看護師のストレスについて【夜勤、不眠症、患者さんとの対人関係】

看護師だけが仕事についてストレスを感じるわけではありませんが看護師特有のストレスがあると思います。

看護師のストレス 夜勤と不眠症

私が一番ストレスに感じたことはやはり夜勤があることでした。(参考:看護師のストレスにはどのようなものがあるのか【夜勤、休日出勤等】

元々朝が苦手な私は夜勤明けの朝はもう頭が働いていない状態でした。夜もたっぷり寝て、休みの日もお昼近くまで寝て過ごすことが多かったので、慣れるまでは大変でした。友達でもこの仕事をしていますが、夜勤をするようになってから夜が眠れない不眠になってしまう子もかなりいます。

眠れないということがない私にとっても夜眠れないということがおきてしまいました。

布団に入っても2時間や3時間眠れないということは日常的になってしまいました。しかも体が疲れているにもかかわらずです。テレビを見たり音楽を聴いたり本を読んだり色々トライしてみましたがあまり効果はありませんでした。不眠症は看護師の職業病でしょうか?

対人関係からのストレス

怪我をしたり病気になってしまえば医療機関を受診したり場合によっては入院を余儀なくされます。すなわち日常生活から隔離され病院という閉鎖された空間に押し込まれれば、それもそれでストレスを感じます。患者さんもストレスを感じるということですね。そのストレス相手に仕事をする看護師はストレスを感じないわけはありません。患者さんは不安、痛みや恐怖などで普段はいい人と呼ばれている方も患者さんになれば人格も変わってしまうことはよくあります。

わがままになったり、短気になったり、ぶっきらぼうになったり様々だと思います。そんな時に接することが多いのが看護師ですね。患者さんは色々なことを訴えます。体の不調はもちろんですが「あーしてほしい、こうしてほしい」と注文がたくさん出ることがあります。

たくさんの患者さんを担当する看護師はそれだけに翻弄されるわけにはいきません。しかしあまりにもつっけんどんにしているとトラブルになったり苦情になったりするので場合によってはほどほどの対応をしなければなりません。

そこにはやはり看護師のストレスがおこってしまいます。患者さんだけではなく患者さんの家族もそうですね。医師には言えないことを看護師に色々と話してくることがありますね。私はERに勤務していますが患者さんの中で一番ストレスを感じる時はわがままだったり、横柄だったり患者家族のわがままだったり酔っ払い相手(お酒を飲みすぎて気持ちが悪い、頭が痛い、泥酔しているなど)はすごく大変です。対人関係のストレスも看護師のストレスの永遠のテーマでしょうか?

看護師は決して楽な仕事ではありません

看護師の仕事は決して楽な仕事ではありませんし楽だと思ったことはありません。各医療機関や勤務している部署にも違うと思いますが、大変な業務ばかりだと思います。ER勤務だと休憩や食事をまともにとれません。喉は渇くしお腹は空くしいつもフラフラです。これから看護師を目指す方や新人看護師さんたちはそのようなことも覚悟しなければなりませんよ。健全な肉体と健全な精神が必要です。看護師の仕事は力仕事ではあいませんが体力勝負というところがあります。

また、ここには書ききれないほどのストレスがあると思います。皆さん体力は大丈夫でしょうか?この仕事を始めたばかりはストレスでいつも風邪を引いてしまい休んでばかりいました。体調は万全なのに仕事をする気分ではなかったのでずる休みをしたことがあります。今考えると随分と無責任なことをしたなと思い出すたび深く反省しています。

ストレスがなく仕事をしている人はいないと思います。乗りきったり回避する方法は自ずから身につくこともあります。ストレスに負けることなく看護の仕事を続けていけたらいいですね。