今回は准看護師さんの高時給派遣の転職体験談を紹介します。
30代 女性 准看護師 派遣転職体験談
転職のきっかけは同僚の一言…。
私は長年付き合っている遠距離の彼氏が居ました。私は東京。彼は大阪。月1回、夜勤明けで移動して、翌日の休みの夜に帰ってくるというのが毎月のお決まりでした。「200万くらい貯金したら行くんだ」と目標を決め、毎月少しずつ貯金。ボーナスも全額貯金しました。でも「毎月移動するのもしんどいな、お金も結構かかるしな」といった悩みもありました。彼氏は実家の関係で中々こちらに来る事は出来ませんでした。
だからいつかは自分が大阪に行かなきゃいけない、と思い悩んでいました。しかしまだ貯金額が足りないから…と、我慢している所もありました。そんな時、一緒に夜勤をしていた同僚が「だったら、大阪に行ってから貯金したら?こっちで貯金しても向こうで貯金しても一緒でしょ。だったら好きな彼氏のそばに行って働いて貯金した方が良くない?」と。
今まで私が考えていた「貯金する!」というのは、私の決めた意地だった事を気づかされ、「そうか、向こうで貯金したっていいんだ」と思えるようになりました。
高時給派遣の求人を探してみる。
看護師の求人で、たまに高時給の広告を見てはいました。常勤でしかやる気はなかったのですが、引越し費用を捻出するのに高時給で短期のものは私にとって都合が良かったのです。
ちょっと検索サイトで探すと、准看護師でも30万~という所があり、「そんな高額もらった事ない!ホントかなぁ…?」と疑いながらもそのサイトに会員登録。事情を話して「だったら少し遠いですが、通えなくはないこの施設はいかがですか?」と、コーディネーターさんが電車で4駅、バスで20分の施設を紹介してくれ「遠いけどお給料がその分いいから…」と面接を受け、無事内定を頂きました。
そんな理由で、在籍していた病院へは「彼氏と結婚予定なので」と、大げさですが寿を偽って転職しました。
オリエンテーション無し!?初日から検温&入浴介助
大体どこの職場も1日目は午前中オリエンテーション、午後から患者さんに挨拶回り…と、初日はオリエンテーションのようなものが多かったのですが、高時給派遣は即戦力が何より重視される&忙しいから高時給、なのか、師長さんが多忙すぎて「患者さんの名前聞いたら答えてくれるから、名前覚えるがてら、検温してきて!」と、検温板と検温セットを渡されました。
「えぇっ!?いきなり!?」とびっくりしましたが、とにかく時間はかかりましたが検温を済ませたと思えば、午後からは「今日は風呂日だからお風呂で介助と軟膏塗ってね!名前は他のスタッフに聞いて!軟膏の場所とリストはこれね!」と、今度は軟膏リストを渡されました。初日からてんやわんやだったのを覚えています。
念願のお給料…過去最高額!
毎日大混乱しつつもどうにか業務をこなす毎日。しかも上司はその施設のボス(師長さんも怖がるくらい)だったため、ご機嫌伺いで精神的にも疲労。そんな激務に耐え、やってきたお給料日。
明細を見ると求人サイトでの提示通りの過去最高額!
派遣という名前で働いては居ましたが、直接雇用だったのでお給料は施設から出ました。
派遣でしたが常勤と同じシフト、夜勤もありだったので常勤の気分で働いていました。ですが仕事が終わらず残業になりそうなときは上司が「時間だから帰りなさい」と仕事を変ってくれました。ここは派遣だと残業出せないからだろうと思いますが…少し上司に申し訳なく思っていました。
半年後、無事に契約期間満了 転職を考えている看護師さんへ
厳しいながらも半年間耐えて、契約期間満了。施設の方からは慣れて来たし、上司とも上手くやってるから再契約してくれないかと打診されましたが、半年間だから頑張れた!というのが大きかったのでそのまま辞めました。計画通り結構貯金が貯まったので、そのお金で引越し。今は行きたかった精神科で勤務しています。
彼氏も休みのたびに家に来れるようになったし、夜勤入りの前日の夜は彼氏の家でのんびりしています。半年間辛かったけど頑張ってよかったと思います。高時給派遣は即戦力を求められるので、経験のある科などのほうが良いと思います。私は施設経験が長かったので施設で良かったです。
最初は派遣というと、あまり良いイメージはなかったのですが、私は直接雇用だったので安心でした。今は転職したばかりなので別の場所に行く気持ちはありませんが、短期で貯めたいというときは高時給派遣がオススメです。
派遣の求人は派遣専門の求人サイトが豊富に取り扱っているのでおすすめです。