看護師国家試験対策【勉強法について】

毎年2月は看護師国家試験受験の月ですね!

この日を目指してまた合格を目指して多くの看護学生の方々が受験します。私もその一人で毎年この時期になると多くのことを思い出します。受験日の当日のこと合格発表の日など思い出すと辛かったことも多かったので自然に涙が流れてくることもあります。

参考:看護師国家試験の思い出【働きながら看護師試験に合格するには】

ひたすら看護師国家試験合格を目指して

看護学校に入学すると目標は卒業と看護師国家試験合格を目指します。卒業ができないと看護師国家試験を受験することができません。せっかく看護師国家試験を合格しても卒業するための単位の修得ができなければ全てが水の泡と消えてしまいます。実際に頻度は少ないのですが、看護師国家試験を合格したのに実習の再レポートが基準を僅かに満たすことができずに卒業が取り消された同級生がいました。当然国家試験合格も取り消しです。

個人個人で違う看護師国家試験受験対策

国家試験の受験勉強はどんな方法が良いのでしょうか?病院実習に訪れた実習生に時々聞かれます。

ですが、一番いい方法なんてありません。あるとしたら余裕を持って早めに自分なりの対策を立てることです。学校によっては1年次から国家試験対策を行っているところもあります。私が通学していた学校では毎月国家試験対策として過去問のプリントが配られ解答と解説がついていたので非常に勉強の指標が立てやすかったですね。受験の直前までそのプリントを中心に勉強をしていました。

あとは一冊でいいので問題集を購入した方が良いでしょう。毎年傾向と対策が謳い文句がある参考書や問題集がたくさん出ています。

問題集を選ぶポイントとしてはあまり古いタイプの物を選ばないことです。例えば10年前の過去問がのっていても参考になりません。国家試験の内容も医学の進歩や看護学の進歩に伴い旬な内容が出ます(似たような問題が出る場合もあります)。

豊富な問題と解答が付いているのは必須ですが問題の解答に詳しい解説付きの問題集がいいと思います。なぜならただ解答を覚えても応用が効かないからです。そして解説が詳しければ覚えなければならないポイントや覚えなければならない数値なども書いているからです。

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問題集を有効に活用しよう

ただ漠然と問題集の問題を解いても頭の中には入りません。どうしてこの解答なのかを解説を参考にしながら自分なりに導き出すのです。そうすると応用が効いて日常の看護にも役立たせることもでき看護師国家試験対策にも非常に有効だと思います。

しかしどんなにいい問題集を購入しても途中でやめてしまったり途中で違う問題集に変えてしまっては意味がなくなってしまいます。同じ問題集をやりきってしまうことは大切ですが同じ問題集でいいので繰り返しやってみることです。そうすると頭の中に結構入ってくるのでそれが自信につながります。

いけないことは看護師国家試験まで時間がないのにあれこれと色々な問題集を本屋さんで買ってきて中途半端に手をだしてしまうと焦りが非常に大きくなります。

その他の対策として

看護師国家試験対策は看護学校に入学した時から始まります。それは肝に銘じてくださいね。受験対策のセミナーなども時間があったら積極的に参加してみてください。ポイントをわかりやすく要点を解説してくれるのでとても参考になりました。

看護学校によっては学校自体で受験対策のためのセミナーを夏休みとか冬休み、春休みなどの長期休みの間にやってくれるところもあるので参加はしてみる方が良いでしょう。

看護師国家試験に対して臨むこと

「国家試験なんてまだまだ先の話さ」なんて思ってはいませんか?または思っていたことはありませんか?年月の流れはとても早いものです。早めの対策と「絶対に卒業して国家試験は合格するぞ!」という強い気持ちも大切です。