CFDの手数料について【個別の株式CFD以外はほとんど手数料無料】
CFDも一昔前まではあらゆる取引に対してすべて手数料がついてきた時期がありましたが、現在では個別の株式CFD以外の株価指数CFDや商品先物CFDについてはほとんど手数料無料の状態になっています。これはそれなりの競争環境が整い、FX同様取引手数料などを上乗せして売買ができなくなったことが大きな理由となっています。
ただし、取引手数料がないから業者の儲けがないわけではもちろんありません。
FX同様売りと買いの間にスプレッドが挟まっていますので、これに業者の手数料が入ることになるのです。手数料はなくなりましたが、スプレッドのほうはしっかり現存する形になっており、しかもFXと比較するとそれなりの幅が設定されていますので、どの業者でも同じというわけには行かない状態です。
また、クリック株365を利用した場合には会社によってかなり手数料は異なりますから注意して取引業者を選択するのがお勧めとなります。
まず、CFDをはじめるのであれば、個別株からいきなりスタートするのは色々な意味でリスクが高くなりすぎます。
したがって、国内の投資である日経225や日経225先物などを10倍のレバレッジで売買していくところからスタートしますと、スプレッド以外には手数料がかからないのでFXと同様にかなりわかりやすい売買を行うことができるようになります。
業者によっては結構このスプレッドは異なるものになってきます。FXのように非常に競争が激しい業界はスプレッド最狭というものを売り物にしますが、CFDに限っていいますと結構その幅は異なるものになりますので、必ず複数の業者を比較してから選択することが重要になります。
手数料の設定のない業者を選択するのは言うまでもありませんが、さらにできるだけスプレッドの狭い業者を選択することが利益獲得の大きなポイントとなるのです。日経225などのスプレッドは中でも一番競争環境のある商品になりますから、このあたりの商品を比較してみますと、どの会社のコストがもっとも安いのかをしっかり比較することができるようになります。
こうした手数料のコストは取引する商品によってかなり異なりますので、慌てずにひとつひとつチェックしていくことが必要になります。ある意味ではFXよりも商品ごとに利用する業者の選択が細かくなりますが、そのぐらいしていかないとなかなかいい条件の取引に恵まれないのがCFDなのです。最初だけはこうしたチェックに手間がかかりますが、利用できる会社も限られていますのでしっかり比較すればベストな業者を見つけることが可能になります。