こんにちは、看護師のヨッシーです。10月に入り、少し肌寒くなってきましたね。皆様はいかがお過ごしでしょうか?
ところで、看護師の皆さんもこの日記を読んでいただいている皆さんやそのご家族も入院を経験されたことはおありでしょうか?
私自身も怪我や病気で入院したことがありますし父や母も入院したことがあります。病院という閉鎖的なところに仕方ないとはいえ入院してまたは入院させられて多くの方々は不安や寂しさに襲われたのではないでしょうか?私も出来るなら入院はもう経験はしたくありません。これが入院を経験した多くの方々もそのように結論をしたことでしょう。
でもその逆に来院された患者さんや患者さんの家族が入院を希望することがあるのです。
今月の日記では実際にあった仰天入院させてください物語です。
入院は入院加療が必要な時だけです
入院は医師が診察検査の結果、入院して加療やもっと精密検査をしたほうがいいのではとか家に帰すことができない状態の時説明と同意を得て入院をさせます。
でも患者さんや患者さんの家族が入院の適応ではないのに入院をさせて欲しいと頼むことがあります。
最近あった出来事よりご紹介させていただきます。
1.出張先や旅行先で怪我をしてしまい、少し日常生活が不自由になってしまったから入院させて欲しい
入院や加療が必要で帰宅が困難ならその場で入院ということも考えられます。自力で帰宅でき、家族や周囲の方々の協力があるのにしかもある程度は自分の周りのこともしっかりでき処置も済んでいて自宅療養が可能でもです。
2.救急車や自力来院された方の中でしっかりと入院セットをしっかり用意される方
救急車で病院に行く、救急で病院を受診するということで自分、あるいは家族は一大事という構図ができてしまい、必ず入院すると思っている方々
3.精神疾患を持っていたり高齢者の家族をお持ちで介護に疲れてしまい本人は変わりなく過ごしているのに入院をさせて欲しい、家族で海外旅行に行くので帰ってくるまで入院させて欲しい
4.いわゆるホームレスの方が暖かい寝床と食事にありつきたいと思い、仮病を使って救急車を呼んで入院をさせろと訴える方、お酒を飲んで具合が悪くなり酔いが醒めるまで入院をさせろと要求する方。
それぞれの方々の入院をさせて欲しいという気持ちはよくわかります。
中にはそのような要求に応じてくれる病院もあると思います。
しかし救命センターや私たちのようなERで入院加療が必要でない方の社会的入院を受け付けてしまうと当たり前の話ですが入院ベッドがたちまち足りなくなってしまいます。
重症の患者さんを大きなリスクを背負わせながら救急車を使ってベッドの空いている病院を探して転搬送させなくてはなりません。医療資源も無限ではありません。限られた資源なのです。
入院を決めるのは診察や検査の結果です。
どんな事情があっても受診する方々の背景に何があろうと、身体的に入院加療の必要がなければ入院はできないという病院は多いです。これらのことも病院や社会的入院を希望する方々のジレンマの一つなのです。
初めての音楽ライブ 「原田知世」さんのライブ
さて、今月は古い友人と音楽ライブに行ってきました。
ライブなんて初めてでしたが、前から音楽ライブは行きたいなあと思いはありました。たまたまお誘いがあり日程もぴったりだったのでブルーノート東京というライブハウスに行ってきました。
どのようなところかよくわからずに連れて行かれ入場するとビックリしました。たくさんのお客さんにテーブルが並んでいてその上にはグラスやお皿フォークやナイフが並んでいました。
見に行ったアーティストは「原田知世」さんです。
私くらいの年代になるとご存知の方も多いと思います。
有名なのは映画の「時をかける少女」です。当時はまだ十代で可愛らしい少女でしたが今ではすっかり大人の女性で面影はあったのですがすごく綺麗でした。
席もほぼ真正面でステージのすぐそばでした。バックのバンドの方々の演奏も生の演奏で大迫力でした。時にはシックな演奏でとても素晴らしいものでした。歌も最初のイメージとして歌謡曲なのかな?と思いましたが曲がジャズだったのでびっくりしたのと同時に歌声にもうっとりとしてしまいました。
お客さんの年代層も三十代後半から四十代くらいの方が多く女性のお客さんが多かったです。迫力のあるサウンド、素晴らしい歌声。
もう一つ忘れてはいけないものがあります。
美味しい料理に美味しいお酒です。
ブルーノートオリジナルのビールや料理に合わせたワイン。専属の若くて綺麗な女性ソムリエの方がいてワインをチョイスしてくれます。そんな雰囲気の中での料理やお酒は格別でした。
待ち合わせの場所に早く到着してしまったのでスタバが近くにあったので大好きな抹茶ラテをお店で飲んでいました。
美味しかったのもあるのですがとても綺麗な色合いなので思わず写真を撮ってしまいました。
今回の出来事は自分へのちょっとしたご褒美でした。