副業というよりアルバイトといったほうが早いですね。高校生や大学生の頃たくさんの種類のアルバイトを経験しました。
大手のドーナッツショップの店員、引越し会社の引越し助手、プロ野球球場でのお弁当売り、倉庫会社の倉庫整理、洋品店の店員などです。力仕事もあれば接客もありおこずかいを稼いだものです。
看護師になってからはどうかといわれれば派遣などで単発や長期の派遣看護師をやっていた時期があります。
看護師の副業と就業規則
現に周りの看護師で他の病院や医療機関にアルバイトに行っている看護師がいます。
常勤で勤務している病院の就業規則というものを皆さんはご覧になったことがありますか?大体ですがアルバイトは就業規則で禁止されています。なぜなら多くの理由として本業に差し支えるからです。
アルバイトを推奨しているところは見たことがありませんが、本業に差支えがない範囲で認めているところは知っています。ただし公務員看護師はアルバイトは全面的に禁止をされています。あとは内緒でするか堂々とやるかどちらかですね。
アルバイト先の見つけ方、どんな種類の仕事をしたか
病院などの求人などを見てみると非常勤募集と書いてあることがあります。
これはパート勤務やアルバイト募集を指していると思います。私の場合は人材派遣会社に登録して単発(1日だけ)や長期の派遣で働いたことが多いです。病院のホームページで見つけたアルバイトは化学療法をメインに行っている病院の病棟夜勤、精神科病棟の日勤夜勤、一般病院の手術室、一般外来、内科病棟の日勤などを経験しました。
派遣として勤務したことがあるのは老人系の派遣が多いです。デイサービス、ショートステイ、老人施設での日勤、障害者施設の日勤、小児救急電話相談、訪問入浴などなど数え切れないほどの施設を訪れて勤務させていただきました。
アルバイトをすることのメリットとデメリット
まずメリットからです。特にこだわっていなければたくさんの種類の仕事をこなせばたくさんの経験ができ臨床に生かすことができることです。私もたくさんの経験をして日々、今でもその時に得た経験と知識が今でも生かされています。
地域や医療機関にもよりますが時給がいいことです。派遣が一番時給が良かったです。夜勤のアルバイトで一番収入が良かったのが一夜勤¥37000(税込)で交通費が支給されたアルバイトでした。
もし転職を考えているならばまず希望の病院に非常勤で勤務すれば直にいろいろなことがわかり参考になるでしょう。また、たまたま非常勤や派遣で訪れたところが働きやすかった、雰囲気が良かった、人間関係が良かったなど偶然に転職先が見つかったなどの声も聞いたことがあります。目的を持ってお金を貯めたい場合手っ取り早く貯まると思います。
私も看護学校入学のために准看護師時代は少しでも早くお金が貯まるように学費稼ぎをさせていただきました。
次にデメリットです。常勤で勤務している場合、就業規則で禁止されているときにばれてしまった場合規則違反でなんらかのペナルティーを受けることがあります。どのようなペナルティーかは医療機関によって違うと思います。最悪の場合は懲戒解雇という場合があります。
自分の休みを使ったり夜勤明けにその日の夕方にアルバイト先の夜勤に行くことがありますね。そんなときは疲れがたまったまま行くので体を壊したりよく休めないということがあります。それらが蓄積されると本業を休まなくてはならない事態になることがあります。また初めて行くところなどはそこのしきたりややり方が当然わからないのでちょっとしたことでインシデントやアクシデントにつながりことがあります。
収入が増えるわけですから支払うべき税金が増えます。その申請や支払いが大変です。
アルバイトをすべきか?するべきではないか?
一概には言えません。一般的には悪いイメージがありますがイメージだけだと思います。新人のうちはたぶんそんな余裕はないと思います。やがて知識も自信も持てるようになり何か目標があればまたいろいろなリスクを承知でするなら考えてみてもいいと感じます。
看護師のアルバイトや派遣の仕事が毎日のようにパソコンのアドレスに入ってきます。それだけまだまだ看護師がいろいろなところで不足しているんだなとよくわかります。そんなとき自分の力が少しでもその日だけでも役立つならちょっとしたやりがいを感じたものでした。
「また来てね」とそこのスタッフに言われれば嬉しさ倍増でした。