もう本格的な冬がそこまで近づいてきましたね。私は暑がりの寒がりなので苦手な季節がやってきたなという感じです。ERに勤務していて冬独特の感染症にかかってしまい受診する方が増えてきています。
風邪をはじめインフルエンザ、胃腸炎などがかなりの割合で占めていますね。私はなぜか昔から風邪をひきやすいので特に注意しています。インフルエンザの予防接種は必ず受けています(ERでは医師、看護師は必ず予防接種は受けます)。
でもどんなに気をつけていてもかかってしまうことがありますが予防や注意すればかからないで済むことがあります。
一般的なことかもしれませんがもう一度私を含めて元気に冬を乗り越えることができるか?お伝えしたいと思います。
いつの季節でも基本は規則正しい生活と規則正しい食生活です
毎日のように夜更かしをしていれば体力がなくなり感染症にもかかりやすくなってしまいます。毎晩のようにお酒だけを飲んでいたり居酒屋などを飲み歩いていれば栄養のバランスが崩れてしまい体の抵抗力が弱くなりこれもまた感染症にかかりやすくなってしまいます。
看護師の皆さんは夜勤や変則勤務などがあり必ずしも規則正しい生活が送れなくなってしまいますね。私もそうです。夜勤をする生活が長く続くと体の中のサイクルが変わってきてしまいます。休みの日の夜は日中が眠くて夜が更けていくにつれて目がぱっちりしてしまい眠れなくなってしまいます。
結局寝入ってしまうのが朝方の三時とか四時頃です。その日が夜勤なら夕方からの勤務なのですがお昼頃まで寝てられますが日勤なら朝の六時頃には起きなくてはならないので朝のシャワーを浴びるまでは眠くて仕方ありません。
看護師の職業病に一つで不眠症があります。意外に多いんですよ。中には眠剤を内服して夜は寝ている看護師さんも多いです。
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私はというと幸いに眠れなければ寝なくてもいいやという考えなので睡眠にはあまり執着しないので苦痛には感じないのです。もし夜眠れなければ眠剤を内服して睡眠時間を確保するということもいいと感じます。
眠れなくてもどこかで眠れている時間があればいいと思います。
食生活ですがこれもこの仕事をしていればやはり規則正しい食生活とはいかなくなりますね。私は食いしん坊なので食に対しては多少ですが執着があります。なぜならお腹がすくと低血糖を起こしてしまうからです。
糖尿病の方のように倒れたり病院に運ばれるような低血糖はありませんがフラフラと体がしてしまい集中力が低下してしまいます。仕事中は多忙を極めます。休憩時間や仮眠をとる時間がなくても構わないのですが食事をしないと業務に支障が出てしまうので食事は必ず取るようにしています。
コンビニ弁当が多いのですがバランスが取れるようなものにしています。特に野菜類は必ず食べるようにします。
三食とも決まった時間に食べれるのが理想ですがそうすることができない場合はせめて栄養のバランスを考えた食事がいいと思います。そしていくら不規則だと言っても食事を全く取らないということもよくはありません。
何と言っても最大の敵は冬特有の感染症です
まずは冒頭でもお伝えいたしましたがインフルエンザに対する予防接種です。
完全ではありませんが発症を予防したりかかってしまっても症状を軽くします。看護師でなくても医療従事者は毎年接種している医療機関は多いと思います。
予防接種を受けても抗体ができるまでは大体二週間くらいかかってしまうので早めに接種しましょう。あとはスタンダードプリコーションです。マスクの着用、手洗い、うがいなどの感染予防対策を施しましょう。
感染性の胃腸炎も見逃せません。インフルエンザと並んでとても感染力が強い厄介者です。
感染すると発熱や嘔吐、下痢などの症状を引き起こします。看護師の皆さんは病院などで感染性の胃腸炎の方の吐物や排泄物の後始末をすると思いますがそんな時は要注意です。
吐物や排泄物の中にはウイルスがいっぱい潜んでいますので後始末をする時は必ずマスク、使い捨てエプロン、手袋などを着用しましょう。自分を守るためです。
こんなことをお伝えしている自分も偉そうなことを言っていますが対策を怠ってしまいひどい目になってしまったことがあります。わかっていても再度認識していただきこの冬も元気に乗り切っていただければと思います。