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【ドラマ】失恋ショコラティエの名言が下手な恋愛コラムより役に立つ理由

      2016/08/29

photo credit: J. Paxon Reyes via photopin cc

月9らしからぬ内容で何かと話題の失恋ショコラティエ。
毎度お馴染みの、美男美女が10週散々すれ違ってラスト1週で結ばれる、そんな今までの月9とは少し違うなーと、僕も今週放送された2話目までを観た限りでは思いました。
もちろんドラマなんで、美男美女が主演だし、現実世界では考えられないハイスペックな人間達がフッたりフられたりするんですが、その恋愛模様が妙に核心を突いていたりしていてなんかリアルなんですよね。

僕が特に印象に残ったセリフを、各話一つずつ紹介したいと思います。

photo credit: J. Paxon Reyes via photopin cc

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第一話 「サエコさんとはまだ時期じゃないんだよ、たぶん。」

石原さとみに積極的なアプローチが出来なかった松潤に対し友人の溝端淳平が批判します。その返答がこのセリフです。
いや、分かるわ〜(笑)
相手を好きになればなるほどアプローチするのが怖くなって、「まだ元彼と別れたばっかだし…。」とか、「知り合ったばかりでいきなりデートに誘うのは早いよな。」みたいな感じで自分に言い訳した結果、あっさり別の男に先を越されたり、ヘタレを見抜かれて草食非モテ認定されちゃったりするんですよね。
このドラマの松潤の場合はもっと強烈で、ちっとも自分を男として見てくれない石原さとみを振り向かせるためにフランスで数年修行して、一流のショコラティエとして日本に帰ってきたのは良いんだけど、石原さとみはとっくに新しい男を見つけていて挙句結婚も決まっていたという…。そこまできての「時期じゃない。」発言ですからね(笑)いまだかつてこんな非モテ臭全開の月9ヒーローが存在したでしょうか。
まぁそれはさておき、やっぱり好きになった女性に対しては、臆せずどんどんアプローチするのが一番ですよね。もちろん、魅力的な男になるために日々努力する事はとても重要ですが、それを理由にアプローチを先延ばしにするのは良くないと思います。だって、勇気を出してアプローチした結果フられるならまだ納得出来るけど、何もアプローチしなかったが為に結果も分からないまま女性を逃してしまった場合はいつまで経っても引きずってしまいます。僕なんていまだにふと小学校の時告白出来なかった女子を思い出して胸が痛みます(笑)
はっきり言って、全力でアプローチ出来ず終いに終わった恋って、真正面から断られる数倍後悔するし自分を責めますよね。その大切な真理を思い出させてくれるというか、とても良い教訓になるセリフでした。

第二話 「悪い男になるって決心しただろ。追っかけてばっかの男じゃなくて…、追わせる男にならなきゃって…!」

いい加減自分の純愛具合が痛々しい事に気づいた松潤が、二話目では「悪い男」になる事を心に誓います。そしてパーティで知り合ったモデル美女の家に行く事になり、そこで女性の方から大胆なアプローチをされるんですが、一途な松潤は一旦は拒否します。しかし、純愛を貫く事が非モテに繋がるという事を思い出し、心の中でこの言葉を叫びます。

この場面での心理描写もすごく的を得ていて、原作者に思わず尊敬の念を抱いてしまいます。
ほとんどの女性はどういう訳か、自分に対して一途に、熱烈にアピールしてくる男に魅力を感じません。それどころか思いっきり拒絶します。それとは逆に、自分に対して明らかに興味を抱いていないような素振りを見せる男に対して簡単に恋に落ちます。どこか余裕のあるその態度にどんどん惹かれていき、ベッドに誘われてもあっさり体を許したりします。やはり、どれだけ誠実でも余裕が無い=非モテ、多少女慣れしてようが余裕がある=モテる、という方程式は確実に成り立ちます。
その証拠に、最近よく見かけるスマホの女性用恋愛シュミレーションゲームのCMなんか見てても、どの男性キャラも女慣れした感じで女性を転がすセリフを吐いていて、それとは逆に「◯◯ちゃん愛してる!君を一生懸けて全力で守る!」みたいなキャラをCMで見た事がありません。女性用恋愛ゲームなんて、それこそ女性の理想像の需要が直で反映されたものなので、これを見るだけでもどういう男がモテて、どういう男が非モテなのかが容易に理解出来ます。
これは何も、キザなセリフを吐けば良いという話ではありません。女性を落とす為に最も重要な事は、その好きな女性を見下せる程の余裕が必要ということです。
好きな女性をデート中に見下すなんて芸当、なかなか難しいように思えます。ただ、あらゆる女性を口説き落としたりする経験を積む事で、自信や余裕に繋がり、女性を見下すという精神面において最強の武器を手にする事が出来ます。やはり全ては経験です。童貞やセカンド童貞がとことんモテない原因もここにあります。経験不足から、純愛や硬派を盾に超当たり障りの無い紳士的デートをしてしまい、結局非モテを見破られてNGとなります。
今回、ドラマの中で松潤は、そんな非モテ精神の自分に気づき、自分の殻を破って石原さとみをも見下せる男になるために、一度は寝る事を断ったモデル美女に今度は自分からアプローチを仕掛けます。
ここで今までの月9とかだったら、何だかんだ途中で邪魔が入ったりしてうやむやになるんですけど、今回のこのドラマではフツーにそのモデル美女とヤッちゃいます(笑)
この辺のぶっ飛び具合がこの物語の魅力だったりするんですが、一途さを捨てて他の女を抱く事で松潤は男の余裕を果たして身に付けることが出来たんでしょうか。3話目以降の展開を思わず期待してしまいますね。

下手な恋愛本よりタメになる?!

まだ2話目なんで何とも言えないですが、少なくともここまでの展開を見る限りでは、そこらの恋愛のコツとか書かれた書籍やコラムよりよっぽど実践的で、男女の綺麗事抜きの恋愛真理が見事に描かれていると思いました。
それとドラマを観てから知ったんですが、原作は漫画なんですね。これもまだ2巻までしか読んでないですが、下手な恋愛心理本とか雑誌やネットのコラムにお金を掛けるぐらいなら、この漫画を読んだ方がモテスキルがアップするんじゃないでしょうか(もちろん一番のレベルアップは実際に女性にアプローチする事ですが)。

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