看護師のお正月休みについて【看護師の休日の取り方】

看護師の仕事を長くしていると休日の感覚というのが時々わからなくなります。なぜなら休日出勤や祝日の出勤が多いからです。

看護師の休日のとり方について

病院や有床クリニック、老人施設などは入院患者さんや入居者の方がいるので看護職員が一斉に休むことはできませんよね。そこで交代で休みをとることになります。

勤務している看護師も年代も背景も様々です。独身か既婚者か帰省しなければならないのかなどが絡んでくることが経験上多かったです。今もそれはあまり変わらないと思います。お盆休みやゴールデンウィーク、年末年始、夏季休暇などの時期にはやはりお休みをとりたい、とらなければならないという方も多いのでしょうか?皆さんの職場でも休みをとれる人数も限られていると思います。

例えば来月の第一日曜日に休みを希望している人が五人いるとします。日勤の体制や夜勤の体制にもよると思いますが五人が一斉に休みを取ってしまったら勤務が回らなくなってしまわないでしょうか?勤務表を作る師長や主任は頭を痛めてしまいます。このような光景は多く見たことがあります。

このような場合はやはり希望をだした当事者同士が話し合い他の日にずらすとか歩み寄りが大切になります。それができなければくじ引きやジャンケンで決めるしかありませんね。休みの希望は三人までとか規制を設けていてもすぐそれをオーバーしてしまいます。決まった休みがないのでそれは仕方がないのでしょうか?といつも感じてしまいます。

お正月休みも故郷に帰省する人家族で海外旅行する人などがやはり優先になってしまいますね。おやすみのとり方などはこんな感じでしょうか?多分全国共通だと思います。

民間企業や普通の会社員の方たちならそれらの悩みはないと思います(完全週休二日の場合)。逆に民間企業や普通の会社員の方たちが看護師のお休みのとり方を知ったらびっくりするでしょうね。

看護師のお正月休みの過ごし方は?

看護師ならお正月休みは夜勤や日勤、夜勤明けなど仕事の方が多いと思います。お正月休みの過ごし方は仕事になってしまうことが多いので海外旅行に行ったり長期で故郷への帰省ができなくなってしまいます。家でごろごろしたりテレビを見たり恋人がいれば近場に出かけたり家のことをしながら過ごすと思います(私は長年そのパターンです)。そのかわりですがみんながお正月休みが終わった後に休みをとることができると思います。

その方が交通の帰省ラッシュやUターンラッシュにぶつからず旅行代金も多少安くなるとは思いますがそんな利点もありますね。看護師を続ける間は自分の思った通りの休みはとれないと覚悟をしておいたほうが良いかもしれません。

企業に勤務する看護師や診療所(入院施設のないところ)デイサービスなどに勤務する看護師は多少お休みはとりやすいかもしれません。

もしプライベートを充実させお休みを十分とりたい場合はそのようなところに勤務するか看護師という仕事をしないで別の仕事をするしかないと思います。仕事を優先させるお休みのとりかたをするか仕事よりもプライベートを優先させて仕事の活力とするか?どちらがいいとは言えません。個人個人の考えとライフワークによると思います。

あなたならどちらにしますか?

看護師として就職する場合、お休みの条件も記載されていると思います。入職してからお休みが取れると書いてあったのに半年先まで有休は取得できなかったとか希望のお休みは先輩たちが優先で思うように休めなかったとか週休二日とうたっていたのに違っていたなどお休みに関するトラブルは意外に多いものです。就職や転職の時はよく確認しましょう。

ライフワークにあった休日を取得して仕事への活力としたいものです。

参考:特徴がある看護師の休日プライベートの過ごし方