看護師としての仕事にやりがいを感じる時はいつか

看護師の仕事はどんな場所においても人間の生命を預かる仕事です。それゆえに責任がとても大きく絶えず緊張やプレッシャを感じています。

それらに常にさらされている職業ではありますが場合によっては患者さんにこちらが助けられ共に悩み考えることができます。そして自分が行った看護が患者さんに良い結果が持たされた時には非常に大きなやりがいを感じる看護師さんも多いでしょう。

そんなやりがいを感じた時自分自身の人間的な成長にもつながります。

社会への貢献、人への貢献ができまた実感が大きくそんなやりがいを感じるのは看護師の職業に従事していて最大の魅力だと思います。

看護師の仕事のやりがいはデーターにも表れている

ある統計調査だと会社員などの一般職と看護師さんとが感じているやりがいについての統計がありました。

その結果、一般職の女性たちが感じているやりがいがおおよそ53%に対して看護師さんは70%にものぼります。私もそうですが、やりがいを感じつつも不満はありますが看護師の仕事と魅力の高さがあると思います。

患者さんやその家族との関わりが大切

私たち看護師の仕事の一つとして「患者さんやそのご家族のために」「病気や怪我をしている患者さんのためになんとかしてあげたい、助けたい」という大きな使命感を持つのも大切な仕事の一つです。

そんな方々の社会復帰へのサポート、体と心の看護を行うことにより看護を通じてサポートする。それによってもやりがいを感じるのではないでしょうか?

しかし看護師の現実の厳しさ

先程もお伝えしたように命を預かる職業なので常に何かしらの緊張感とプレッシャーは感じられずにはいられません。そのことはすでにご理解をしていただけたと思います。

私などは時々、新人だった頃を思い出すことがあります。苦労したこと、辛かったこと、失敗したこと、嬉かったことなどです。

でも印象に強く残っているのはやはり苦労したことや辛かったことです。

今では笑い話しにはできますが現在、一生懸命看護の現場で頑張っている新人看護師さんは当然のことですが自分の看護技術や知識、スキルの未熟さからさらに大きなプレッシャーや不安感で押しつぶされそうな時があると思います。私も常にその一人でした。

とてもそれは厳しいことだと思います。

大きな魅力と社会貢献それらからの大きなやりがいを感じる反面、いつでもどんな時でも看護師として働いている時は命と向き合っている現実と厳しさと向き合わなければなりません。

そんなことを乗り越えていくことができれば看護師としてどんどん成長をしていくことができると思います。口で言うのは簡単ですけどね。

業務に関して言えばどこの病院や施設でも忙しいと思います。

要因の一つと考えられるのは2003年に始まったDPC(診断群分類)という制度です。この制度により患者さんの在院日数が短くなり、患者さんを常に効率よく回転させなくてはいけないために看護をしている実感が持てなかったり現場では翻弄されているという声も少なくはありません。

もう一つは2006年に制定された7:1看護です。この看護基準を満たそうと看護師の獲得競争が始まったと言われています。そのため資格を持っていれば看護師なので新人看護師さんもどんどん容赦なく厳しい現場に投入されます。そのために指導や教育する立場の看護師の負担が増えてしまうという現実もあります。

看護師の仕事は厳しいことがたくさんありますが

色々とたくさんの厳しいことをお伝えしてしまいましたが、看護師が成長できるのは患者さんやそのご家族の存在があるからではないでしょうか?それらの存在に励まされ成長していく自分を見つめた時看護師として大きなやりがいを感じる一つのシーンだと思います。

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