看護師の転職を繰り返すメリットとデメリット 

アメリカの場合ですが転職をすればするほど評価が高くなると聞きました。それだけ多くの職場で通用する力を持っていると評価されるみたいですね。

ところが日本ではどうでしょうか?転職の数が多ければ多いほどその評価が下がり面接試験などで必ずなぜこんなに転職をしたのか?辞めた理由はどうしてか?を聞かれます。そしてどうせ雇ってもここでも長続きせずすぐ辞めてしまうのではないか?と思われる低評価となることが多いのではないかと思います。

看護師の転職について

今は転職サイトなどを見たり病院や施設などのホームページなどを見るとほとんど求人情報が手に入ります。私自身で恐縮ですが全部で4回転職をしています(病院の場合ですが)。年齢制限のあるところもありますが求人は多くあると思います。転職サイトも山ほどあり選ぶのが迷うと思いますが、問い合わせをしてみて対応がいいところにしたほうがいいと思いますが大手で名が売れているところなら間違いはないと思います。

参考:おすすめの看護師求人サイトランキング

ホームページを持っている病院や施設ならメールや問い合わせホームがあるので気軽に聞きたいことが聞けると思います。要するに転職先を検索したり見つけることは現段階ではそんなに難しいことではないと思います。

転職をする場合のメリットについて

まず先ほどお伝えしたように転職先を見つけるのにはそんなに難しくはないということがあげられますね。そして面接でよっぽど酷い印象を先方に与えなければ転職できる可能性は高いかなと思います。

私も4回転職していますが、4回の転職の中で即決(面接が終了した時点で雇用したいと言われたこと)が実に3回ありました。これはあくまでも私の場合で誰もそうなるとは限りません。経験を積んでいけば次第にやりたいことや目標ができてきます。

例えば透析看護がしたい、手術室で働きたい、急性期病院ではなく老人施設で働きたい、生活に直結したものでは年収が高いところに行きたい、自宅から近いところがいい、院内保育があるところがいいなど自分にとってやりがいや好条件なところに転職したりすることができると思います。

転職をすれば前職での経験が生かされたり新しいところでのスキルアップができそれらは看護師として生きていく間は宝物になります。満足のいく転職ができれば生活に張りが出てきたり充実感が強く感じることができ看護師生活が楽しくなることでしょう。転職のメリットとしてはこんなところでしょうか。

転職のデメリット

転職をすると一番苦労をするのは経験上では人間関係ではないかと思います。まわりは新しい環境と初めて会う人たちばかりでどんな人かわからず気を使い最初は仕事の疲れより気疲れが多いと思います。それを乗り越えることができるのにはしばらく時間がかかると思います。

参考:看護師の先輩、後輩との人間関係をうまくするためのコツ

そして同じ看護の仕事でもそこのシステムややり方に慣れなければならず覚えるまで苦労があります。そんな中インシデントを起こしてしまうことがありますので注意が必要です。それと転職をしたが理想と現実が違うということが多々ありますので後悔しないようにすることが重要です。

これから転職を考えている方達へ

転職はお伝えしたように(もっとたくさんあると思いますが)メリットやデメリットがあります。自分はなぜ転職したいのか?なぜ職場を変えたいのか?深呼吸して落ち着いて考えないといっときの感情論や思いつきでの転職は後悔することになってしまうかもしれません。時間を後戻りさせることは不可能です。

ただ単に人間関係が嫌だとか嫌いな人と仕事がしたくないから転職するなどの軽率な理由での転職はしないほうがいいと思います。人間関係や自分にとって嫌な人間はどこの職場に行っても必ずいると思います。そんな理由での転職はきりがありませんからね。自分にとって良い転職とその目標が定まっていればデメリットに負けない価値が生まれると私は思っています。