐらい意味の分からないアイテムです。大手のスーツチェーン店ですらいまだに取り扱っていますが、避けるようにしましょう。以下のようなものはNGです。
出典:スーツのはるやま
そしてもうひとつ間違えやすいのが、ボタンダウン襟のワイシャツを勝負服に取り入れてしまうことです。以下のような襟をボタンで留めるタイプのものですね。

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このボタンダウンシャツは、「ポロ」というスポーツ用のワイシャツとして誕生したのがルーツです。ネクタイを外している状態でも襟が崩れないことを目的として作られています。
スーツスタイルに取り入れること自体は邪道ではありませんが、そもそもがネクタイにマッチするよう作られていないので、デートやビジネスでかっちりキメる場合は適していないことを知っておきましょう。
ワイシャツの色は白か青の二択!
・白と青のワイシャツは最もコーディネートの幅が広い
・特に単色がおすすめ
「シンプルなアイテムの組み合わせ」というスーツスタイルの鉄則に基づくと、最も適したワイシャツは白の単色になります。ここにさらに女性ウケという視点を加えると、青色のワイシャツがおすすめです。
青は小顔効果を演出できる色であるとともに、ジャケットを脱いだワイシャツ単体の姿でも爽やかな雰囲気を醸し出せます。

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ストライプやギンガムチェックなどのワイシャツもお洒落ではあるんですが、合わせるネクタイやスーツの色柄が限定されてしまいます。
ワイシャツ単体の存在感も強めなので、サラリーマンの場合一週間のうちに一度しか着れません。デートでも一度着てしまうと、2回目以降しばらく出番を回せませんね。
出典:スーツカンパニー
逆に、単色のワイシャツはどんなネクタイやスーツにも合うので、飽きられることがまずありません。
デートのスーツスタイルで最もおすすめのワイシャツとは?
・色は青、襟はワイドスプレッドを選ぶ
・背ダーツ入りのタイトスタイルがおすすめ
ワイシャツ選びのセンスの差は襟と背ダーツによって決まります。よく見かけるくたびれた印象のオジサンは、角度の狭い襟型に胴回りがダボダボのワイシャツを選んでいるので、あんなにも枯れて見えてしまうわけです。
襟については、角度の狭いレギュラーカラーではなく、ワイド(スプレッド)カラーと呼ばれる角度の開いたものを選びましょう。これにより、ジャケットを羽織ったときのVゾーンの完成度が大きく変わります。
【レギュラーカラー】
【ワイドスプレッドカラー】
ワイシャツの襟先はジャケットの下に隠れるのが王道の着こなしです。こうすることでVゾーンの色気に断然の違いが生まれます。
フィット感を考えると、ワイシャツは百貨店でオーダーメイドするのがおすすめではあります。ただ、綿100%のもので作ろうと思うと一着1万円前後するので、決して安くありません。
そこで、ワイシャツに必要な条件を満たした上でコスパにも優れた最もおすすめの一着が以下のものです。
出典:
スーツカンパニー
スーツカンパニーのワイドカラードレスシャツです。
小顔効果が期待できて爽やかな印象のサックスブルー。ワイドスプレッドカラー。そして何より、背ダーツという縫製によってタイトフィットな着こなしができます。見た目や着心地を左右する素材についても、綿100%なので条件クリアです。
4,800円でこれだけのポイントを抑えているものはそうそうありません。しつこいようですが、デートで着るなら間違いなく青がおすすめです。一週間のローテーションを考えると2着は用意しておきたいところ。
出典:スーツカンパニー
さらに、ベーシックな白のワイドカラードレスシャツが2〜3着あれば、一週間のスーツコーディネートで困ることはまずありません。白と青のワイシャツで合計4着ほど揃えることが出来れば、第三の候補としてストライプやチェック柄を選ぶのもいいですね。