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いつまで経ってもナンパの仕方が分からない草食系男子のための第一声ガイドライン

      2019/04/19

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heyhojournalです。
以前、「出会いはめちゃくちゃ欲しいけど街中でナンパする勇気が無い」という男性向けに、バーでの出会いをオススメする記事を書きました。

関連記事|彼女ができない?!ナンパもできない?!だったらバーに通って映画のような出会いを体験しよう

記事内容を要約すると、

奥手な男子でもアイリッシュパブ系のバーなら声かけのハードルも低く、比較的簡単に素敵な女性との出会いがあるよ。
最初はビビっちゃうけど通い詰めているうちに自然と声を掛ける勇気が湧いてくるよ。

といった内容です。
「バー ナンパ」でググると今だに検索上位にあがってきており、ありがたい事にそれなりに多くの愛に飢えたメンズが参考にして頂いているかと思います。
記事を読んだ事がきっかけで見事バーで素敵な出会いをゲット出来た人がいたとしたら、僕としては心の底から光栄至極の至りなんですが、そこはやはり草食化が進む日本、なかなか女性に声を掛ける勇気が湧き上がって来ない人もいるかと思います。
そこで今回は、

"最初はビビっちゃうけど通い詰めてもやっぱりビビっちゃうじゃねーかバーロー!"

といった思いを抱く全ての愛すべき草食系男子のために、声掛けの勇気を身につけるためのもう少し具体的な策を提示したいと思います。

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女性に話しかける事を恐れる理由と、成功への道筋

声かけにビビる理由は何か

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具体的な施策を論じる前に、まずはなぜそこまで女性に声をかける事を恐れてしまうのかを見つめ直してみましょう。
想像してみてください。女性に声をかけ、失敗するとどうなるかを。

【ナイフで刺される?】
イヤイヤ...

【警察に通報される?】
まさか。紳士的に接している以上はあり得ません。

【ビンタされたり酒をかけられる?】
僕の周りでは聞いた事無いですが、酔っ払った凶暴な女性だったら万が一ですがあるかも知れませんね。

【「キモいんだよ、鏡見てから声かけろやボケ!」と罵られる?】
もし言われたらさすがにしばらく立ち直れないですね〜。

【無視される?睨まれる?】
まぁ、これは普通にあります。

どうですか?何が言いたいかと言うと、失敗したところで無視されるだけか、一番最悪の場合でもビンタされるぐらいだということです。さらに言うと、そもそもバーナンパはストリートナンパとは違い、ガンシカ(完全無視)されること自体極めて少ないのです。失敗のパターンとしては大体が「今女同士で大事な話してるの。ごめんね。」のような感じでストレートに断られます。

まだ声かけ経験が無くても、ナンパをしようと何度かバーに足を運んだ経験がある人なら、失敗してもその程度だという事はなんとなく頭で理解できているかと思います。

ではなぜそこまで失敗を恐れてしまうのか?
それは、

一度も実績がないから

です。
見知らぬ女性に声をかけ、楽しくお喋りをするという経験がないので、そんな事が現実世界で起こり得るのか半信半疑になってしまっているのです。周りで喋っている男女グループは元々友達同士か、たとえナンパだとしても自分とは住む世界の違うナンパ師だから出来る芸当であり、下手に真似事をしても無視されたり罵られたりして赤っ恥をかくだけだ、と。

目標のハードルを下げる

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もちろん、昨日まで他人だった女性と突然知り合ってトークをしたり、連絡先を交換して後日彼女になったり、はたまた肉体関係を結んだりという話は夢物語の類のものではありません。ですが、慣れないうちはそう簡単に達成できるものではないというのも事実です。

そこで、まずは目標値を徹底的に下げる事を提案したいと思います。

あなたが出会いを求めてバーに赴く理由は何でしょうか。

愛すべき彼女が欲しいから?

職場や合コンでは知り合えないような美女を抱きたいから?

