こんにちはER看護師のヨッシーです。
いきなりすごいタイトルでびっくりしたでしょう?!
もう夏も終わりの気配が感じるこの頃です。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今回は私の過去の派遣でのお話をさせていただきます。
私も派遣でいろいろな施設に勤務した経験があります。中で多いのが老人施設です。
デイサービス、ショートステイ、日勤や夜勤などです。
高齢者の方ばかりですので持病をお持ちの方はとても多くしかも一つや二つではありません。
中でも認知症を患っている方はとても多いです。
認知症は認知機能が低下してしまいます。こちらの言っていることは理解できなかったり
異常行動をしたり寝たきりになってしまったりと症状は様々です。看護、介護する側も忍耐と理解がなければ接することが困難になってしまうどころか忍耐、理解が破綻するとどんな事が起きてしまうでしょうか?
その一つに虐待というものがあります。
老人施設での日勤夜勤での出来事
認知症を患ってしまうと、同じことを繰り返し言う、異食してしまう、深夜なのに徘徊ばかりしている、暴言を言う、暴力を振るうなどといろいろな症状に対処するのがとても大変になってしまいます。
そんな時に虐待が起きてしまうのです。ほんの一瞬ですが思わずかっとなってしまい看護介護する側が暴力を振るってしまったり暴言をつい言い放ってしまう。
これが虐待行為の一つです。
私は暴言や暴力はした事がありませんが、思わず瞬間湯沸かし器のようにかっとなってしまったことは多くあります。
皆さんの中にも同じ経験をされた方も多いと思います。
そこで理性が働き大事には至らないということがほとんどだと思います。
確かにこちらの意に反した言動をしてしまうのが認知症の症状の一部分です。
少ない人数でたくさんのことに対処しなければいけない勤務帯だってあります。
夜勤の時はまさにその時ではないでしょうか?
転倒のリスクが高い入居者が忙しいオムツ交換の時間に徘徊して転びそうになる、あるいは転倒して大怪我し救急車で病院へ搬送した、オムツ交換の時に嫌がり中々させてくれない、幻覚や幻聴で大声を出す、帰宅願望が強く施設の外へ出ようとする、家族に電話をかけてすぐにここへ呼んでほしい、食事介助しても食べるどころか口の中から吐き出してしまい食べようとしない拒食する、オムツをはずしてしまう不潔行為。
など。これらはほんのわずかな例ですがこんなことが起きてしまうんですね。
その一つ一つに対処できる時間や人員があるかと聞かれればそれはNOです。
できれば理想的ですが、昨今の介護現場での人手不足は中々解決には至っていないのが現状です。
早く次の部屋に訪室しなければいけないのに行けなかったり処置をしなければいけないのに非協力的だったりこんなことが続けばだれでも嫌気がさしたりかっとなったりもしてしまいますよね。
老人施設で虐待してしまった例
まさか老人施設で虐待ということがあるなんて何年か前にニュースになったのをきっかけに見てびっくりしてしまいました。
施設で働く職員が入居している方を部屋のベランダから突き落として死亡させてしまったことです。
当時は事故死ということで処理されてしまったみたいですが、調べを進めていくうちに突き落としてしまった事が判明されました。
私はこの事を知った時なぜ?という疑問符が頭の中をたくさんよぎりました。
原因は普段から手のかかる方達だったみたいでいなくなればいいと言うのが理由だったみたいです。介護現場の過酷さを垣間見た瞬間でした。それと終の住処として選んだそのご家族や亡くなった方々のご冥福やお見舞いを祈らずにはいられませんでした。
その他の例としてはお部屋でオムツ交換や食事介助の時に頭をはたいてしまう食事を食べさせない、介助者が食事を与えないで自分で食べてしまう。などです。
なぜ今頃このようなことを伝えたのか?
8月に縁あってある老人施設を訪れました。そこの更衣室に貼紙がしてありました。
「当施設で入居者様に対しての暴言、暴力などの虐待は絶対に許しません。悪意はなくとも施設の入居者様の家族が隠しマイクをしかけたということがありました。だから虐待はしないということではなく常にきもに命じて欲しいのです。虐待は許されることではないことを。」
私の勤務するERにもたくさんの老人施設の方が来院されます。病気や怪我を含めてです。
その中にあまり理由がはっきりしない怪我や怪我が治ったあとがある高齢者の方がいてもしかしてということを感じた事がありました。
この問題はまだまだ悲しいことですが後を絶たない事象となっています。
でも私たちは虐待に対して許してはいけませんししては絶対にいけません。
このことは今後重大な課題になってきますね。
癒やされました
では、プライベートな話題に移りたいと思います。
癒しの一つや皆さんはお持ちですか?私はあるキャラクターにはまっています。
同僚に何気なくもらったストラップが始まりです。
それはリラックマです。
この写真はぬいぐるみですがすごくかわいいでしょう!もらったストラップがあまりにもかわいいのでリラックマの催し物があったので訪れてみました。
たくさんのリラックマに会えました。
もう癒やされっぱなしです。愛くるしい表情のリラックマを見ていたら全部連れて帰りたくなりました。写真をたくさん撮影してきたので百聞は一見にしかずです。
実際に見る方が遥かにいいですよ!
リラックマの仲間もいました。
お花に囲まれたリラックマの仲間たちです(リラックマ初心者なのですみません名前は忘れてしまいました。)この子達も可愛いでしょう!
あるデパートでの催し物でした。
この催し物は9月にも埼玉県の所沢でも開催されるみたいです。
勤務表を見たら私は仕事で行けない事がわかり大変残念に思いました。
私のバックにはリラックマのストラップが付いています。見るだけでもホッとします。
あまりこのようなキャラクターグッズには興味は全くありませんでした。
でもこれからはハマってしまいそうでとてもこわいです(笑)。