eナースセンターで転職するメリット・デメリットについて

看護師として転職された方も私を含めて多いかと思います。

転職の方法としては現在たくさんあります。私は言うまでもなく転職サイトを利用しての転職で成功を収めました。(参考:私が転職を成功させた方法【ER看護師からDMATになるまでの経緯について】

自分のスキルを上げたい、給料のいいところに行きたい、自宅の近いところに行きたい、働きたい科で働きたいなど転職の理由も様々です。

ではどのようにして転職先をリサーチしたり見つけたりしていますか?私の周りでは転職サイトを利用した転職組みが多いです。

しかし各都道府県看護協会が運営しているeナースセンターというものをご存知でしょうか?

看護師という職業は未だに多くの医療機関では不足が続いています。理由もたくさんあります。転職が多いのもその理由の一つですが看護師は女性の職業というイメージです。

現に男性看護師も多いのですがまだまだ女性看護師が多いです。それゆえに女性ならではのライフワークがあります。結婚、妊活、妊娠、出産、子育て、家事などです。そのために残念ながら看護師を辞めなければいけなくなるのも看護師が不足している要因とも言えます。

そこで看護師の復職や仕事を探している看護師のためにこのeナースセンターというものがあります。

今回はeナースセンターについてお話しさせていただきます。

eナースセンターとは何か?

全国47都道府県ナースセンターで無料の職業(看護師)紹介を行っています。

その機能をインターネットでできるようにしたものです。

利用方法としてはインターネット環境が必要になってきます。パソコンやタブレットが一番デバイスとしては最適かと思います。

看護師として就職先を探している看護師の方や看護学校や看護師の養成所を卒業見込みの方、看護師を必要としている医療機関、事業所などの方々が利用しています。

eナースの役割とは何か?

大きな特徴として全国の都道府県知事の指定を受けていることです。そして看護協会が運営しています。

求人と雇用の両方に対応しており無料で職業の紹介を行っています。この無料職業紹介の他には再就業支援というものも行っています。

これは個人的に感じるのですがとても大きなことだと思っています。前述させていただきましたが看護師という職業はまだまだ女性が多い職業です。結婚や出産、子育て、育児などでいったん離職してしまう女性看護師さんも多いのが現実です。

中には20年以上も現場から離れてしまった看護師さんも私は知っています。看護の世界も医学もとても早くいろいろな進歩しています。昔は常識だったことが今ではエビデンスがないことがわかり行わない看護行為や医療行為もたくさんあります。

医療機器も同じです。輸液ポンプやシリンジポンプ、人工呼吸器など私が資格を取った時はとても大型でアナログメーターがたくさん付いていたり操作も複雑でした。現在はデジタル化されコンパクトで洗練された操作性ですがブランクがあるとそれらの扱いやどのようなものなのか?が戸惑いわからないと思います。

しかしこの再就業支援によりある程度の看護師として復帰できるように訓練をしてくれるのです。詳しくはわかりませんが採血や血圧の測り方、体位交換、トランスの仕方など基礎的なところからの復習ができます。

自信がないと看護師への復職へのためらいや迷いが少しでも解消されて復職への気持ちや自信を高めることができるのではないかと私は思います。

eナースを利用しての復職や転職

まず安心できる点としては都道府県知事が指定しているということと看護協会が運営しているということでいわゆるブラックな医療機関や事業所はないと思います。

しかし、いい求人は他の民間の紹介会社に行ってしまうことがありますので、利用eナースのご利用はお勧めいたしますが他の民間紹介会社と合わせて探したほうがいいかなと思います。(参考:おすすめの看護師求人サイト人気・評判ランキング

良い就職先が見つかりますように祈っています。