おそらくその辺りが最終的に到達したい目標値かと思います。ですが、いきなり高みを見上げるのではなく、少し下げていきましょう。

ゼロをイチに、小さな成功体験を積み重ねていくことで目標を達成するという成功哲学を、恋愛でも応用するわけです。

デートや連絡先交換などの目的はとりあえず頭の片隅に封印し、

とにかく一声話しかけてみる

という目標をクリアすることから始めていきましょう。

バーで使える最初の一声(オープナー)

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女性に声をかけられない理由としてもう一つ代表的なものが、「なんて話しかけていいのか分からない」というものがあります。初心者ハンターが最初に抱える悩みですね。この悩みを熟練ハンターにぶつけてみたところで、「へ?そんなの何でもいーじゃん。」と返ってくることでしょう。そう、バーやクラブでのナンパは女性に掛ける最初の言葉は「なんでもいい」が正解です。

ただ、始めて旅に出かける友人に「何悩んでんの?交通手段も宿泊ホテルも別になんでもいいからw」ではアドバイスとしてあまりに酷なので、ここではバーで使えるオープナー(会話をオープンさせる第一声)を例として3つ紹介したいと思います。

例1:「それって何ていうカクテルですか?」

女性が飲んでいるお酒について質問して会話に入り込む手法です。

「珍しい色のカクテルですね?」とか、「あ、この店ワインも置いてるんですね。」みたいな感じで話しかけてみましょう。あとは「よく(この店)来るんですか?」とか「お仕事帰りですか?」のように繋げて会話の糸口を探っていきます。

この、女性の持ち物をイジる事から始めるオープナーは何もお酒だけに限らず、「帽子めっちゃかわいいですね。」とか「荷物多いですね。買い物帰り?半分持ちますよ。」といったように注意深くターゲットを観察することで、バー以外のシチュエーションでも展開することが出来ます。

例2:「この店っていつもこんなに混んでるんですか?」

シチュエーションを利用する手法です。

どれだけ通い慣れた店だとしても、しれっと初心者ぶって聞いちゃいましょう。「私もあまり来たことなくて(or 初めてで)。」とか「週末は結構混むんですよこのお店。」のようなリアクションが返ってくるかと思うので、一例目と同様に「お仕事帰りですか?」なり「結構飲んでます?2軒目とかですか?」といった感じでオープンを試みましょう。

その他にも、店内のモニターで海外のスポーツ中継などが放送されていれば、「今日はサッカー(野球)観戦ですか?」みたいな感じでシチュエーションを利用して自然な形で声をかけてみましょう。

例3:「良かったら一緒に飲みませんか?」

回りくどいことはせずストレートに会話を打診する手法です。
正直僕はほとんどこれ一択です(笑)
持ち物やシチュエーションを利用する手法は確かにスムーズに会話に入れますが、店内でのターゲットとの位置関係によってはどうしても不自然になってしまうことがあります。トイレや出入り口と逆方向にターゲットが位置する場合は、もう思い切ってストレートに誘うのが一番です。

女性二人組の場合は大体が返答までに少し間があくので、答えを待たずに「お仕事帰りですか?」と会話を続けましょう。そしてお互いの自己開示がある程度済んで、打ち解けたタイミングを見計らい再度「あっちのテーブルでツレが待ってるからせっかくだし4人で飲まない?(or こっちに呼んできていい?)」と打診しましょう。この辺の流れは3例とも同じですね。

また、これも3例とも共通ですが、セリフの頭に「こんばんは」をつけるようにしましょう。この「こんばんは」の発声が意外と一番大事で、明暗を分けると言っても過言ではありません。ビビリ全開のオドオドした感じで言ってしまうと即不合格になります。逆に自信に満ち溢れた表情と声で話しかけることで成功率は格段に上がるでしょう。
たとえ顔面がゴリラでも、せめて笑顔とマインドはレオナルド・ディカプリオを心がける事で結果は大きく違ってきます。

関連記事|これでもう緊張しない。ディカプリオに学ぶ、女性をデートに誘う方法

それでも勇気が出ないならまず男に声をかける

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”失敗しても命を取られるわけではない”

