人間ドックの必要性について【医師自身は人間ドッグを受けない?】

現代の世の中は健康志向です。健康に関するものもたくさん出回っていますね。

健康食品、サプリメント、ジムなどです。その中に人間ドックというものがあります。皆さんはご存知でしょうか?

私自身は受けたことがありません。ご存知の方も多いとは思いますが簡単に説明させていただきますね。

医療機関で全身のチェックをしてもらうことです。

ただし病気だからという前提ではなくて体の中にどこか異常がないか?というのを調べることです。その内容は料金やプランなどで大きく変わってきます。

病気ということではないので健康保険は使えません。まず一般的な内容からお伝えすると身長、体重測定、腹囲測定、血圧測定、心電図、胸のレントゲン写真、尿検査、血液検査、医師による診察などが一般的だと思います。近頃ではオプションもたくさんあり脳ドックや胃カメラなどもっと特殊なオプションもあります。

ただし健康保険が使えないのでその人間ドッグを受ける場所によってかなり違うので料金の確認は必須でしかも高額です。

人間ドックの必要性とは

会社の検診や市民検診を年に二回は多くの方々が受けられているとは思います。

しかし何かしら持病を持っていたり気になるところがあれば主治医にまずは相談をされると思います。

でもその他のところが知らず知らずのうちに悪くなっているところがあると自覚症状がないと本人も気がつきません。

例えば糖尿の方はかかりつけがあれば血液検査や尿検査は受診した時にはすると思います。

もし肺に何か異常があったとしても自覚症状や医師が必要と思わない限りレントゲン撮影などの検査は行わないと思います。

そんな時に人間ドッグをたまたま受けたら早期の肺がんがあったということも珍しいことではありません。

会社などでは法律で定められているので社内検診を受けることはあると思いますが市民検診は任意なので受けない人は長期間受けなかったりするので費用はかかりますがそれならある程度詳しい検査をする人間ドッグを受けるということだっていいと感じます。

また自分の体の状態を知ることによって気をつけることがわかってきます。それだけでも大いな有用性はあると思います。

医師自身は人間ドックを受けない?

今回のテーマの一つになっている医師は人間ドックを受けないのか?というところですがもちろん受けている方もいらっしゃると思います。

しかし医師の事情から受けないということもあります。それはこんな理由からなんです。

まず忙しいから。医師も私たち看護師同様に忙しい職業の一つです。時間がなく自分の代わりになってやってくれる人がいない。ということもあるのです。

医師は医療のエキスパートです。自分の体のことは自分でわかる。ということもあるみたいです。

また自分の体のことを知られることも嫌だという意見もあがっています。

要するに体の個人情報ですね。勤務していない医療機関で受ければいいじゃないかという声も聞こえますがそれでも嫌だという医師もいました。

また人間ドックを医師が受けない理由として自分の体は自分がよくわかるのでわざわざ出向いてまで人間ドックを受けなくても気になったりすれば調べればいいやという考えもあるみたいです。

その他としては同僚医師の診察を受けるのが嫌だ、女性医師ならば同性の医師がいないから診察は受けたくないなどやはり羞恥心の問題もあるみたいです。

医師だって私たちだって不死身ではありません。加齢とともに体の機能が衰えてきたり病気になったり持病の一つや二つか買えるかもしれません。

やはりそんな時はことが大きくなる前に体の中を調べることができる人間ドックを受けてみるのがいいとは個人的には感じています。

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