スキャルピングにおすすめの通貨ペアとは
スキャルピングに適している通貨ペアは、ずばり、よく動く通貨ということになります。
ただし、比較的レンジになりやすく、動きを読みやすい通貨がそれに適した通貨となります。
ほとんどの国内投資家はドル円やユーロドル、ユーロ円をやるようになっています。
これは相場の動きを比較的想像しやすく、しかも通貨自体にともなうさまざまな経済情報を得やすいというところが大きなポイントになっているからで、しかもこのような主要通貨はFX業者にとっても取引量を拡大するためのドル箱通貨ペアであるため、ほとんどの業者がスプレッドをかなりせまく設定しているためにスキャルピングでも利益が出しやすいのが大きな特徴といえるのです。
スプレッドが狭い通貨のほうが短時間に利益を稼ぎやすい
ドル円などですと0.3銭ぐらいのスプレッドになっているところが多いため、少し動いても確実に利益を得ることができるのがスキャルピングでの妙味となります。
一方、ポンド円などですと確かに1日に200PIPS動くといったケースもあり有利にも見えますが、クロス円通貨であり、本質はドル円とポンドドルの動きに支配されていることに加え、スプレッドが狭くても1.2銭、幅広いところですと5銭に設定しているところもあり、これではまともにスキャルピングができる通貨ペアとは言えなくなってしまうわけです。
ですから、できれば実需があって一定のボラティリティが確保されている、しかもレンジになりやすく、トップやボトムといったポイントが1日に何度もつくられやすい通貨ペアを選択することが重要になるのです。
エントリーユーザーへのおすすめ通貨ペアはなんと言ってもドル円
スキャルピングをやり始めるユーザーにとっての選択肢としてお勧めとなるのはやはりドル円ということになります。
特に東京タイムのドル円は個人投資家が多く参加していることからレンジ相場になりやすく、仲値などの時間帯によってある程度動きが厳密に予期することもできるのでここから練習していくことが間違いのないエントリー方法となります。
スキャルピングのやりにくい通貨ペアを選んで売買してみてもなかなかうまくなりませんし、なにより利益が出ないことになりますので、最初は比較的簡単に売買のできる通貨を選び、自信をしっかり持った上で利用する通貨ペアを広げていくことを考えるのが間違いのない方法といえるのです。
そういう意味では日本人トレーダーにとってはドル円が最大のエントリー通貨なのです。
ドル円FXに最適なFX業者とは
以上より、スキャルピングにおすすめの通貨はドル円です。
では、どのFX業者が適しているのでしょうか。
主要なFX業者についてドル円スプレッドを比較してみましょう。
FX業者 | ドル円スプレッド | 最小取引通貨単位 |
---|---|---|
GMOクリック証券 |
0.3銭 | 10,000 |
SBI FXトレード | 0.27銭〜 | 1 |
FXプライム byGMO | 0.6銭 | 1,000 |
JFX | 0.3銭 | 1,000 |
マネックスFX | 0.2銭 | 1,000 |
外為ジャパン | 0.3銭 | 1,000 |
DMMFX | 0.3銭 | 10,000 |
セントラル短資FX | 0.39銭 | 10,000 |
GMOクリック証券 |
変動 | 10,000 |
ヒロセ通商 | 0.3銭 | 1,000 |
主要なFX業者を比較しましたが、それほど大きな差がないことがわかります。
ドル円についてはスプレッド競争はほとんど飽和しているといえます。
ただ、スキャルピングは一日に何度も取引を繰り返すので0.1銭といえど、年間にすると馬鹿にならない差になっていきますので、できるだけスプレッドは狭い方がいいです。
スプレッドの狭さではマネックスFXが0.2銭と他社を圧倒しています。しかも、1,000通貨から取引ができるのが魅力ですね。
また、注意点としては比較上スプレッドが狭いのがSBI FXトレードですが、こちらは約定数量によってスプレッドが変動しますので、1回あたりの取引が大きい場合にはお勧めできません。
10,000通貨単位の取引ではGMOクリック証券(FXネオ)がスペックが高いです。GMOクリック証券(FXネオ)はFX業者最大手で5年連続取引高世界一位を獲得しており、システムの安定性には定評があります。
その他、1,000通貨単位の取引では約定力100%をほこるFXプライム byGMOがいいでしょう。
また、JFXは公式サイトでもスキャルピングを公認しており、スキャルピングユーザーには人気が高いようです。
実際に取引してみないと何とも言えないのですが、システムの安定性、約定力の高さから、スキャルピング公認のJFXは信頼できますね。
JFXについては当サイトでも特集していますので、参考にしてください。
