妊活に葉酸はとったほうがいい?効果と副作用のリスクについて

最近ではサプリメントがたくさん出回っています。私も一つだけサプリメントを飲んでいます。

大したものではありませんが食事が仕事柄不規則で栄養が偏ってしまうのでその補助として飲んでいます。

サプリメントの位置付けとしては食品になります。

しかし効能や効果は体にとってすごくいいものもたくさんあり値段も高価なものが多くあります。血圧を下げるものや血中の脂質を下げるもの、お通じをよくするもの書ききれないほどありますね。

ではこれから赤ちゃんが欲しい女性にとって今注目されているサプリメントとして葉酸が注目されています。今回はこの葉酸のことについてお話しさせていただきます。

なぜ妊活に葉酸摂取がいいのか?

健康な女性なら誰でも赤ちゃんは欲しくなる方も多いと思います。もちろん健康で元気な赤ちゃんが欲しいですよね。

そのように思ってみなさん妊活をしています。

そこで健康で元気な赤ちゃんが生まれるために葉酸というサプリメントがあります。薬ではありません。食べ物でいうとほうれん草やブロッコリーなどの野菜に含まれている栄養素です。あまり耳にすることは少ない栄養素ですね。

私もあまり聞いたことはありません。1日の摂取量として0.4mgなので多くはありません。

サプリメントでも野菜からでも摂取は可能です。野菜もお腹がはちきれるほど食べなくてもいいのですが飽きてしまうという欠点がありますね。

ほうれん草やブロッコリーが嫌いで食べられないという方もいます。調理の方法次第では葉酸が壊れてしまうことがあるので注意が必要です。

葉酸の効果について

ではその葉酸の効果についてですが、赤ちゃんの先天性の奇形である神経管欠損症(脳や脊髄のもとに起こる先天異常)というものを予防するという効果がイギリスの研究結果で認められています。

そしてこの葉酸摂取によって神経管欠損症が減少したという報告もありました。

素晴らしい効果ですね。

まだ素晴らしい効果があります。恐ろしい子宮頸癌の予防、心臓病の予防、貧血予防などです。赤ちゃんだけではなくママの体にも良い影響を与えてくれます。

でも葉酸にも副作用があります

基本的には葉酸の摂取には副作用がほとんど無いと言われていますが、皆無ではありません。注意していただきたい点もあります。

それは葉酸の過剰摂取です。

特にサプリメントなどで過剰摂取してしまうとこんな副作用が出てしまいます。副作用の発生率は少ないのですが浮腫、不眠症、食欲不振、吐き気、消化器症状などです。

葉酸は水に溶けやすいという性質(ビタミンBの1種)がありますので過剰摂取した場合尿として排出されることが多いです。しかし個人差や体調にもよるので注意が必要です。ひどい症状が出てしまったり症状があってもすぐに回復するとは言われていますが気になることがあればすぐ受診したり摂取する場合でも心配なことがあれば主治医に必ず相談してみてください。

どんな時期に葉酸を摂取すれば良いのか?

厚生労働省などの公的な機関で摂取を推奨されている妊婦さんの栄養素としてミネラル、脂質、たんぱく質、ビタミン。そしてそのビタミンの中の栄養素としてこの葉酸があり妊娠初期において大切な栄養素とされています。

野菜からでも摂取できますがサプリメントで摂取することも良いとされています。葉酸は神経管欠損症という先天異常を予防するほか血液のもとになったり赤血球を作ったり細胞分裂や細胞の成長を促進させるという重要な働きがあります。

こうした効果が期待できるのは厚生労働省は妊活期〜受胎前後〜妊娠初期(12週)までの摂取を推奨されています。

サプリメントで摂取する場合は現在たくさんの葉酸サプリメントは販売されています。使用される場合は良く相談しながら使ってくださいね。そして健康的に妊活や妊娠、出産できることを願っています。

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