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自宅のネット環境はポケットWi-Fiルーターだけで事足りるか?!

      2019/11/08

nad11

先日諸事情で家を引っ越すこととなりました。クソ面倒な諸々の引っ越し作業の中で一番頭を悩まされたのがネット回線です。

何が疲れたって旧マンションで利用していたネット回線の解約手続きです。

詳細は省きますが、元々eo光を利用していて、撤去する際に電線から引っ張ってきている光ケーブルを残す残さないの話でマンション管理会社に説明、交渉するのがかなり疲れました。

それで新たに入居するマンションでは当初フレッツ光を検討していたんですが、最初の開通工事や月々の料金、さらに退去するときにまたあの面倒なやり取りをしないといけない可能性があるのかと考えると、もはや固定回線でのネット接続にほとんどメリットを見出すことができなくなりました。

それで、iPhone4sユーザーである僕はテザリングという手段が使えないのと、使えたとしても自宅で固定回線の代わりとして使うには少し心許ないので、WiMAXのモバイルルーターを利用することとなりました。

ルーターは最新機種であるNAD11を使用、現在2ヶ月ほど利用しましたが結論としてはほとんどストレスなくメインのネット環境として使えています。

今回はルーターのレビューと、WiMAX契約の注意点について書いていこうかと思います。

モバイルルーターNAD11はスマホアプリ対応で持ち運びも便利

薄型、シンプルな設計で持ち運びに便利

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モバイルルーターに特にデザイン性を求める必要もないかもしれませんが、余計なディスプレイやボタンの無いシンプルな作りにになっています。
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かなり薄いので鞄にいれても荷物にはなりませんね。自宅メインで使いつつ、外出先でも使用できるのがモバイルルーター最大のメリットだと思います。

バッテリーの持ちはガラケーレベル

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モバイルルーターは当然ですがバッテリー駆動です。それで、使用されているバッテリーですが、かつてのガラケーと同じようなリチウムイオン電池が採用されています。

なので、充電器を接続していない状態で常時使用していると丸一日持たず電池切れとなります。自宅で使用する分には問題ないですが、1泊以上の長期の外出で使用する場合は充電器を持ち歩くか、こまめな休止状態への切り替えが必要になってきますね。

ちなみに、スマホアプリ対応しているので直接端末をいじらなくても、iPhoneやAndroid端末上から休止状態への切り替えや、WiMAX2+⇔WiMAXのモード切り替えを行うことができます。

【追記】2017年現在、もはやこのNAD11がガラクタと思えるぐらい高性能なモバイルルーターが続々登場しています(というかNAD11はもう生産していませんw)

通信速度は固定回線と比べても遜色ないレベル!!でも案外すぐ速度制限は掛かる

photo credit: Éole via photopin cc

一番気になる通信速度ですが、WiMAX2+に関して言えば、あくまで体感レベルの話ですが固定回線と比べてもなんら遜色ありません。ただ、月間のデータ通信量が7GBを超えると速度制限が掛かります。

速度制限が掛かった場合や、電波状況が悪い場合はWiMAX2+ではなく通常のWiMAXに切り替えて使用することとなりますが、ストレスを感じるほど速度が遅くなるということはなかったです。

ただ、現在僕の自宅にはMac2台、iPhone2台、iPad、AppleTVといったデバイスがあり、これらの機器を同時にWi-Fi接続するとさすがにWiMAXでは荷が重い感じでした。

WiMAX2+に関しては、これらのデバイスを総動員して接続しても、動画を静止することなくフツーに見る事ができます。

プロバイダ、プラン選びは慎重に!!

photo credit: Yon Garin  Fotógrafo · Argazkilaria via photopin cc

自宅使用をメインに考えているなら電波状況は事前にチェックを

外出先で使うならまだしも、自宅のメイン回線として検討しているのにWiMAXエリア外で契約してしまうとかなりの痛手です。

WiMAX2+に関しては、随時拡大中ですが現在のところ大都市エリア中心のサービスとなっております。ただ、通常のWiMAXは既に全国的にかなり広域にカバーされているみたいですね。

とは言え事前に必ずカバー領域をチェックし、万が一自宅がWiMAX圏外なのであれば別の通信手段を検討したほうが良いでしょう。

http://www.uqwimax.jp/service/area/

ちなみに僕の住むマンションはWiMAX2+のエリア内なんですが、たまに電波状況が悪くしばしば繋がらなくなる「切断病」という状態に陥ってストレスに感じることがあり、通常のWiMAXに切り替えて使用したほうがサクサク繋がる場合がありました。直近のファームウェアアップデート(1.8.0)でWiMAX2+の通信もかなり改善はされましたが。

【追記】2016年にルーターの機種変更以降、当記事執筆時よりも格段に繋がりやすくなりました。ほぼストレスフリーで動画などが見れています。

実質◯◯円に騙されるな!オススメプロバイダはGMOとくとくBB

モバイルルーターを使用してインターネットを利用するには、プロバイダ契約が必要になります。固定回線で言うところのフレッツ光やeo光のようなものですね。

ルーターのNAD11自体はUQWiMAX社の製品なんですが、プロバイダは自分で決めることができます。それで、WiMAXの電波自体はどのプロバイダを選んでも同じなので、選ぶ基準としては単純に料金で比較して選ぶのが良いでしょう。問題は、各社ともにキャッシュバックやプレゼントなどのキャンペーンを展開しているので、実際の使用料金が見極めづらい所にあります。

例えば価格.comなんかは、1年目のみ月額実質1031円という、一見すると圧倒的な低価格を打ち出しています。

最初のキャッシュバックと初月無料の分を差し引いての実質価格を表示しているので、かなり注意深くページを見ないと気づきませんが、実際月々いくら掛かるかというと3908円です。

本筋と外れるので細かい比較はここでは控えますが、個人的には月々の負担が最も少ないGMOのプランをおすすめします。年度末はキャッシュバックが最も多いですしね。


実は価格.comの方もGMOとくとくBBとの提携プランなんですが、直契約の方がひと月単位の支払いは安い計算となります。

【追記】プロバイダ毎の比較記事更新しました。
WiMAXの複雑なキャンペーンに惑わされるな!!モバイルWi-Fi徹底比較

スマホユーザーはなおさらポケットWi-Fi!!

ポケモンGOやパスドラ、ニュースアプリを普段から利用している人は充分知っているでしょうが、これらのアプリは、外を歩き回って電波を通信し倒してなんぼです。

自宅回線としてポケットWi-Fiを契約しておけば、外に出るときはバッグにポケットWi-Fiルーターを忍ばせておけば通信制限も怖くないですね。固定回線と違ってまさに一石二鳥。

結論:モバイルルーターは自宅で固定回線の代わりとしても充分に使える

photo credit: LoKan Sardari via photopin cc

と言うわけで改めて結論ですが、もはや自宅のネット環境に固定回線契約は不要だと思います。月々の料金で見てもモバイル契約のほうが安いですしテザリングも広がりつつある今、少なくとも個人契約レベルではフレッツやeoなどの通信業者は縮小していく流れになりそうですね。

今現在固定回線契約をしているならともかく、引っ越しの際はこれからの時代は安価なWimaxでネット環境を整えることをオススメします。

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