年も明けて2019年の1月。いきなりやってしまいました。水便を伴う「下痢」です。
これまでそんな症状、とんと縁のなかった私だけにあの4日間の苦痛はたまりませんでした。
そして改めてこの年代における健康管理の重要性を思い知らされたわけです。
という事で今回は、中高年の健康対策として「下痢」について考えてみたいと思います。
事の始まり~原因について~
一般的に下痢を起こしてしまう原因は
- 暴飲暴食
- 感染症、食中毒
- 生活習慣、体質
などが代表的なものでしょう。で、今回の私の下痢は明らかに「暴飲暴食」が原因でした。
年も変わって約9日。正月気分もすっかり抜けて最初の友人との飲み会。いつも選択しているように焼き肉の食べ飲み放題に行きました。
結果的にこのチョイスが失敗の始まりだったのですよね。その時は寒波の影響で大阪の夜の気温もかなり下がっていました。こういう時は体調を壊しやすいもの。
それなのに焼き肉の食べ飲み放題ですからね。そりゃ、胃腸が驚いてびっくりします。案の定、それが翌日からの悪夢の始まりとなったのです。
59歳にもなって年甲斐もなく焼き肉をバリバリ食べてガブガブ生ビールを飲む。暑い時期ならまだしもこんな寒い時にそんなことをしたら「×」という事が、嫌というほど思い知らされた私でした。
4日間の症状
翌日、トイレに駆け込んで用を足していた時です。
すさまじい勢いの「水便」でした。通常の下痢と全然違う便の状態。これは焦りました。こんな便の状態、今まででそう何度もあった事ではなかったからです。
しかもこの水便、1日だけで納まりませんでした。
その後、4日間に渡って解消しませんでした。ここまで長引いたのは本当に生まれて初めてです。だから焦りました。
ただ、発熱や吐き気、嘔吐といった症状はありませんでした。食欲もそんなに衰退したわけでもありません。よって当初心配した「ノロウイルス」や「食中毒」の疑いは消えました。
しかし、下の不調と同時に胃の方もおかしかったですね。胃酸過多のような症状でゲップがやたらに出てました。
あと、これは汚くて本当にみっともない話しですが、肛門のしまりが悪くなったのです。
おならが頻繁にやりたくなるのですが、それがものの見事に水便が混じってパンツを汚してしまうのです。
特に症状の1日目、寝ている時にやってしまったのでしょう。パンツが汚れていました。こんなの今まで生きてきて初めての経験です。カッコ悪くて人にも言えない症状です。
本当に参りました(汚い話しばかりでどうもすいません)。
下痢の原因
まあ、ここまで症状がはっきりしてきたら、これは食べ過ぎ、飲み過ぎによる胃腸の変調という事ですよね。
調べてみたら明確に「暴飲暴食」が原因ということが分かります。
一度に大量の食べ物、飲み物を胃腸に入れてしまったらそりゃ、胃や腸の本来の働きに無理が生じますよね。
更に脂っこい食べ物、冷たい飲み物を一気に流し込んだのですから、それはいけませんよね。胃も腸も若い時ならまだしも、来年60歳を迎えようかという体でこんな無茶な飲み食いをやればおかしくなるのは当たり前でしょう。
中高年齢層の皆さま、暴飲暴食は本当に慎みましょう。もう体のいたるところに「老化」の兆候が現れているのです。
具体的な治療方法
今回、苦しんだ4日間の間に行った対策は市販薬による対策のみです。
購入したのは整腸剤の役割を期待して「正露丸」。そしてゲップを抑えるための薬として「パンシロン」です。この2つの薬を飲むだけで今回の下痢の症状。抑える事が出来ました。
どちらの薬も広く名前を知られた馴染みのある薬だと思います。特に「正露丸」は有名でしょう。
あのキツイ臭い。飲んだ時の苦すぎる味。大人でも敬遠しがちなこの薬。子供が素直に飲めるわけはないでしょう。
ただ私にとっては昔からお腹を壊したら「正露丸」、という意識がありました。三つ子の魂百までも、ではないですが幼い時の教訓って貴重ですね。
これらの薬。即効性はあまり期待できません。1日に3回、薬の処方箋通りに飲んで効果を待ちます。で、私も飲み初めて3日後にようやく便が落ち着いてき出して4日目に固形のが出ました。この時の感激、自分でもびっくりするほどです。
人間の様々な機能が当たり前のように出来る喜びをまた改めて味わった思いでした。
さいごに
今回は中高年齢層の健康対策ということで、私がかかってしまった「下痢」について書いて参りました。
では中身をもう一度簡単に触れておきますと、
- 事の始まり…1月の2週目でした。
- 症状…水便がひどかったです。胃からも頻繁にゲップが出てました。
- 原因…明らかに暴飲暴食でした。
- 具体的な治療策…市販薬の「正露丸」と「パンシロン」で治しました。
という事になっていました。
今回の一件で今までと価値観が変わってしまったことがあります。それは「田舎暮らし」に対する気持ちがすっかり冷めてしまった事です。
人間、歳をとったら医療費がかさむというのは本当ですね。まさか自分が下痢でこんな状態になるとは夢にも思っていなかっただけにこれまでの考え方を根本から覆させずにはいられなくなりました。
歳をとったらやはり病院が自宅の近くにある方がいいです。薬を置いているドラッグストアや食品スーパーも徒歩圏内にないと困ります。
もし周りに何もない田舎で倒れ込んでしまったら…。考えただけでもゾッとしますね。下手をすると「孤独死」になるかも分かりません。本当に怖い事です。
こんな発想が出るようになったのも59歳という歳の影響でしょう。人間、やはり若い時と中高年齢層では身体の無理が全然、違いますからね。
今回の下痢、いい反省になりました。
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