私はもう皆さんご存知のように看護師をしています。もう長くこの仕事を続けています。
しかしお恥ずかしいお話ですが高い志を持って看護師になったわけではなくはっきり言ってなんとなくというのがきっかけでした。
参考:私が看護師となったきっかけ、これから看護師を目指す人や新人看護師におくるメッセージ
でも今はこの仕事以外に自分の道はないと思えるほどこの仕事を愛しています。
今この記事をどのような気持ちでお読みでしょうか?また今どのような立場でご覧になっているのでしょうか?
たまたまインターネットを見ていたら偶然ここにたどり着いた、今中学生、高校生、大学生である、社会人で働いている、失業して仕事を探している、主婦、看護師を目指そうとしている、看護師という仕事がどのようなものかを知りたい。
そして今回のテーマである看護師になろうかどうか迷っている。さまざまな立場やお考えを持ってご覧になっていると思います。
参考になればすごく嬉しいのと看護師になるきっかけになる記事になればと考えています。
まずなぜ看護師に興味を持ったのか?
看護師になりたいとまではいかないが、少し考えていたり興味を持ったきっかけはどのようなきっかけでしょうか?
テレビドラマを見たらかっこよかったから、清楚なイメージだから、大変そうだが具体的な仕事内容を知りたいから、国家資格が魅力的だ、働くところに困らなさそう、命に関わる仕事だが自分に務まるだろうか?たくさんのきっかけがあったと思います。
私事で恐縮なのですが、私が看護師になるはるか前に父が食道がんで亡くなってしまいました。
その時初めて病院というものに触れたという感覚を今でも覚えています。
そして数年後ある場所で浮世家業みたいな仕事をしていました。
そこで知り合った人が病院で働く臨床検査技師の方でした。
その方に誘われてその方が働く病院で働くことになったのがきっかけでした。
「今の仕事をしていても収入もたいしてないし断る理由もないし断ったら悪いからとりあえずそこで働いてみようかな?」という気持ちで本当に羽毛が宙を舞うように軽い軽い気持ちで働こうといった感じでした。
配属されたなはレントゲン室の助手でした。そんな中患者さんと触れ合うことが多くなり今までにない楽しさとやりがいを感じました。
もっと何かできることはないか?そのためにはどうしたら良いのだろうか?真剣に悩みました。
結果看護学校の進学を決めたのです。その当時は准看護師の養成所でした。
働きながらの通学だった(午前7時からお昼まで働き授業が終わったらまた病院に戻り働くというパターン)ためとても辛かったのを記憶しています。そのあと看護師になりました。
参考記事:看護助手から准看護師へ、そして通信制の看護学校で看護師免許取得
ヨッシーが言いたいこと
看護師になるということは辛い関門をたくさんくぐり抜けて来なければなりません。看護師国家試験に合格したらそこがゴールではなくそこからが遠く険しい道のりだと思ってください。
資格を取得し臨床の現場その他のシーンで働くことになれば大きな責任が背中にのしかかってきます。それがまっとうできる強靭な精神力と常に努力を怠らない姿勢が求められるのが看護師という仕事です。
看護師になろうかどうか迷っている方にこんなヘビーなことをお伝えしたら看護師になるのやっぱりやめたとおっしゃるかもしれません。でも看護師になって辛くて挫折して後悔はして欲しくないからなんです。
逆にその辛さを知ることによって覚悟を決めて看護師になった時にはたくさんの夢や希望が開けてくるのです。私は看護の世界に足を踏み入れてからこの仕事の辛さを思い知らされました。覚悟なんてしていなかったので大変な苦労をしました。
看護師としての希望や夢というのは素晴らしいものです。私も念願のDMATの隊員になることができました。
最後に私の座右の銘でもある言葉を看護師になろうかどうか迷っている方に贈りたいと思います。
「苦労は乗り越えられる人間にしかやってこない」