看護師は独立して訪問看護ステーションを開設することができます。
開設するにあたり許可を得なければなりません。許可を得るための申請も大変だと思いますが最も苦労するのが人材集め要するに一緒に働いてくれる看護師の人材集めです。
看護師不足がまだ続いています。すでに開設している訪問看護ステーションでも看護師の人材集めに苦労しています。これから独立して訪問看護ステーションを開設しようとしていれば尚更深刻な問題になってきます。
ではどうすれば人材を集めることができるのか、実際に開設している知り合いの訪問看護ステーションを訪れてインタビューも含めてこれから独立して看護ステーションを開設したい看護師さんのためにすでに開設していて人材不足に悩まされている開設している方のために少しでもお役に立てたらと思っています。
看護ステーションの場所の選び方
言うまでもなく開設地の選択から始まります。働きたいという方は色々な背景があります。
一番多いのが家事や育児をしなければいけない看護師さんがいることです。開設地が車で行かなければいけないところとか公共交通機関が不便な開設地では集まりにくいかもしれません。仕事の後の家事や育児に都合の良い開設地がまず大切ということです。
駅の近くバス停の近く、欲を言えば商店街が近くにあれば開設地としては満点だそうです。
しかしそのような場所では家賃や土地代が高かったりします。これがデメリットになります。より多くの優秀な多くの人材確保ができればそれなりの収入も得られクリアが出来てきますね。開設したら力を合わせて頑張れば利用者さんも増え発展していくのではないのでしょうか?
看護師の人材集めの実際
ではこの後実際に看護師を集めるにはどうすれば良いかということに入ります。
➢知人、友人に声をかける
開設しようとしたら友人で看護師資格を有するかたに片っ端から声をかけることから始まります。
私も実際に開設した方から声をかけられインタビューに行った時も条件は考えるから来てくれないか?と声をかけられたほどです。この声かけによって数人が集まったそうです。
ここまでは人材集めのためのコストはほとんどかかっていません。これだけで人材が確保できればいうことがありません。
➢ポスターやチラシ配布
次にポスターやチラシ配布によって開設する訪問看護ステーションをアピールします。
同時に利用者さん集めにもつながります。このチラシやポスターを作るときにはパソコンなどを使って綺麗に仕立てて作るより手作りによって作る方が温かみがあっていいそうです。実際に見せてもらいましたが機械的で冷たいという感じはしませんでした。思わず求人に応募したくなってしまうような看護師募集のチラシとポスターでした。
➢TwitterやFacebook等のSNSの利用
現在はネットの世界が発達しているので自分でツィッターやフェイスブックその他のSNSを開設してその中でも掲示してもいいと思います。また自分でブログなども開設すればその中でも募集がかけられます。
➢ホームページの作成
これから開設する訪問看護ステーションのホームページを開設しても効果があるそうです。
ホームページはこれから訪問看護ステーションを運営していく上で大切なので作成はお勧めだそうです。
認知度を高めていく必要がありますね。パソコンの知識があればSNSやホームページの開設は難しくないのでトライしてみてくださいね。
➢ハローワークの利用
今度はハローワークで求人する方法です。ネット社会ですが近年のハローワークもネット利用ができるようになっています。
➢看護師人材派遣会社に登録
高コストになってしまいますが人材紹介会社を利用する方法です。内訳を聞いたら「本当なの?」と思うほど募集や人材紹介会社を通じて就職したら紹介料が取られます。
しかし常にその会社でのホームページで掲載はしていますし希望者がいれば積極的に宣伝もしてくれます。もしそれで看護師が集まれば高いか安いかは後々の考えになりますが・・・。
できるだけコストがかからずに人材集めができるといいですね。私自身も勉強になった事例でした。