看護師の転職時の面接対策について【どんな質問をされるのか?】

看護師でなくても面接や面接試験というものを何らかの形で受けられていると思いますしこれからも受けると思います。

面接や面接試験は学科試験では見ることができない人物像を見ようとします。学科試験では優秀だったが実際の本人はどんな人物なのだろうか?またその逆に学科試験ではイマイチの成績だったが人物を見たら非常に素晴らしかった。など試験官の印象も変わってきて採用、不採用は面接や面接試験で決まってしまうといっても過言ではありません。

看護師が面接や面接試験を受ける時

まず職場の上長から面接を受ける場合がありますね。

しばらく働いてみてこれからどうしたいのか?何かやりたいことや希望があるのか?仕事で何か感じていることや困っていることはないか?

そしてある程度職場での働きを評価する場合があります。面接は何も就職や転職時にするだけではないのです。

しかし就職試験や転職時の面接試験はだいぶ違います。

どんな目的で就職や転職を考えているのだろうか?どんな人物なのだろうか?試験官の見たいことはこの二つを大きく見るのではないでしょうか。ここに就職あるいは転職はなぜしたいのか?必ず聞かれますよね。

ネゲティブな発言をしてしまったら印象も悪くなってしまいます。

例えば人間関係が悪い、残業ばかりで定時で帰れない、給料が安い、仕事がつまらないなどです。

人間関係が悪い。これはどこでもあることです。こんなことを言ったら少しくらいの人間関係でもめてしまったらまたすぐにやめてしまうのではないだろうか?と試験官は思ってしまいます。

残業ばかりで定時で帰れない。看護の仕事は時間の通りにいかないことの方が多いです。

一ヶ月の残業が何十時間もあれば別ですが多少の残業はあると思います。これもまた残業があるとやめてしまうだろうなと試験官は感じます。給料が安い。看護師といえども生活がかかっています。お金は大事ということもよくわかります。ここより給料がいいところがあったらやめてしまうのではないだろうかとこれもまた試験官はそう考えます。

仕事がつまらない。仕事は楽しいのがベストです。時として嫌な仕事やつまらない仕事もでてきます。こんな答えもやはり程評価となってしまうのではないでしょうか。ネガティブな答え方をしなければおおかた大丈夫かなと個人的には思います。

私の面接体験談

看護師として転職時の面接は何回か受けたことがあります。

私が転職した時の面接試験の出来事をお話しさせていただきますね。

まず聞かれたのはこの病院についてどこまで知っているかを聞かれました。ホームページなどをよく見てチェックしておいてくださいね。次に家族構成やここまでの通勤時間でした。その後は趣味ですね。

最後の方になって核心に迫ってきます。あなたにとっての看護はどういうものか?この病院に転職したい動機は何か、転職したらどんなことがしたいか、希望する部署はないかなどでした。

このときどうしても救急部門で仕事がしたかったので

「救急部門で是非働かせてください!救急部門以外の配置ならこの病院に転職したくありません!」

とはっきり言ってしまいました。

後日談なのですがこの発言で採用を決めてくれたそうです。

参考:私が転職を成功させた方法【DMATになるまでの経緯について】

看護部長も人事課の面接官も言葉を濁していいことばかり言っている人が多い中、言いたいことや希望をはっきりと言える威勢のいい看護師と感じたのでその力で大いに力を発揮してくれるだろうと思ってくれたそうです。

面接が終わっての帰り道少し強引で勝手なことを言ってしまったかなと少しだけ後悔しました。しかし他の部署に配属されて悶々と仕事をするよりは自分の好きな部署で働いた方がいいなと心の中でつぶやきました。

皆さんは真似しないでくださいね。でも希望など例えば循環器を得意とするから循環器病棟がいいとか手術室の仕事がしたいから手術室がいいとか理由も添えてはっきりと投げかけてもいいと思いますがケースバイケースなのでよく考えてからにしましょう。

私はまだこの病院でER看護師としてDMATの隊員として希望が叶ったので忙しく大変ながらでも一生懸命に楽しく働いています。