★貸株サービスを利用すれば貸付金利+配当金+株主優待を得ることができます。塩漬け株を有効活用できるほか年利10%の高金利株もあり資産運用におすすめです。
貸株サービス投資 概要
貸株サービスとは証券会社に自分の持っている株の貸付を行い、金利を得るサービスのことを言います。証券会社はあなたから株を借りて利息を支払う代わりに、借りた株を「貸株市場」という機関投資家等が参加している市場で株を貸付て金利を得て差額を利益として得るという仕組みになっています。
塩漬け株を貸し付けて金利を得るといった有効活用ができる他、銘柄によってはボーナス銘柄として金利が10%も付くものもあり、資産運用にも使える投資になっています。
また、通常は貸株サービス中であっても株主優待は自動で取得できるように設定されており、配当金はもちろんのこと株主優待の権利も得たまま貸株利息も得ることができます。また、売却も制限がないため通常の株を持っているのと同じ状態で金利だけがプラスされるお得なサービスです。
現物で株を持っているにもかかわらず、貸株を利用しないのはかなりもったいないことをしていると思います。
もっとも、貸株サービスを利用できる証券会社は限られており、また金利は証券会社ごとに異なります。以下比較してみました。[table id=4 /]
貸株サービスを取り扱っている証券会社は現在のところカブドットコム証券、SBI証券、マネックス証券、松井証券の4社です。上記比較表の通り、カブドットコム証券が唯一10%の金利を設定しています。また、同じ銘柄でも証券会社によって金利が異なることがあります。貸株にするのであれば、
貸株のメリット 長期投資家におすすめ
貸株のメリットをまとめると以下とおりです。
- 配当、株主優待の権利をもちながら貸株料も得ることができる
- ボーナス金利銘柄であれば1%~10%と利回りも高く、資産運用にもなる
- 塩漬け株を貸株に出して有効活用ができる
- 長期ホールドする投資スタイルにおすすめ
貸株金利は最低でも0.1%で、ボーナス銘柄になると1%~10%のものもあり、なかなか侮れない利回りとなっています。ボーナス銘柄でなくても、売買が盛んに行われている銘柄であれば、概ね0.5%以上の金利はついていますので、長期保有している銘柄があるのであれば、貸株に出しておいた方がお得です。塩漬け株をもっている人も貸株に出すことで多少ではありますが、キャッシュを生むことができます。
株主優待や配当の権利も維持できますので、何かとメリット多いサービスになっています。
貸株のデメリット
では、貸株に出すことのデメリットはあるのでしょうか。
貸株に出すことで、株の名義が証券会社に移ってしまいます。その結果、信託保全の対象からも外れてしまい、仮に証券会社が破綻してしまった場合には、その株の権利を失ってしまう可能性があります。これについては前例がないため、実際どうなるかはわかりませんが、そういったリスクはあるようです。
ただ、貸株を提供している証券会社は大手証券会社に限られており、カブドットコム証券は三菱東京UFJ系列ですので、よっぽどのことがない限りは破綻ということはないでしょう。もちろん、絶対はありませんので、一つのリスクとしてご留意ください。
また、株主優待のなかで、例えば3年以上保有するといった期間の条件を指定している場合は貸株に出すことで、名義が変わってしまうため、その株主優待は受けることができませんのでご留意ください。
貸株におすすめの証券会社
貸株におすすめの証券会社はカブドットコム証券です。
上記のとおり、カブドットコム証券は1.0%以上の貸株高利率の取扱銘柄数は100銘柄以上と証券会社の中ではトップクラスの取扱数量となっています。また、カブドットコム証券はボーナス銘柄といい、貸株利率5%~10%の高利率銘柄も取扱っています。貸株サービスが充実しています。
口座開設は以下より
カブドットコム証券
以上、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。投資は自己責任でお願いいたします。
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