2017年10月看護師日記 ~DMATの研修に行ってきました~

こんにちは。ER看護師のヨッシーです。

今年の気候は何か変ですね。雨ばかりで。季節外れの台風もすごかったですね。

今月も看護師日記始めさせていただきますね。

DMATの研修に行ってきました。

DMAT隊員は一度資格を取得すると永久に資格が得られるというものではなく5年間の有効期限が与えられその中で資格を更新するための研修や訓練を受けなければなりません。

DMATの研修はどのような訓練か?

訓練や研修の内容は様々です。資格を持った隊員が集められ約2日間にわたり資格更新するための座学と演習を繰り返したり実際に装備をつけて広域搬送訓練を自衛隊の基地を使って訓練したりします。

ヨッシーが今回受けてきた訓練は技能維持訓練という訓練で全部2回受けないと5年間の隊員資格である有効期限を更新できないという内容のものです。

チームを編成する医師、看護師、事務員など大勢が集められグループごとに座学や演習を繰り返すというものです。

災害の対応も時代とともに変化する

災害の種類にもいくつかあります。

地震や台風、津波などの自然災害。大規模な航空機墜落事故。

サリンやVXガスなどを使用する科学テロ災害など。

災害に対する対応は同じではありません。シーンに合わせた対応がいつの時代にも求められ進化しなければなりません。私たちDMAT隊員にも同じことが言えます。

災害現場のシーンに合わせた対応する知識や技術が必要です。

例えばですが今回私が強く感じたのはツイッターで少しだけつぶやかせて頂きましたが情報についてです。地震を例にとると外傷などで怪我をした方がたくさん発生します。

そうなると日常の医療提供のバランスがたちまち狂ってしまいます。

すなわち怪我をした方々が多すぎて病院などで受け入れることができるキャパシィティーを大きく超えてしまうことになります。

それだけではなく病院だってそこで働くスタッフの方々も被災します。そうなるとどうなるでしょうか?

そこで情報戦略が必要になってきます。

A病院では全く無傷で手術や重症者の受け入れ可能とかB病院は病院が倒壊し全避難の状態、C病院ではガス、水道、電気は止まってしまったが自家発電で3日間は軽症のみ対応可などという情報もすごく大切です。

またDMATどこのチームが装備をどのようなものがあって出場が可能か否かという情報も大切になってきます。

この情報はどのように得られるかというとEMIS(Emergency Medical Informathion System)日本語だと広域災害救急医療情報システムというものです。

参考サイト:広域災害救急医療情報システム(EMIS)について

端末があり全部の医療機関に配置しているわけではありませんが10インチくらいの大きさのタブレットタイプでそれに情報を入れると国に送られどこのチームを派遣するかまた被災した病院の情報を元に近隣や他府県の医療機関の空床情報を元に傷病者の状態に合わせて搬送先を決めるなど多くにわたります。

通信のこと

東日本大震災では携帯電話、固定電話、インターネット、万能だと言われる衛星電話でさえ使用ができなくなったと言われています。

そこで普段趣味として使っているデジタル簡易無線は資格が入りませんが特殊無線技士の資格が必要な通信システムの取り扱いです。

普段私たちが趣味として使っているデジタル簡易無線や広域ではアマチュア無線家などが情報交換したということもある動画サイトで見ました。

DMATでも特殊な通信の手段を学ぶ機会ができました。

災害時において情報を制することは災害を制するとまで言われています。災害現場ではないけれども皆真剣にそして出場に備えて頑張っています。

遅めの夏休みがきた〜!

10月の終わりはヨッシーが待ちに待った夏休みがやってきました。本当はもっと早く取りたかったのですが田舎に帰省する人やお盆で実家に帰る人や旦那さんの会社の休みに合わせてとる人が職場には多かったので毎年私の夏休みはこの時期になってしまいます。

今回はその夏休みを利用して伊香保温泉に行ったお話をさせて頂きます。

日常から離れることも大切

普段は忙しく緊張を強いられる職場にいるとリフレッシュすることがいかに大切かということが改めてよくわかりました。何気なく行くことを決めた旅行ですがとても楽しくまた天候にも恵まれて気持ちのいい時間を過ごすことができました。

高速道路で群馬を目指します。今は交通の弁がすごくいいので目的地である旅館には1時間と少しで私が住んでいる首都圏から到着してしまいました。

必須アイテムである無線機は忘れません。今回は市民ラジオを持参しました。

下の写真は宿泊する旅館の庭園です。

純和風という言葉がぴったりな綺麗な庭園で見ているだけでもうっとりしてしまいます。

食事も会席料理でしかも豪華。少し食べ終わると次々と運ばれてきます。伊香保温泉は山の中なので山の新鮮な幸をふんだんに使った野菜、川魚のお造り、地元の牛を使ったすき焼きなど食べ終わった頃には妊婦さんのようにお腹が出てしまいました。

夕飯の前には温泉に入りました。あいにく写真はありませんが露天風呂があり景色も最高で夕方でしたが山々が見えて夕日に染まってなんとも言えないほど綺麗でした。

夜は疲れていたせいか少しタブレットで動画を見ながらいつのまにか寝てしまいました。

お部屋の中も旅館の中もいたるところに心使いが見られてまたそこで働く方々の接客に対する精神も素晴らしいものでした。

この精神もまた見習うべきと強く感じました。

夕食の時に朝食の時間を予約し8時30分と予約しましたが寝坊してしまい9時近くになってしまいました。

でも嫌な顔一つされずにすぐ美味しい朝食が運ばれてきました。

朝食なんて普段は食べないのですがこの時はヨッシーの食欲に火がついてむさぼるように食べてしまいました。

朝食です。ここでも会席料理ですのでたくさんゆっくり楽しむことができました。すべての料理に対して星100万個それ以上でした。

すぐに帰るのはもったいない

11時にチェックアウトして榛名湖と榛名山の方に向かって見ました。まず到着したのが榛名山のすぐ下にあるロープウェイです。

乗って榛名山の頂上を目指しました。

すぐについて寒いかなと思いましたが意外に暖かく感じてびっくりしました。

趣味の市民ラジオの運用もしてみましたが更新できずでした。

素晴らしい絶景です。景色の気持ち良さを満喫してくだってきました。

次に向かったのが榛名湖です。

水が澄んでいてとても綺麗でした。ボート乗り場もあり遊覧船もありました。最後にこの近くのおみやげ屋さんでアイスクリームを食べておみやげもたくさん買って帰ってきました。

またこんなリフレッシユ旅行に行きたいと強く思っています。皆さんもいかがでしょうか?これほどリフレッシュすることが最近はありませんでした。強くお勧めします。

⇒伊香保温泉 観光サイト