”あれこれ考えずとりあえず話しかけてみる事から始める”

これらの事を頭で理解していても、やっぱりどうしても声をかける勇気が湧いてこない人はもういっその事女性じゃなくて男に声をかけてみましょう

大人気ゲームのドラゴンクエストに、戦士ライアンと人間に憧れる魔物ホイミンのエピソードがありますが、あなたが無能なホイミンの段階である以上はライアン様の戦いぶりを見て少しでも人間に近づくしかありません。

ただ、タイミングを見誤ってはいけません。すでに戦闘中のライアン様に話しかけるのはやめましょう。ナンパ中に割り込むほど野暮なことはありませんからね、トラブルにもなりかねません。

理想的な状況としては、あなたが友人と二人で飲みに来ているとして、4人組のフリーな女性グループがいたとしましょう。この時二人組のライアンコンビを見つけてこう持ちかけるのです。

「こんばんは。僕たちも二人で飲んでるんですけど、良ければあの4人組行ってみませんか?」

4人組の女性ターゲットに対して、こちらも4人パーティを組んで挑むという共闘を持ちかけるわけです。
また、正直に初心者であることを打ち明けても良いでしょう。

「すみません、実はおれたち全然慣れてなくて。正直自信無いんで見本みせてもらって良いですか?」

まさに「ぷるぷる、僕悪いスライムじゃないよぅ。」の精神ですね。優れた戦士ならば、この言葉を聞くとまず間違いなく力を貸してくれます。

なぜなら、屈強に見えるその戦士もかつてはザコモンスターのホイミスライムだったからです。初心者の苦しみを知っている彼は、勇猛果敢に声をかけに動いてくれることでしょう。その声かけが成功しようがしまいが、その闘いぶりを目に焼き付けることで多くの経験値を獲得することができます。

そして、晴れて女性グループと飲むことができた暁には景気良く皆さんにドリンクでも奢ってあげましょう。これはある程度経験を積んだ戦士なら周知の事実ですが、普通はナンパでドリンクを奢ることにメリットは存在しません。自身の魅力ではなく酒で釣ろうとしたり、女性に媚びる行為は基本的に「非モテ」の烙印を押されてしまうからです。

しかし、今回の場合はあなたは剣(トーク)の振り方も覚束ない、ホイミ(ドリンク)を唱えるしか能のないモブキャラなので、ライアンへのお礼の意味を込めてせめて自分の役割を果たしましょう。ただ、戦場に立っている以上はあなたもプレイヤーの一人です。パシリっぽい感じではなく「まぁ飲め(ホイミ)!飲め(ホイミ)!いいから飲めや(ベホマラー)!」と豪快に振る舞うことで好印象に映らないこともないでしょう。
とにかく、最初はどんな手段であったとしても、

さっきまで他人だった女性と飲み語らう

ということを経験しましょう。決してそれが夢物語ではなく、現実世界で体験できると知ることによって格段にレベルアップすることができます。
そして今度は自らが女性に声をかけるようになり、さらに多くの失敗と小さな成功を積み重ねていくことにより、いつしかザコモンスターから魔王も怖れぬ最強の戦士へと変貌を遂げるでしょう。
その時、今度はあなたが気の弱そうなホイミスライムに手を差し伸べるのです。

まとめ

・「声をかける」という低い目標からクリアしていく
・第一声は基本的になんでもいいが、「笑顔」と「自信」は絶対に忘れない
・どうしても声をかける勇気が出ない場合は、虎の威を借りてでも「初対面の女性とトークする」経験を得る

これらのことの心に留め、大いなる決意で意気揚々と臨み、それでも勇気が出ないのがナンパです(笑)

ただ、自転車を乗りこなすのと同じで、声かけはある日突然上手くできてしまうもの。女性に自然に声がかけられるレベルになったら、次はデートやセッ◯スの成功率を高めるステージへと進みましょう。

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